「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2015.6.8)ハイヒール


2015年の今日、2月14日に、スンウォン氏のバレンタインデーファンミーティングが開催されました。奇しくも同じ日に、スンウォン氏の主演映画「ハイヒール(邦題:ハイヒールの男)」が日本の映画館で初公開されました。

「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ、今日は映画「ハイヒール」の韓国公開時の、スンウォン氏のインタビュー記事をご紹介します。


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップチャスンウォン あの日にタイムスリップ


[web記事]ハイヒールを履いた女装男チャ・スンウォン、この厄介な発想を実際にやってみたら…
2014.6.8 NEWSIS

チャスンウォン


映画「ハイヒール」(監督チャン・ジン)で熱演した俳優のチャ・スンウォンが5日午後、ソウル鍾路区三清洞(チョンノグ サムチョンドン)のあるカフェでインタビューをした。

表面は男性で、内面は女性だ。一人で十一人を倒すほどの強さを持つが、以前から女性になりたい欲求があった。映画「ハイヒール」で、俳優のチャ・スンウォン(44)は持って生まれた性と内面の性をめぐって絶えず葛藤した。

チャ・スンウォンはこの映画を「耐えてみよう」という気持ちで始めた。「複雑な内面の葛藤をどの程度まで表現したら、観客が認知するか悩んでいた。多くの方が”ジウク”の心を感じなければならないが、度を越したら変になる。戯画化された人物のように誇張されているのは徹底的に排除した。幸い、チャン・ジン監督が私の顔の裏にある別の顔を発見したようだ。膨らませなくても女性の姿を詳細に表現してくれそうな信頼があった」

チャ・スンウォン印の女装は成功だった。映画前半で、チャ・スンウォンのぎこちない化粧に喜んでいた観客の反応は、後半にいくほど同情へと変わった。太い腕にすばらしい腹筋を持つ彼の女装に「きれいだ」という感嘆詞があちこちからあがった。チャ・スンウォンも「人々に映った演技のカラーや色感が共感を得たようだ。キャラクターの力を信じている」と満足していた。

チャスンウォン


女装の演技も心から向き合った。「モデルを長くやったからそうなのか、ハイヒールを履いて歩くのは大変ではなかった。女性モデルたちを見て、覚えていたようです。その時に見た通りに真似ました。女装も、スタッフたちの助けを借りて、それなりによくできた。あまりきれいでなくても乗せられた。眉毛もほとんど剃ってたくさん努力した」

その一方で、「女性に生まれてみたいと思ったことは全くない」と明らかにした。「私の中には男性的な姿が多分にある。だからといって、男性の中の女性性について理解できないというのではない。最初に人は両性を与えられたと思う。その中の一部の人は女性、一部の人は男性の性格があるのだ。しかし、性と合わない場合、衝突が生じることがあると信じている」とした。

チャスンウォン


この映画で初のアクションにも挑戦した。チャ・スンウォンは「本当に大変だった」と首を左右に振った。「練習をたくさんしても、現場で新たにリズムを合わせなければならない人物がいる。また、人間だから、リズムが合わない時もあった。少しだけ間違っても負傷する。テーブルで戦うシーンもそうだった。水が流れるので滑りやすく、衝撃を吸収できる床面がないため、危険だった。撮影して、膝を痛め手首も脱臼した。肩も痛めた。全治8週間?体感負傷は1年だった」

チャン・ジン(43)監督と親交を深めてからいつの間にか20年だ。映画「拍手する時に去れ」(2005)、「息子」(2007)でも監督と俳優として仕事をした。しかし、今回の作品の提案が入ってきた時、初めは「ノー(No)」だった。「監督が性少数者に対する大きな比重を語らなかった。また、ジウクという人物が結婚して赤ん坊もいる人物だった。理解できなかった。結婚したのが無責任だと考えた」

チャスンウォン


チャン監督はシナリオを修正して、またチャ・スンウォンに渡した。それで「オーケー(OK)」を得た。しかし、チャ・スンウォンの要求はここで止まらなかった。「アクションはスタッフたちに任せてほしいと言った。デザインは武術監督がして、練習は私がするから、現場で口出しをしないでほしいと。代わりにデモテープが出てきたら、その時に感情線を調節してほしいと言った」ということだ。

「親しい人の前で演技するのは不便だ。私の武器を知っているからね。今回の現場では話もほとんどしなかった。今までのチャン・ジン監督との作業とは違っていた。私たちがこの映画の結果についてどのような評価を受けるか分からないし、再び一緒に仕事をするかは分からないけれど、以前の慣れた行動を踏襲しないようにしようと言った。気持ちの良い緊張感だった」

チャスンウォン


「ハイヒール」は今まで見られなかったチャ・スンウォンの顔を引き出した。「慣れというものが年をとるにつれて嫌になり始めた。私だけができるキャラクターをしたい。映画はお金と二時間の時間を割いて見てこその文化だ。好むと好まざるとにかかわらず、観客は投資してそこを訪れる。その期待感を満たさなければ悪口が出てくる。映画を撮る立場として、とても慎重だ。次の映画を撮るとしてもも、普遍的なのはしないと思う。今まで見てきたチャ・スンウォンの顔ではない、新しい顔として期待を増幅させることができるキャラクターを探したい」という気持ちだ。

真摯な答えの中で「面白味」がにじみ出た。しかし、「ハイヒール」に限ってはコメディーを譲った。「喜劇がとても好きで喜劇を愛している。喜劇がうまく行かない俳優は俳優として認められない。一流俳優の中で、喜劇ができない俳優はいない。幸い、今回の映画ではオ・ジョンセという素晴らしい俳優がコメディーを満たしてくれた。私はエレベーターのシーンで笑わせられたら満足だ」

チャ・スンウォンはSBS TV「君たちは包囲された」の撮影のためにうたた寝をしながらも、エネルギーを噴出した。「ドラマ撮影でバラエティーができないのが残念だ」と、冗談まで言いながら…。

(NEWSISの記事を翻訳しました)

*この記事はNEWSISのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

ファンミーティングから一年、そして映画「ハイヒール」の日本公開からも一年が経ちました。

女性になりたい刑事という、今までのスンウォン氏の芸歴からすると考えられないような役を引き受け、自らの容姿や性にギャップを抱えながら、迷い、悩むユン・ジウクという人物を見事に演じきりました。

「ハイヒール」は、アクションノワールと呼ばれるジャンルの映画だそうで、スンウォン氏のアクションシーンはまさに身体を張ったキレのあるアクションでした。スンウォン氏と同じような背格好のスタントマンが見つからず、やむを得ずスンウォン氏自身が激しいアクションシーンも撮影したと、別のインタビュー記事で語っていたのを読みました。

ケガも多かったようで、この記事の中にも痛々しいケガの数々が挙げられていましたね。映画の中でのアクションシーンは、血だらけのシーンが多くて、目を覆いたくなる部分もあったのですが、単なるアクションではなく、どこか美しさも感じられました。スンウォン氏の周りだけ時間が止まったような、血みどろなのにどこか清々しささえ感じるような、そんなアクションシーンでした。

チャスンウォン 하이힐の男 ポスター


チャン・ジン監督とは、長年の親交があるだけに、映画についてもスンウォン氏がいろいろな要望や意見、アイディアを出したようですね。監督と話をしながら、ひとつひとつ納得してから演技に入っていく、スンウォン氏の仕事のスタイルが見えるような記事でした。

映画については、普遍的なものはやらない、と語っていたスンウォン氏ですが、同時に喜劇は好きだと語っているので、コメディーは今後も期待ができそうな感じですね。普遍的ではなくて、コメディーで、今までのスンウォン氏ではなく、新しい顔として期待を増幅させることができるキャラクター…この条件式だとどんな回答が導き出されるのでしょうか?

ラブロマンスなんかが見たいなぁ、というありきたりな願望を持ち続けながらも、きっとスンウォン氏は次回作も私たちをアッと驚かせるような役を選ぶのだろうなぁ、という予感がしています。さて、スンウォン氏の選択はいかに?

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Comments 6

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みらい  

いつも読んでいて心が温まるようなスンウォン愛に満ちた記事をありがとうございます。もちろん、写真も見応えがあって、このブログがそのまま「週刊スンウォン」になってもいいくらいだと思います。本当にありがとうございます。
 まだ、CityHallどまりで、最高の愛とキム・ボンドゥ先生にたどりついていません。スンウォン氏が表紙の韓流ぴあを買ったらなんとポスターが。これを壁に貼るかどうか(K-POPのファンなので、そのポスターが既に貼ってあります)。スンウォン氏は大人だから、ポスターとはいえ、毎日顔を合わせる?のも気恥ずかしい。スンウォン氏のまなざしを直視できそうにありません。

2016/02/15 (Mon) 21:07

管理人  

みらいさん、コメントをありがとうございます。

ブログを楽しんでくださっているようで嬉しいです。「シティーホール」の余韻にひたっているところでしょうか?スンウォン氏の過去の作品は逃げませんから、ゆっくりと楽しんでくださいね♪

これから「最高の愛」が待っているなんて、考えただけでもワクワクします。トッコ・ジンの溢れんばかりのパワーは、みらいさんの目にどんなふうに映るでしょうか…。

韓流ぴあのおまけのポスターは、スンウォン氏がまっすぐこちらを見ているポスターでしたね。毎日顔を合わせるにはちょっと照れますね♡

K-POPのポスターの横に張るもよし、ひっそりしまって時々引っ張り出してニンマリするもよし、せっかくのポスターですので存分に味わってください!私は時々引っ張り出してニンマリ派です(笑)

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2016/02/15 (Mon) 22:07

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2016/03/08 (Tue) 08:37

管理人  

「ブログを読んだり書き込みをしたりすることは初めてで」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

はじめまして。スンウォン氏に出会ってまだ1ヶ月ほどとのこと、このブログを見つけて勇気を出してコメントを書き込んでくださって本当に嬉しいです。どのコメントも楽しんで読んでいますが、新しいファンの方からのコメントは特に嬉しく感じます。

スンウォン氏の動画を気に入ってくださったようでありがとうございます。またいつか素敵な曲を見つけて、新たな動画を作りたいと思っています。

ブログの更新やコメントへの返信は夜が多いですが、このブログは24時間お好きな時間に楽しんでください。記事もたくさんありますから、スンウォン氏の魅力に触れて、もっともっと好きになってくださいね。一緒にスンウォン氏の活躍を楽しみましょう♪

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2016/03/08 (Tue) 21:57

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2017/07/16 (Sun) 16:55

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「生来の美しさも含めて、彼にしか出来ないユン・ジウクでしたよね。」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

初恋を無残な形で失い、それをずっと引きずって大人になったジウクの喪失感や絶望を、スンウォン氏は静かに、時に激情を見せながら演じきりました。トランスジェンダーという聞きなれない言葉の意味をこの映画で知り、初めは敢えて難役に挑んだスンウォン氏の選択を信じられない思いでいました。

映画は血みどろのシーンが多く、目をそむけたくなるところもありましたが、アクションシーンでは、ジウク生来の屈強な身体を使った爆発的な破壊力を、そして女性になりたいという願望を満たすために洋服を選びメイクをするシーンでは、華やいだ乙女心を見せてくれました。

スンウォン氏が演じた見事な二面性は、ジウクの心の中の葛藤をそのまま投影しているようで、むき出しの生傷をみるような、胸が締め付けられるような思いがしました。

今までに多くの作品を共に作ってきたチャン・ジン監督とスンウォン氏が、お互いをよく理解したうえで生み出したこの作品は、全編を通して独特の雰囲気が漂い、スンウォン氏の演技が観客の心をつかんで離さないものに仕上がっています。

敢えてこの役を選んだ理由は、映画を見終わった後に十分に伝わってきました。私たちが見たいと期待する、かっこよくてセクシーな役よりも、スンウォン氏はきっと、役者として新たなタイプの役柄に挑み続けたいと思っているのかもしれません。

役者として常に向上心を持ち、開拓者のように演技の世界を進んでいくスンウォン氏こそが、「俳優チャ・スンウォン」の真の姿なのではないかと思います。

「スン欠」は「スンウォン氏欠乏症」の略とでもいいましょうか。次の作品やイベントを待つ忍耐力は、ファンに不可欠なものの一つです。待つことができた者だけが味わえる、極上のチャ・スンウォンを期待して、今日もまたじっと待ち続けます。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/07/17 (Mon) 12:55

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