ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第27話)


ミニ光海くん 華政あらすじ紹介


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第27話をお届けします。

ミニ光海くん


<27話>

私はお忍びで宮殿の外に出て、後金(コウキン)の使者と会っていました。

「もし王様が朝鮮の捕虜を生きて引き取りたいのならば、約束の日までに答えをください」使者はそう言いました。私は彼に挑戦するように聞きました。「もしそうしなければ、捕虜を殺して返すというのか?」

「我々の君主は決定したことを変えないでしょう。それよりも朝鮮の重臣たちが受け入れるかどうかが心配です」使者の落ち着き払った答えに私は少しムッとして、言い返しました。「それは私のやるべきことだ。あなたがたは朝鮮の捕虜を戻す準備をするのだ。そして火器都監の若い役人の名前は帰還者の名簿に載っていなければならない」私は今一度、後金の使者をにらみつけました。

チャスンウォン 華政 光海君


宮殿に帰ると、私は早速会議を開くことにしました。重臣たちを集めるように指示を出しました。

会議の場で私は、後金との取引の内容を伝えました。後金と朝鮮が主従関係になることで、捕虜を返してもらうというものです。案の定、重臣たちは凍り付いたような表情をしました。居並ぶ重臣の中から、軍事を任せる腹心の部下の声がしました。「後金と手を結ぶ?あの野蛮人と?その君主を皇帝と呼べと?王様、どういう意味なのかお分かりなのですか?」

会議の場は騒然となりました。「不可能です王様!この国が後金につぶされようとも、我々はこれを受け入れられません」頭から否定する重臣たちに私は問い返しました。「今、何と言った?この国がつぶされようとも、と言ったか?その言葉に責任が持てるのか?もし我々が後金の君主に返事を送ったら、彼らは捕虜を直ちに解放するだろう。私は喜んで君主に返事を送り、彼らを返してもらいたいと思っている」

「王様、彼らの命が大切ではないと言うのではありません。しかし彼らは大勢のうちの一握りなのです。大勢のために我々は後金に頭を下げ、この国を貶めなければならないのですか?」私は答えました。「ひざまずくよりも頭を下げる方がまだましだ。今日頭を下げて恥をかくだけのことだ。しかしいつかこの国に起こるであろう戦いのことを考えれば、我々は絶望的だ。そんな日のことを考え、今は、兵士たちを連れ戻さねばならない」

重臣たちはさらに反対意見を述べ続けました。ついに私は最後の言葉を重臣たちに伝えました。「お前たちがこうなることは分かっていた。外交部署が既に後金への返事を作成している」重臣たちの反対は収まりませんでしたが、私は彼らに言い放ちました。「もしこれがお前たちと私の最後の会議となったとしても、私の決断は決して撤回しない」

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重臣たちが去った後、軍事を任せる腹心の部下が残って待っていました。「王様、今回ばかりは王様をお守りすることはできません」「ではお前の道を行くがよい」私はそう言うとその場から去りました。

宮殿の廊下を歩いていると、火器都監の役人に呼び止められました。「人々が、王様が野蛮人に頭を下げることを受け入れるのは難しいでしょう。人々は遠い将来のことよりも、今を見るのです。ですから今、受ける恥を王様のせいにするのです」

「しかし王女が待ち望む、あなたの息子はまだ見つかっていないのだ」私を呼び止めた火器都監の役人の息子こそが、火器都監の若い役人なのです。私は続けました。「彼はこの件によって帰還する捕虜の中に含まれているかもしれないのだ」「王様、しかし、それはお忘れください。どうして私の息子の命がこの国よりも大切なことがありましょうか?」

私は万感の思いを込めて答えました。「いや、そうではない。私にとって彼の命はこの国と同じなのだ。私にとって、この国の一人一人の命は国と同じなのだ」

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重臣たちは外交部署に集まって、抗議の座り込みをしていました。彼らの様子を尋ねると、夜になっても退く様子はないようです。私はやむを得ず、兵士を投入して座り込みの重臣たちを移動させるように命じました。するとお付きの者たちが、それでは状況がさらに悪くなるだけであると言って、「王様、どうかお考え直しください」と土下座をするのです。しかし私は考えを変えるつもりはありませんでした。「返事の締め切りは既に定められているのだ。もしそれに遅れれば…我々は捕虜の命を救うことはできなくなるのだ!」

私は、王の親衛隊長に王命として、外交部署の重臣たちを移動させるように命じました。ここでも親衛隊長はこの王命によって私が被る影響を心配しました。「お前はこの王命を拒んだときの影響が分かっているのか?もし返事を後金に向けて出すことができなければ、すべての朝鮮の捕虜が異国の地で死ぬことになる」そこへ王女がやってきたという知らせが入りました。

王女は額に傷を負っていました。それに顔色も悪そうです。王女は火器都監で民衆に石を投げられるという暴挙に遭いながらも、毅然とした態度で正しい道を説き、民衆を説き伏せたことや、今、私が悩まされている後金への返事の件、ひいては私が王座を守ることができるよう、彼女なりに動いていたのですが、私の耳にはいずれの件に関しても何も入ってきていない状態でした。

額の傷と顔色が悪いことを王女に尋ねると、彼女は重い口を開きました。「王様、今日はお願いがあって参りました」

「願い?それは何だ、申してみよ」ところが王女はなかなか口を開きません。私は王女を促すと、彼女の口から思いもよらぬ言葉が飛び出しました。

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「私の結婚についてなのです、王様。私はあの爪を隠した悪賢い獣のような重臣の長男と結婚します。どうかお許しください」

「王女!」私はそれだけ言うのがやっとでした。衝撃を受けた私は彼女の顔をただ見つめるしかありませんでした。

<続く>

※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第27話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第27回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第27回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
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