ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第25話)


ミニ光海くん


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第25話をお届けします。

ミニ光海くん


<25話>

朝鮮の軍隊が戦地へと出発した後、私は火器都監に来ていました。遠くへ行った者たちのことを考えているうちに雨が降ってきました。

雨宿りをしながら、私はつぶやきました。「この雨はどこまで降っているのだろうか?王女と火器都監の若い役人と、そして私の兵士たち…。現地にいる彼らはこの雨を避けられると思うか?彼らは生き続けねばならない。私ができなくとも、彼らだけは。なぜならあそこにこそ朝鮮の未来があるからだ。明(ミン)は絶対にいつの日か滅びる。そして後金(コウキン)が大陸を支配する。この状況で朝鮮を守ることができるのは私一人ではない。彼らなのだ」降り続く雨を見ながら私はため息をつきました。

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私が心配したように、戦地では秘密の王命を受けた総大将と、火器都監の若い役人が揉めていました。私が総大将に授けた王命は、戦地の様子を見て、全軍を撤退させるというものでした。むざむざと大切な兵士たちをこの戦いで失うわけにはいかないのです。これが私の政治生命、王座をも賭けた決断でした。

戦地では王女も交えての作戦が練られていました。明の援助も得られず、最前線で戦うことになってしまった朝鮮の軍隊が、どうにかして生き残り、勝てる道を探れないかと皆が必死で考えていました。

戦いを前にして、火器都監の若い役人は、私が授けた別の王命を実行しようとしていました。それは戦いの状況が思わしくない場合、王女と火器都監の技術者たちを安全に朝鮮まで帰還させるというものでした。彼は王命を王女に伝え、私の思い、そして彼の思いでもある王女の身の安全を守ることを王女に約束したのでした。


ある夜、私はお忍びで宮殿の外に出ました。やってきたのは信頼する重臣が眠っている墓の前でした。私は彼に語り掛けるように口を開きました。「私は何が起こるか予想していたのかもしれない。まだ…遅過ぎはしない」

私は過ぎ去りし日を思い出していました。信頼する重臣が必死で私を止めようと訴えたあの日のことです。「どうか、戻れない道に踏み込まないでください、王様」必死で訴える重臣に私は強い信念を持ってこう答えたのでした。「私は負けない。どんな代償を払ったとしても、私がさらに大きな不正にならざるを得なくても…」

「では王様、私は王様の側にはいられません。私がどんな代償を払うことになろうとも」彼は当時そう言って、私のもとから去っていったのでした。彼の墓を見つめながら、私はつぶやきました。「そうだ、そして私はお前を失った瞬間から準備はできていたのかもしれない」涙がこぼれそうになりました。

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こみ上げてくる様々な思いを噛みしめるように、私はひとりごとのように静かに言いました。「しかし私はそう簡単にはつぶれない。もし私が最終的により大きな不正義にならざるを得なかったとしても、もし私が間違った輩と手を組むことになったとしても、私が王である限り、朝鮮は違った国になるだろう。もし私が目的を達せなくても、いつかはそうなるだろう…」


夜、私は息子と軍事を任せている腹心の部下を呼びました。夜遅くに呼んだ理由を聞かれた私は、大切な話だと前置きして、今は孫娘を私の息子の妻として嫁がせている腹心の部下に、彼女の身の安全に注意しなければならない事を伝えました。そして息子にも同様に伝えました。「そなたも危険に備えてほしい。戦いが王室とこの国に押し寄せてくるだろう」

戦地では最初の戦いで辛くも勝利を収めた朝鮮軍が、火器の威力を実感しているところでした。ところが移動中に後金の伏兵に襲われ、明の軍隊も含め総崩れとなってしまったのです。王命の通り、王女と火器都監が帰還の途についたことを私はまだ知らず、それでも迫りくる大きな不安が宮殿を取り囲むのをひしひしと感じていました。

<続く>

※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第25話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第25回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第25回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


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