ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第24話)


ミニ光海くん 華政あらすじ紹介


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第24話をお届けします。

ミニ光海くん


<24話>

王女が私の部屋にやってきました。ここのところ私の大きな悩みの種となっている、王女が戦地に行くという話題を早速切り出しました。「決心は変わらないのか?」「もし王様が私に行くなとおっしゃるなら、それは私に火器都監を去れと言うことと同じです。火薬は戦地で継続的に生産する必要があります。ですから一人でも多くの技術者が必要なのです。私は王女である前に、技術者なのです。私は絶対に必要なのです」

私は下を向いてため息をつきました。「理解されないだろう。多くの者がお前の選んだ道を批判するだろう」しかし王女の決意は固いようでした。「そうだとしても、私は私のいるべき場所にいます。どうかお許しください、王様」

チャスンウォン 華政 光海君


私は火器都監の若い役人を呼びました。彼もまた、王女を止めることはできなかったようです。私は観念するしかないことを悟り、あることを彼に聞きました。「王女の腕にお前が贈った腕輪があった。これは王として尋ねるのではない。王女の兄として、彼女が愛する者に尋ねるのだ。お前は彼女を守ることができるか?」

彼は真剣な面持ちで答えました。「はい、王様。絶対に。これはあなたの臣下としてではなく、彼女を愛する男としての誓いです」彼の頼もしい答えに、私は大きく頷きました。

私は宮殿の楼閣の上で考え事をしていました。先日、王女が私に言った、“この決断を敗北と捉えないでください”という言葉を思い出していました。私はそばにいたお付きの者に問いかけました。「お前も私が全てのことをやりつくしたと思うか?私の立場でできることをすべてやったかと思うか?」肯定するお付きの者に、私はさらに続けました。「私は終わりに向かっているのではないのだ」そういうと、とある役人を呼び寄せるように命じました。彼ならばこの軍隊派遣で役に立ってくれるでしょう。

お忍びの姿で、私は呼び寄せた役人を待っていました。私は彼に、この軍隊派遣の総大将を命じることにしました。そして彼にある王命を密かに伝えました。念のために、王命を証明する直筆の書状を彼に渡すと、驚いたような顔をしてこう言いました。「しかし王様…これは受け入れられません。もしこれが明るみに出れば王様は…」

チャスンウォン 華政 光海君


この王命は、私が熟慮した結果の決断でした。もしこの王命が実行されることになれば、王として致命傷を負いかねない内容でした。私は全ての危険を承知したうえで、彼に頼みました。「もし、私が言ったことが現実になったら、お前は私の王としての命令に従わねばならない。それが私がお前を総大将に指名した理由でもあるのだ」


秘密の王命を下したことで、お付きの者が猛反対をしました。王として、危険を冒すことになるこの王命が実行されれば、王座すら危うくなると心配するお付きの者に、私は決意を伝えました。「だから私は全てを賭けて最後まで最善を尽くすのだ。それが私がここにいる目的でもあるのだ。私は軍隊派遣を止めることはできなかったが、この王命こそが私の軍隊の犠牲と、朝鮮での戦いを止めるただ一つの道なのだ」

いよいよ出陣の日を迎えました。出陣式に臨んだ私は、軍隊を前にして呼びかけました。「皆の者、生きて戻ってくるのだ!生きて戻ってこねばならぬ!朝鮮を自分たちの力で守るための火器都監と、そこで生産した火薬を装備する鉄砲隊は私の夢であった。皆がその目的に向かって一生懸命やってきたが、私はお前たちを遠い異国の地に送ることになってしまった。私はお前たちを最後まで守ることができなかったことを許してほしい。異国の地で血を流してはいけない。お前たちの仕事は生きて戻ってくることだ。そしてこの地、朝鮮を守るのだ!」

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出発する軍隊を見送る私は、総大将に秘密の王命を伝えた時のことを思い出していました。「何をしなければならないのか覚えておけ、総大将。必ずだ!」朝鮮を守るための私の最後の策を、忠実に果たしてもらわねばなりません。

軍隊が出発した後、私は異国の地に向かった彼らのことを絶えず心配していました。頻繁に報告が来るわけではないので、彼らの状況が分からず、不安に思う私の足は火器都監へと向かっていました。

皆が出陣し、誰もいなくなった火器都監を歩きました。戦地へ到着した軍隊が、思いもよらぬ事態に直面しているとはつゆ知らず、しかし押し寄せてくる不安に私は振り返り、静まり返った火器都監の中で立ち尽くしていました。

<続く>


※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第24話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第24回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第24回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第6話)炎上
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第7話)父王の死の真相
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第8話)光海10年
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第9話)国境へ
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第10話)秘蔵本と硫黄
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ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第12話)出会い、そして事故
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