ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第22話)


ミニ光海くん

ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第22話をお届けします。

ミニ光海くん


<22話>

宮殿の外で、異腹の甥にあたる王族が、明(ミン)に軍隊を派遣するよう要求して座り込んでいるとの知らせが入りました。「ああ、覚えている。亡くなった異腹の弟の兄にあたる男だ」私はそう言うと、若かりし頃の彼が、弟の非業の死について宮殿の前で訴えていたことを思い出しました。

火器都監の若い役人がやってきました。私は、爪を隠した悪賢い獣のような重臣を使って、政治の派閥を動かして、明に軍隊を派遣する話に反対させようとしていると告げました。彼はその案に不安を感じたようで、爪を隠した悪賢い獣のような重臣を信頼することができるのかと言いました。

「政治は信頼に基づいてするものではない。他人の弱みを握ってするものなのだ」私はそう言うと、戦争の状況を把握し、後金(コウキン)に早く連絡を取るように指示しました。先の戦いのように、この国の人々を恐怖の中に陥れるわけにはいかないのです。

私はお付きの者に、重臣たちとの会議を翌日に設定したことを確認し、明に対抗するためには重臣たちと一つにならねばならないと話しました。そして信頼する女官を呼ぶよう、彼女の名前を口に出したところで気が付きました。彼女は私のもとを去ったのです。困惑したような表情のお付きの者に、別の者を呼ぶように指示しました。誰もいなくなった部屋で私は独り、こうつぶやきました。「そうだ、もうお前はいないのだな…」

チャスンウォン 華政 光海君


明に軍隊を派遣するかどうかを決める会議が始まりました。「重臣たちとのこの会議で、我々は明の要求である派兵について決定する」私は開会を宣言しました。

会議は根回しの甲斐もあり、重臣たちは口々に軍隊の派遣をしないことに賛成の弁を述べました。私は予定通りの結果になり満足して重臣たちに声を掛けました。「では、意見の一致をみたとすることにしよう。私は皆が合意したことでとても安心している。朝鮮の決定を明にすぐ伝えよう。この戦いにおいて、我々は決して…」

その時です。一人の重臣が声をあげました。「王様!申し上げたきことがあります。私は朝鮮がこの戦いに参加する必要があると思います。朝鮮は軍隊を派遣するべきです!」私は突然の彼の意見に驚いて声も出ませんでした。彼は私を支持してくれる派閥の重鎮なのです。重臣たちがざわめいています。

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「何と…言ったのだ?我々が軍隊を派遣すべきだと思うのか?」まだ信じられない気分で私は尋ねました。「そうです王様、そしてこれは私だけの意見ではありません。我々は派閥の皆の意見を集めました」私は、机を叩いて立ち上がりました。「何を言っているのだ?」

「王様、朝鮮はこの戦いに参加する必要があります!明が以前のようではなくとも、強い国であることは紛れもない事実です。もしわれわれが明の敵となったら、我々は朝鮮の安全を保障できません」

「だからお前はこの戦いで朝鮮の兵士の血を飛び散らせたいのか?」「王様、これは名誉でも忠誠のためでもありません。現実の利益のためなのです」すると別の重臣も声をあげました。「そうです、王様!後金(コウキン)ではなく明が、将来朝鮮を守ってくれるのです。ですから今ここで軍隊を派遣することに迷っているべきではありません」彼らの派閥の皆が声を揃えます。「お考え直し下さい、王様!」

思いもよらぬ展開に、私は玉座に座り込んでしまいました。「ではお前たちはこの解決法に賛成できないというのか?それは本当に派閥の皆の意見なのか?」

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会議が終わり、私は別室で机を叩いて悔しさと怒りを爆発させました。「私は最終的に対抗する派閥を説得した。しかし私は身内ともいえる派閥が私に反対するとは知らなかった…」火器都監の若い役人が答えます。「王様、状況はさらに厳しくなっています。私がご報告したように、後金の動きも怪しいのです」

「後金も例外ではない。そもそも戦争とは皆がだまし合うものなのだ。我々が彼らを利用するように、彼らも同じことをしている。だから正確な情報が必要なのだ。明と後金、彼らがどう動いているのか、我々はそれを見つけなければならない。」

火器都監の若い役人は、戦況を調べるために宮殿を離れていきました。数日後、彼は驚くべき情報を持ち帰りました。

「何と言った?明は何をしようとしているのだ?」「朝鮮を攻撃する、それが彼らの計画です。もし朝鮮が軍隊派遣を拒めば、明は朝鮮を攻撃するのです!」協力を要請してきた明の矛先が我々に向かうという、恐ろしい計画が明らかになったのです。私は机を叩いて呟きました「どうしてこんなことに…」

火器都監の若い役人は続けます。「ですから我々が軍隊を派遣しなければ、明との戦争になってしまいます」しかし私は否定しました。「いや、明は絶対にそうはできない。彼らの兵力では後金にすら太刀打ちできない。だから明は絶対に朝鮮と全面戦争はできないということなのだ」「では王様の計画はどうなのですか?」

「明が周辺の部族で編成された8000人の兵士を国境付近に配置している。我々は彼らを撃退する機会がある。明は決して彼らを支援しないだろう。その部族の情報を手に入れるのだ。もしうまくいかなければ、最悪の計画として、我々が彼らを撃退するのだ!」

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そこに急ぎの知らせが入ってきました。異腹の甥にあたる王族が再び宮殿の前に現れたというのです。そして今回は斧を持って座り込みをしているというのです。要望が聞き入られなければ命を絶つ、というこの座り込みの意味を知っている私は、国が戦争に巻き込まれるかどうかという切迫したこの時に、座り込みをする異腹の甥の行動に怒りがこみ上げてきました。

私は宮殿の外につながる門を出て、座り込みをする異腹の甥の前に向かいました。全身から湧き上がる怒りに震え、私は異腹の甥の名を、腹の底から叫びました。

<続く>

※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第22話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第22回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第22回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
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