ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第21話)


ミニ光海くん


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第21話をお届けします。
ミニ光海くん、また着物がちょっと違うみたいだね…。タコ柄?当たったの??(笑)


ミニ光海くん


<21話>

信頼する女官が聞き返しました。「王女が生きているとおっしゃいましたか?」「そうだ。王女は生きている。それで話しておきたいことがあった」察しの良い女官は続けました。「王女には関わるなという警告なのですね?王様は私が再び王女を傷つけると心配されているのですか?」

私は10年以上も前に、この女官がある予言を恐れて王女を殺そうとしたことに触れ、そんな予言は信じないと伝えました。

すると女官はこう言いました。「王様が何を信じるかは重要ではありません。愚かな人々がそれに騙されるのです」過去にも多くの王や権力者が同じ手法を使ったと述べる女官は、「なぜ彼らはそうしたのか?なぜならこういうことこそが人々の心を揺さぶるからです!」と強く言い放ちました。

チャスンウォン 華政 光海君


私は王女は王座の主にはなれないと反論しました。ところが女官は「もし私が男で、王座を熱望する者だったら、私は王女を前に立てて人心をつかむでしょう。そして王座を狙う。本当に分からないのですか?王様は今、私を説得しようとしている。しかし王様は私が言うことが正しいことも知っている!」珍しく感情を露わにした女官の言葉に驚いているところに、緊急の知らせが来ました。

王女が何者かに宮殿に呼ばれ、得体の知れない薬湯を飲まされるところだったのです。私は医師にその薬湯を検査させ、様子を見ていました。傍らには王女と火器都監の若い役人も来て見守っています。

「王様、これは確かに毒です」握りこぶしに思わず力が入りました。この件について調べると言い出した火器都監の若い役人をさえぎって、私は言いました。「いや、その必要はない。誰がやったか分かっている」

私は宮殿の庭に出ると、信頼する女官を呼ぶように指示しました。王女がついてきました。「王様からお答えをお聞きしたいのです。1613年のあの日、あの日の真実は何だったのですか?」突然の王女の問いに私は動揺しました。

「なぜ弟は死ななければならなかったのですか?なぜ私は宮殿から追われるように逃げなくてはならなかったのですか?答えてください!」

私は返す言葉もありませんでした。「王様と私は…どうしてこんな風になってしまったのですか?」王女の言葉が胸に突き刺さります。

「1613年のあの日の真実を知りたいと言うのか?」私がそう問うと、王女ははっきりと答えました。「はい。今まで、私は全てのことは王様の命令で行われたと信じていました。弟を殺し、私を追ったのは王様だと。しかしなぜ…王様は私を守ろうとするのですか?私の誤解だったのですか?王様はこの件に関して何もしなかった…?」

私は苦しさを感じながら答えました。「いや、そうではない。臣下が行ったことの責任を私がどうやって避けられるというのだ?あの時、お前を追ったのは私の臣下たちだ。しかし私は、それを知った後にそれを葬った。私は彼らが何をやったのか知った上で、全てを葬ったのだ。私だったのだ」

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王女は涙ながらに言いました。「なぜ、そうしたのですか?なぜそんな風になってしまったのですか?私は王様に聞きたかった。なぜ彼らは無実の子供を殺したのか、なぜあなたは全てを葬ったのか、そしてなぜ彼らは今になって私を再び殺そうとしているのか…。なぜ?幼い弟と私が何をしたというのです?」

私は涙を流しながら訴える王女に、幼かった王子と王女のせいではないと告げました。そして全ては信じがたい予言のせいなのだと。

「いいえ、王様。私は信じません。人々はそんな話を信じるのですか?そんな馬鹿げた誰かの言葉を?」私は諭すように言いました。「人々は常にそういった言葉を信じて従うものなのだ。だから彼らはお前が政治対立や謀反の火種となると予見するのだ」「政治対立や謀反の火種?私がその馬鹿げた予言の者だと言うのですか?いいえ、それは嘘です。私は何者でもない。それは真実ではないのです!」予言を否定する王女の訴えが、夜の庭に虚しく響きました。



私は囚われの身となった、信頼する女官に会いに行きました。椅子に縛られた彼女は私に問いました。「結局は王女に打ち明けると決心されたのですか?」私は答えませんでした。

女官は、私の決意が私の弱さからくるもので、いつの日か後悔することになる、と静かに言いました。

「分かっている。そういう日が来るかもしれん」私に思いとどまるよう懇願する女官に、はっきりと告げました。「いいや、私は今回だけはやりたいのだ。今、彼女を守ったとしても、私の手についた恐ろしい血を拭い去ることはできないのだ。私は同じ選択をし続けるだろう。王座を守るために同じように裏切り、殺し…。しかし彼女にだけは、私は政敵ではなく、兄でありたい。」

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女官は私の言葉を否定するかのように首を振り、涙を流しています。「私は彼女の家族になりたいのだ!」私は女官の顔に指を伸ばして涙をぬぐうと、「だから、お前が私の考えについて行けないのならば、二度と宮殿には戻って来るな」私は小さくため息をつくと、「お前を失うようなことにはさせないでくれ」と言い残し、部屋を出ました。私には女官が涙ながらに言った最後の言葉は届きませんでした。

「なぜ…王様は王様の中に残っている人間性を捨てられないのですか? なぜあなたは彼らに反逆のための刀を渡すのですか?」


私はため息をつきながら王女を待っていました。お付きの者が、準備が整い、全ての重臣が集まったと知らせに来ました。今日は大切な儀式があるのです。「彼女に心を開いてほしいと願ったのは欲張りだった」私はそうつぶやくと、儀式に向かいました。

儀式が始まりました。私は集まった重臣たちを前にして宣言しました。「今日のこの儀式で、古い火を捨て、新たな火をともす。人々に火を渡す重要な儀式である。我々は火器都監から持ってきた硫黄で火をおこす」火器都監の職人たちが入ってきました。私はその中に王女がいるのに気付いて驚きました。重臣たちもざわめいています。

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王女は前に進み出て頭を下げると「どうか点火儀式を続けてください、王様。古い火を消し、王様の寛大なお心がこの国の全ての民に届くよう、新しい火をともしてください。そのための儀式です。私も王様のお側で新たな火をともします」私は王女の言葉をかみしめるように聞き、儀式の開始を告げました。

新たにおこした火を王女が持ってきて渡してくれました。その火は私の手によってさらに大きな火になりました。「これは今日ともされた新たな朝鮮の火だ。この火は国の皆に届けられる。この火をもって朝鮮の新たな始まりとする」

儀式が終わり、私は部屋で王女のことを思い悩んでいました。王女がやってきて、私のことを許したわけではない、と口を切りました。私を許す日は二度と来ない、と前置きしてから、こう言いました。「しかしそうだとしても、もしできるのならば火器都監に残りたいのです。あなたは今この国に必要な王様です。そして私は今、私にできることをお側でいたします」王女の言葉の重みをかみしめ、私は決意と安堵のため息をつきました。

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後金(コウキン)が明(ミン)の国境を攻撃したという知らせが入ってきました。私は宮殿内を急いで移動しながら重臣に状況を尋ねました。明が押され気味であるという返答と、朝鮮はこれ以上、軍隊を派遣することを断ることはできない、という返答が返ってきました。

部屋には爪を隠した悪賢い獣のような重臣が待っていました。私は彼に「今こそお前が役に立つことを見せる時だ。重臣たちの派閥を動かし、彼らが軍隊派遣に賛成しないようにするのだ。それともう一つ、明の状況を調べろ」と命じました。

戦いが始まり、周りが慌ただしくなったところに、さらに驚くべき知らせが届きました。「宮殿の外をご覧ください。王様の異腹の甥にあたる王族が、明に兵を派遣するよう要求して座り込んでいます!」私はあまりの驚きに「今何と言った?誰だ?」と聞き返しながら、机を叩いて立ち上がりました。

<続く>

※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第21話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第21回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第21回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第6話)炎上
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第7話)父王の死の真相
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第8話)光海10年
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第9話)国境へ
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第10話)秘蔵本と硫黄
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第11話)ベールを脱ぐ火器都監
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第12話)出会い、そして事故
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第13話)逮捕、そして尋問
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第14話)火器都監の男
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