ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第19話)


ミニ光海くん


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第19話をお届けします。30話まで、もう少しペースアップしたいのですが、ミニ光海くんがなにしろノンビリで…(笑)え?マンジェ島に行きたい?ダメダメダメ~!もうちょっと急ごうよ…。

ミニ光海くん


<19話>

驚くべき知らせが舞い込んできました。私は思わず立ち上がって聞き返しました。
「火器都監の若い役人が襲われただと?どういうことだ?傷は深いのか?もう一人についてはどうなのだ?」まだ状況が分からないと慌てるお付きの者を見ながら、私はいてもたってもいられなくなりました。「私が行く。医師をすぐに呼べ」そう言い残すと急いで部屋を出ました。

お忍びで火器都監の若い役人の家に向かいました。連れて行った医者に診察をさせたところ、致命傷は避けられたものの、彼の傷は深いとの見立てです。ここ数日が山だという医師の言葉を聞いて、心配そうにしている王女を私は見つめていました。

チャスンウォン 華政 光海君


王女を連れて外に出ました。「刺客のことを知らないと言ったな」「はい。すべての死体を確かめましたが、誰が私を襲ったのか、誰が助けてくれたのか分かりません。私がこの件を調べるので、どうか助けてください」

そんなことを王女にさせるわけにはいきません。しかし王女は、「私のせいで彼がもう少しで死ぬところでした。誰であれ、私は犯人を絶対に許せません」と意を決したような顔できっぱりと言いました。私は王女の身が心配で、賛成するわけにはいきませんでした。

「そうだとしてもそうするべきではない。この状況ではお前は本当に身を隠すべきだ」「いいえ。もし再び私が隠れたり逃げたりするのならば、戻ってきたりはしませんでした。私が誰であるかも王様に明かしたりもしませんでした。私は大切な人を二度と失わないと決めたのです。どうか教えてください。この件の裏にいるのは誰なのですか?捕まえるためには何をすればよいのですか?」必死で訴える王女に、私はさらに心配になりました。

宮殿に戻ろうとしたところ、お付きの者から白い腕輪を渡されました。医師が火器都監の若い役人を治療する時に見つけたというのです。「これは女性の腕輪では?」と言うと、お付きの者が「彼は王女に渡すつもりだったのでは?」と答えました。私は少し考えていましたが、ハッと思い当たる節がありました。ため息をつくと、独り言のようにつぶやきました「彼が…そんなことができるのか?」

宮殿に戻る前に、私はこの事件の全てを、軍事を任せている腹心の部下に指揮をとらせるよう指示しました。


ある日、街に事件が起きました。火器都監の井戸水が赤く染まり、川の水も赤く染まりました。そして街に王である私に関する不吉な内容の張り紙が貼られる事件が起きたのです。

重臣たちが集まる会議の席で、軍事を任せている腹心の部下が張り紙を片手に事件のことを話しています。「謀反のたくらみ?まさにそうだ!たった数日の間に謀反の計画が再燃した!それにこの張り紙にある、王様を傷つけようとした者は、人々を恐怖に陥れ、謀反の計画を正当化するために、都市を血の赤に染め、この張り紙を貼った!そして王様が明から救出したあの重臣、私はあの重臣がこれら全てを企んだという証拠を持っている!」重臣たちはざわめきました。私は王座の上からこの様子をじっと見ていました。

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私は会議の後、軍事を任せている腹心の部下を呼んで話をしました。この件には、爪を隠した悪賢い獣のような重臣と、明から救い出した頭の切れる重臣が複雑に絡んでいるのです。部下はこの2人の重臣の仲を裂いてはどうかと、経済力のある悪賢い獣のような重臣が、頭の切れる重臣を厄介払いしたがっているという噂を流したようです。

兵法、つまり戦いのやり方とは、ごまかしや企みを使うことです。戦場では敵を欺かねばならず、今回、頭の切れる重臣が、でっち上げの謀反の計画で私に反抗してきたからには、同じような手を使って彼らを捕えねばならないのです。腹心の部下は、先に彼が自白してしまったら元も子もないと心配しましたが、私は自信を持って答えました。

「あの頭の切れる重臣は、1人では死なないように死力を尽くし、悪賢い獣のような重臣と最後まで戦うだろう。そして獣のような重臣の首を私の前に持ってくるだろう」


私は宮殿内で傷の手当てを受ける、火器都監の若い役人を訪れました。まだ傷も癒えないのに、起き上がってどこかに出かけようとする彼を押しとどめ、王女自ら、頭の切れる重臣のところにおとり捜査に行ったことを伝えました。

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「どういうことですか?なぜ彼女が行ったのですか?」彼女を独りで行かせたことへの抗議とも感じられる質問を矢継ぎ早にする彼を見ながら、私はこう答えました。「どんなことがあろうとも、彼を捕まえなければならない。これは単に彼を捕まえるのではなく、彼の後ろにいる本当の黒幕を見つけるためのものだ。この国のどんな者も私を揺るがすことはできない。そして私は王女を守る」


私は王女が密かに送ってきた手紙を読んでいました。どうやら頭の切れる重臣は、明日、私が先王の忌日で王家の墓へお参りに行く時間を狙っているようです。宮殿の中で襲うよりも、外で襲う方が簡単です。私は火器都監の若い役人に、王女が彼らから離れたら、身柄を保護するように指示を出しました。

翌日、私は馬に乗って王家の墓へと向かいました。そして先王の眠る陵の前で儀式が始まりました。軍事を任せている腹心の部下が来て、周囲に兵士を配備し終えたという報告をしました。あの頭の切れる重臣は何としても生け捕りにするよう指示を与えました。

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儀式は無事に終わり、馬で宮殿に戻ろうとしていました。軍事を任せている腹心の部下が言いました。「何の動きもありません。彼らが狙っているのがここだというのは確かですか?もしそうなら何か変です」

突然、一人の男が行列の前に飛び出してきました。「止まってください!私は硫黄職人の男からの伝言を持って来ました。王様に申し上げたき儀があります!」軍事を任せている腹心の部下が怪しんでいるところに、火器都監の若い役人が馬で駆けつけました。「私は彼を良く知っています!日本で彼に会いました。どうか彼の言葉を聞いてください」

硫黄職人の男、ということになっている王女からの伝言はこうでした。「王家の墓への行列が狙いではなかった。裏切り者たちは火器都監に行ったのです」なぜ火器都監に?どんな理由があるのでしょう?

私は馬を走らせて火器都監へと急ぎました。中から人々が走り出してきます。火器都監の役人がやってきて、私に離れるようにと言いました。「火器都監の倉庫の中で爆発が起こります!」

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押し問答をする間もなく、火器都監の中から爆発音が聞こえてきました。一緒にやってきた火器都監の若い役人は、弾かれたように火器都監の中に向かって走り出しました。私も彼に続いて急いで中へと駆け込みました。

火器都監の中からはバン、バン、バンという爆発音が聞こえてきて、炎と煙が上がっています。しばらくすると、その中から、放心状態の王女がゆっくりと歩いてくるのが見えました。王女は、大きくため息をつくと、一歩一歩私たちの方に向かってきます。目の前の信じられない光景と変わり果てた王女の姿を、驚きと不安の面持ちで私は見つめるしかありませんでした。

<続く>


※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第19話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第19回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第19回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。


以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
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ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第7話)父王の死の真相
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