ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第16話)


ミニ光海くん 華政


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第16話をお届けします。
ドラマ「華政」は、9月末で放送が終了しましたが、私の「華政」はまだまだ終わりそうにありません…。あらすじ紹介は30回まで、何とか頑張りたいと思います。

ミニ光海くん


<16話>

私が先王の妃の館に到着すると、ちょうど明(ミン)からの使節が挨拶をしているところでした。怒りがこみあげてきて、思わず彼らを睨むと、明からの使節は「ここでお会いできるとは」と白々しく声をかけてきました。先王の妃は「久しぶりですね、本当に」と口を開くと、「思いがけず王様よりも先に、明からの使節の挨拶を受けるところでした」と表情一つ変えずに言いました。私は先王の妃と明からの使節をもう一度睨みました。

チャスンウォン 華政 光海君


怒り心頭で宮殿に戻ると、「会議を開く!すぐにだ!」と大声で指示を出しました。先ほどの屈辱的な光景がよみがえってきます。やり場のない怒りがこみ上げてきて、私は机を大きく叩きました。

重臣たちが集まりました。私は会議の場に入るなり、「筆記官よ、下がれ」と命じました。なかなか下がらない筆記官にいら立って「筆記官よ、聞こえなかったのか?」とさらに促しました。すると重臣の1人が口を開きました。「王様、それは不可能です。筆記官は起こったことを全て記録するのが仕事です。どうして彼を下がらせることなどできましょうか」

私は怒りとともにこう返答しました。
「ならば我々が下がるか?私が筆記官を下がらせるのは、お前たちと私が、誰を気にすることなく腹を割って真実を話したいからだ。少なくとも今日だけは、お前たちの私に対する不信感や、派閥のことなど全て忘れて、この国、朝鮮について語ろうではないか」

チャスンウォン 華政 光海君


私はさらに続けました。
「明からの使節は、軍隊派遣について圧力をかけるために、朝鮮の王である私を侮辱し、要求に黙って答えるように仕向けるだろう。だから私はお前たちに聞く。お前たちが明を“天子の国”と呼ぶなら、それは明が朝鮮を支配しても良い、ということなのか?朝鮮は明を主人として敬わなければならず、明が朝鮮を属国とみなしても良いのか?事実と異なるならば、私への憎悪を今日だけは取り除いて、言うがよい。私は王として、今日、私の国で起こったこの失礼極まりない行為を受け入れるべきなのか言ってくれ!」
私は必死で重臣たちに訴えかけました。

軍隊を派遣するか、それとも毅然とした態度で断るか、明との力関係や朝鮮の国の力を考えると、我々は大変難しい立場にありました。私は会議の場を後にして、部屋で一人、考え事をしていました。

そこへ火器都監に勤める若い役人が入ってきました。「使節団は明日出発します。彼らは王様が彼らの滞在先に出向かないのであれば、宮殿には来ないと言っています」

「彼らは私を出向かせて頭を下げろと言うのだな。”来い、そして服従しろ…軍隊を派遣しろ…”」

私は部屋の壁にかけてある大きな地図を前にして、若い役人に語りかけました。

「この地図は、昌徳宮(チャンドックン)が再建された日に、私がこの執務室に掛けたものだ。この地図の違いが分かるか?朝鮮が明のように中心にあるのだ」

チャスンウォン 華政 光海君


若い役人が答えます。「小さいですが、明の属国のようには見えません」

「そうだ、それが私の夢だ。いや、私が持っていた本当に大きな夢は、朝鮮をもっと大きな中心に据えることだ。そしてそのためには最後まで諦めない。私はこの夢を守るために多くの犠牲を払ってきた。しかし後悔はしない。進める限り長く、私はこの道を進むのみだ」私は地図を見つめながらそう語ると、部屋から出ていきました。

そして私は、明の使節が滞在している館に出向きました。使節と対面すると、私はこう伝えました。「私の回答は同じです。朝鮮の兵を派遣するのは難しい。朝鮮は国境を守るのでさえ十分な兵士がいない状態です。前に何度もその状況はお知らせしたはずです」

「そうだ、明からも命令を送ったが、返事はいつも同じだった。だから私がこうやって来たのだ。王様、私は依頼に来たのではない。明としての命令を届けに来たのだ」

明の使節の返答に引っかかるものがありました。「“命令”と言いましたか?それはお言葉が過ぎるのでは?」

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私の抗議にも臆することなく、明の使節は続けました。「主人と属国の関係だ。あなた方はよく忘れるようだが、明と朝鮮の関係はそうなのだ。3500人の鉄砲隊と、5000丁の鉄砲、必要な火薬を朝鮮は提供しなければならい。そうしなければ我々の皇帝は、朝鮮を後金(コウキン)よりも無礼であるとみなすであろう」

不満の残る対面となりました。私が廊下に出ると、火器都監に勤める若い役人がやってきました。「行こう。もともと対話をしようなどとは期待していなかった。これは結局勢力争いなのだ。明、後金、そして朝鮮」私がそう言うと、慌てたように知らせを持ってくる者がいます。

「王様、宮殿にすぐにお戻りください。大問題です!謀反の計画が明らかになりました!」

「何だと?」思わずそう問い返した私は、この「謀反の計画」が大事件となることをまだ知りませんでした。

<続く>


※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第16話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第16回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第16回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ



以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
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ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第12話)出会い、そして事故
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ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第15話)明(ミン)からの使節
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