ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第15話)


ミニ光海くん 華政あらすじ


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第15話をお届けします。
現在韓国で放送中の「華政」は、今月末で放送が終了する予定です。光海君部分のあらすじは残り15回。長い道のりですね。ミニ光海くんと二人三脚でゆっくり、行けるところまで頑張ってみます。


ミニ光海くん



<15話>

「どんな目的で火器都監に来たのだ?お前は誰だと聞いているのだ!」

私は火器都監の小柄な男に刀を突きつけて彼を睨みました。何も言わない彼に苛立った私はさらに問い詰めました。「何をためらっているのだ?他の言い訳を考えているのか?」

「私は絶対に漁師の子です。お望みなら私の父の戸籍を見つけることができるでしょう。私がお菓子を紙に包んだ理由は、硫黄で汚れた手が恥ずかしかったからです。そして王様が礼をしたことにすら気づかないほど緊張していたのです。身分の低い私が王室のしきたりなど、知るわけもありません。まだ私に疑いを持っているのならば、どうぞ私を殺してください。私は火器都監を守るために命を懸けています」

彼の言い訳に、私は納得しませんでした。「“嘘をついていない。だから調べろ”だと?その上、“私が火器都監を守る”だと?」彼の言い分がいちいち気に障ります。

「私は、火器都監が必要とする、硫黄の精製技術を知る技術者でもあります。その技術が必要なのではないですか?」ふてぶてしい彼の言い草に、私の頭に血が上ってきました。

「“だから私を殺してみろ”というのか?お前は厚かましくも王をつけ込もうとしているのか?」私は彼ののど元に刀を突きつけたままにらみ合いました。

チャスンウォン 華政 光海君


「いいだろう、今の勇気は気に入った。騙されてやるとしよう。お前が言ったように、お前は精製技術を知る重要な技術者だ。私はお前が言う戸籍を探すことにしよう。15日間あれば十分だろう。残りについてはその後に話そう。良いか?」私はそう言うと刀をしまいました。

彼が帰った後、信頼する女官はこう言いました。「私も彼が怪しいと思います」

理由を聞いてみると、女官はこう述べました。「彼は私が誰かを尋ねませんでした。私のことを初めて見たはずなのに、彼はただ何事なのかを尋ねたのです。それは、彼が私と前に会ったことがあるということです」

私は使いを直ちに送り、彼の戸籍の記録を調べるよう命じました。



ある日、早馬が知らせを持ってきました。明(ミン)という国が、知らせもなく使節を送ってきて、既に国境付近の街までやってきているというのです。我々が前回、明への軍隊派遣を断ったことに対する抗議ではないのかと、ある重臣が言いました。明は何とかして我々の軍隊を派遣させようとしているようです。その上、彼らは朝鮮の軍事施設を調査したいと申し入れてきました。重臣たちは、強く出過ぎれば逆効果であると言い、対策を考えるべきだという姿勢を見せました。私も同じ考えでした。明は私たちを試しているのです。

私はお忍びで、火器都監に勤める若い役人を連れて宮殿の外に出かけました。夜陰に紛れて、私は彼をあるところに案内しました。「ここは秘密の隠れ家だ。お前に教えても良い頃だと思ってな。お前は政治は通常の戦術だけでは駄目だと知っているだろう?それに私は汚い戦術の専門家だ。そうだろう?」そういって笑ったところに、使いの者からの知らせが来ました。

チャスンウォン 華政 光海君


「彼らは、私がこの国の王として会うべきでない者たちだ。行こう」と彼を促すと、近くの橋の上に移動しました。火矢で合図を送ると、静かに一行が現れました。彼らは後金(コウキン)という国からの秘密の使者でした。

秘密の使者は、後金の君主から秘密の命を持ってきたのでした。国境付近にいる役人を通して、後金からの密書を受け取ったことを伝えると、使者は私の隣にいる火器都監の若い役人を気にする様子です。彼は私が最も信頼する家臣であり、今後は彼を連絡役とすると伝えました。

後金の使者は、朝鮮にもっと“同情を示してほしい”と言ってきました。後金が朝鮮から何か援助が欲しいのであれば、もう少し手の内を見せるべきではないのか、と私は単刀直入に答えました。我々が調べたところによれば、後金が明との全面戦争に備えているようであり、使者もそれを認めました。後金は、朝鮮が持つ火薬を用いた兵器や軍備について把握しており、敵となることを望んでいないようです。

帰っていく使者を見送ると、早速火器都監の若い役人が口を開きました。「王様、後金とこんな風に通じることは、王様の治政に大きな痛手を与えかねません!」

私は答えました。「だから見つからないようにやっているのだ。朝鮮はまもなく明(ミン)と後金の戦争の板挟みになるであろう、過去に起きた壬申倭乱の戦いのように…。我々は他国の戦争をこの地で行わねばならなくなる。私の地で、私の民の血を流して…。半島の情勢が変わるたびに、この地は常に攻撃されてきたことを知っているだろう?彼らは臆面もなく彼らの戦いを我々の土地でおこなった。それを止めるために、我々は後金との親密な関係を築くべきなのだ」

彼は、後金がやがて大陸を率いる勢力に成長すれば、新たな独裁国家となる、と懸念を示しました。

「私がそれを分からないとでも?だから我々は、同時に力をつけなければならないのだ。明(ミン)は我々に軍隊派遣の圧力をかけるために使節を送ってきた。そして、後金は懇願するように装いながらも、我々を脅かしている。私はこの戦いに勝ってみせる。どんな代償を払おうとも!」

私は信頼する彼に、これからはこの外交の戦いの実権をお前が握るのだ、と伝えました。



宮殿では新たな火種が起こっていました。明(ミン)からの使節を、私が出迎えに行くという話が出ているのです。使節を率いるのは明の皇子であるため、正式に迎えなければならないことと、朝鮮からの軍隊派遣についての話し合いにやってくることを考えると、彼らをなだめる意味でも私が出迎えねばならない、と重臣たちは口々に言います。

「よかろう。それで彼らが静かに去るのだったら、私は頭も下げてやろう」と折れました。

チャスンウォン 華政 光海君


私は使節を迎える場所で、重臣たちと一緒に明の使節団を待っていました。しかし、待てど暮らせど到着の知らせは来ません。周りの重臣たちは、何たる恥辱、宮殿に戻るべきだと騒ぎ始めました。そのうち使いの者が急いでやってきました。重臣たちが使節はどうしたかと口々に問う中、使いの者は驚くべき報告をしたのです。「使節は…こちらには来ないと…」

私は思わず立ち上がり、大声で問いました。「どういうことだ?使節はどうしたのだ?聞こえないのか!」

しばらくして私は、先王の妃が住む場所に到着しました。明からの使節の声が聞こえます。「朝鮮の最年長に先にご挨拶に来ました」と、彼らが先王の妃に挨拶をする中、私は彼らの所に進んでいきました。私に待ちぼうけを食らわせ、先にこちらに来るとは!こみ上げる怒りを抑えながら、私は久しぶりに会う先王の妃をにらみつけました。

<続く>

15話おまけシーン

チャスンウォン 華政


朝食の席に、2人の重臣がやってきました。食事をしながら話を聞けば、火器都監で役職に就きたいという依頼でした。信頼する女官に、空いている役職があるか確かめ、考えておくと彼に伝えました。連れの重臣は落ち着きがない様子です。そのうち彼が口を開きました。

「王様、恐れながら申し上げます。私が用意したチャプチェはお口に合いませんでしたでしょうか?」意外な質問に、私は目の前にあるチャプチェを箸で持ち上げ、「これのことか?」と聞き返しました。「はい。私が栽培した野菜で作ったものを王様がおいしかったとおっしゃったので…」

私は短く「飽きた」と答えると、ガッカリしたような様子の重臣は「私のチャプチェに飽きたとおっしゃられたのですか?」と信じられないような面持ちです。

「新鮮な野菜を使ったようだが炒めすぎている。だから食感が良くない。そして肉と野菜にきちんと味付けがされていない。コクのある味に欠けている。私が思うに、違う料理法を試してみてはどうかと思うのだが」

私の返答に仰天した重臣は「王様!どうしてそのようなことをご存じで…」と慌てて平謝りしました。それを見て私も女官も忍び笑いをしながら、朝食を続けました。



※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第15話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第15回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第15回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ



以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
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