ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第13話)


ミニ光海くん


ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第13話をお届けします。

ミニ光海くん



<第13話>

知らせが来て、外に出ると、既に夜になっているにもかかわらず、そこには重臣たちが大勢押しかけていました。

「火器都監を閉鎖してください、王様」口々にそう言う重臣を見ながら頭に血が上って来るのを感じました。「私の前では言葉に気を付けろ」そう言ったものの、重臣たちは引き下がりません。

「火器都監は諸悪の根源です!今日の事故が何よりの証拠です。閉鎖のお許しが出ない限り、私たちは帰りません!」
「慎重に振る舞うように言ったのが聞こえなかったのか?火器都監は常に事故のリスクを抱えている。お前たちはそれを騒ぎ立てるためにわざわざ宮殿までやってきたのか?」

別の声が上がりました。「王様、しかしこれは見過ごせないことです」声の方を見ると、ずいぶん前に冠位をはく奪されて、宮廷を追われたかつての重臣が立っていました。「このようなことを申し上げることをお許しください。しかしこれは無理なお願いではないのです。王様、謁見をお許しいただけますか?」

私はかつての重臣との謁見を許しました。彼が言うには、主要な重臣たちが同じ時期に匿名の手紙を受け取ったのだそうです。その手紙には、王である私がどうやって日本から男を連れてきて、火器都監に入れたかが書いてあったそうです。かつての重臣はその手紙にあったことは信じなかったが、今日起きた火器都監の事故は明らかに怪しいと感じたようです。

チャスンウォン 華政 光海君


「王様、本当にこのことについて何も知らないのですか?」
「それがお前の言いたい事なのか?私が日本から男を連れてきて火器都監に入れ、そしてその男が今日の事故の犯人だと?」
「はい。その手紙にはその男は日本からのスパイだとはっきりと書いてありました」
私はショックを受けました。


私はいつものように、信頼する女官を呼んで話をしました。
「王様、この件についてどうするおつもりですか?」
「これは罠だ。これは奴が仕掛けた罠に違いない」私は爪を隠した悪賢い獣のような重臣を思い浮かべていました。(もしこれがお前の仕業なら、事故に関する全てのことを誰がやったのだ?)


ついに火器都監の若い役人が捕らえられました。宮殿の中で偶然にも彼に出くわした私は、彼が縛られたまま静かに頭を下げるのを見ました。
「申し訳ありません。すべては私の不徳の致すところです」
「お前は責任の重さを分かっていると言ったが、今、お前の命でその代償を払おうとしているのだぞ」

若い役人が捕らえられたことで、私は重臣を前にした会議の場で彼の尋問を許可する命を下しました。ざわつく重臣たちを前にこう言い放ちました。「私が自ら彼に尋問する。なぜ彼がこんな裏切りをしたのか、他の誰よりも私が許せない!」


私は若い役人が捕らえられている牢屋に行きました。面会は叶わないと答える役人に王命だと言って無理やり牢に近づきました。私の姿に気付くと若い役人は立ち上がろうとしました。
「立ち上がる必要はない。座っていなさい。」
「いいえ、それは無作法です」彼はそう言うと痛々しい姿で立ち上がりました。

「お前の想像通り、私はお前を救うことはない。私は明日の尋問を自ら行う。そしてそれはどの訊問よりも厳しいものになるだろう」私がそう言うと、彼はかすかに笑っているように見えました。「お前はまた私のことをあざ笑うのか?ああそうだ、お前がそういう奴だと分かっている」

「いいえ、私はあざ笑ったのではありません。むしろ、王様はどの瞬間にも必要なことをなさる、という私の信念が正しかったことに気付きました。だからありがたく思っています、王様」

チャスンウォン 華政 光海君


私は彼が「王様」という言葉を口にしたことに気付きました。

「どうか火器都監を失わないでください。我々の大きな目的は、自国を守れるように力をつけること。どうかそれを手放さないでください、王様」彼の必死の言葉に私は大きく心を動かされていました。

「“王様”か…。ようやくその言葉をお前の口から聞くことができた。しかしこんな牢屋の中から、お前が私に見捨てられた時にだ。なぜあの男を逃がした?この件はそんなことでは葬れないのだ。お前は自分の命を縮めただけなのだ」

「なぜならそれが私の最後の希望の光だったからです。我々が一緒に持っていた夢…その夢を守るための最後の望みだったのです」

牢屋での面会を終え、私は急いで宮殿に戻りました。明から救い出してきた、頭の切れる臣下を呼び、彼に尋ねました。「お前が火器都監から逃げ出した小柄な男を探し出しただと?」
「彼はあのずる賢い重臣の回し者でないことは確かです」
「では彼は本当に日本のスパイなのか?」
「いいえ、彼はスパイでもないようです。もしそうなら彼は町を離れてすぐに身を隠すはずです。しかし彼はあの若い役人の友人に会いに行きました」

私は立ち上がってこう問いました。「あのずる賢い重臣の回し者でもなく、日本のスパイでもない。それなら一体彼は何者なのだ?」


私は信頼する女官に再び語りかけていました。「若い役人が、あの小柄な男を逃がすと最初から思っていたのだ。彼はそれが最善の策だと思うだろうからな。そして私はあの小柄な男を捕えて、誰がその背後にいるのか見つけようと思っていた」

女官は心得たように答えました。「私も王様の計画に…気付いていました」
「しかし、彼はあのずる賢い重臣に仕えているのではないようだ。それでは私はあの若い役人を守るすべがなくなってしまう」
「王様、望みを捨てないでください。あの小柄な男が火器都監の事故の真相を見つけられるかもしれません」
「彼はまだ若い職人なのだ。どうやって?私が知りもしない誰かの手によって、火器都監と私の運命まで決められると言うのか!」新たな策も見つからず、私は途方に暮れていました。

チャスンウォン 華政 光海君


信頼する女官と一緒に庭を歩いていると、爪を隠した悪賢い獣のような重臣が歩み寄ってきました。「深くご心配でしょう王様。このような時に助けることができないのを残念に思います」
「そうか?お前は本当にそう思っているのか?」思わず彼の顔を睨みました。
「このことが解決するように祈っています、そして火器都監が助かることも」そう言うと、礼をして私たちの横を通り過ぎていきました。
「そのようになるであろう。火器都監は守られるであろう。そして私を引っ掻き回そうとした者が誰であれ、私は必ずその者を見つけ出す」私は彼の背中に向かってそう言いました。彼はゆっくり振り返り、私は再び彼の顔を睨みました。


いよいよ尋問の時を迎えました。尋問の場に出向いた私は席に着きました。そしてその場にいる者たちに言い渡しました。「彼の尋問を始めよ!」

<続く>



※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第13話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、「チャ・スンウォン氏『華政』第13回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

<第13回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ



以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
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