[web記事]「華政」降板するチャ・スンウォン、権力ではなく人間性選択「感動」


華政


チャ・スンウォンが王の「権力」ではなく「兄」の選択をし、テレビ劇場に嵐のような感動を贈った。

14日に放送されたMBC月火ドラマ「華政」(脚本キム・イヨン/演出チェ・ジョンギュ)第28回放送では、光海(チャ・スンウォン)が王位のためではなく、貞明の兄として最後の選択をして、人間性を取り戻していく過程が切々と描かれた。

貞明(イ・ヨニ)が、朝廷の隠れた権力者であるジュソン(チョ・ソンハ)の息子イヌ(ハン・ジュワン)と政略結婚をすることで、王室に力を加えようと決心すると、ジュソンはこれを利用して、自分の謀反に対しての免罪符を得ようと光海と取引を提案するなど、機敏に動く。その間、強力な王権のために大切な人々を犠牲にしてきた「血の王」光海は、嵐のような悔恨を吐き出して、貞明を守ろうと、自分を捨てる選択をした。

光海は喜怒哀楽を共にした策士ゲシ(キム・ヨジン)に、王座を守ろうとしたことに対する悔恨を吐き出す。光海は周辺国に頼る朝鮮ではなく、力がある朝鮮の王になるという夢があったが、その道に向かうために大事な人々を殺さなければならなかった過ちを持っている。

光海は、「私に罪を犯させたのは、まさにこの王座だったな。私はもう王ではなく、人間になることにした、ゲシよ」と言い、自分の決心を伝えている。光海は王になるために兄の臨海君(イメグン)、弟の永昌大君(ヨンチャンデグン)などの血筋はもちろん、イ・ドッキョンなどの忠臣までも殺した自分を振り返る。光海「公主は…あの子だけはいけない。生きていたあの子に再び会って、私は…再び人間になる機会を得たというのが嬉しかった」と打ち明けて、「人間の選択」をすると伝え、ゲシとともに嗚咽した。

光海は自分の決心を決然と行動に移して重臣たちを驚かせた。貞明とイヌの結婚の決定で、後金(コウキン)との和睦に反対していた西人(ソイン)の心情が変わる、便殿会議で後金に国書を送ることを決定して、ジュウォンをはじめとする捕虜を助ける機会を得る。しかし、光海の決断はその次だった。貞明の縁談が案件として上がると、光海は誰もが許すものばかりだと思っていたこの縁談を「許さない」と、意外な決定をして衝撃を与えた。

貞明の母仁穆大妃(インモクテビ:シン・ウンジョン)までもが、ジュソンが後ろ盾になってくれると考える縁談であり、貞明も捕虜となったジュウォン(ソ・ガンジュン)を生かすために、自分ができることをするという気持ちで下した決定だった。しかし、光海は貞明を守ろうと、結婚を承諾しないだけでなく、ジュソンの弱点として握っていた、過去の謀反の罪を公開して逮捕する。光海は公主のために、自分を助けることができる「最後の頼みの綱」を放り投げてしまった。

この過程で、チャ・スンウォンとキム・ヨジン、そしてチョ・ソンハの演技力が爆発し、テレビを熱く盛り上げた。チャ・スンウォンは深みのある目つきと重低音の声で悔恨に満ちた光海の姿を見せて、視聴者たちを納得させ、共に涙を流させた。なぜ彼が「チャ光海」なのかを示すシーンだった。また、驚きと切なさ、そして未来を予見するような悲しみの中のキム・ヨジンは、切ない演技で光海に対する哀れみと悲しみを見せながら、テレビの前の視聴者の心をつかんだ。さらに、飼い犬に手をかまれたような衝撃の中、「王様、これはどういうことです!敢えて私に」と怒るチョ・ソンハは、張り詰めた弓の弦が一気に解き放たれたような衝撃の中で、今後これよりも大変なことが繰り広げられることを予感させた。

一方、光海の選択で孤立無援に陥っている間、ジャジョム(チョ・ミンギ)は綾陽君(ヌンヤングン:キム・ジェウォン)を王座に就かせるために、手段と方法を選ばず準備を急いでいた。ジャジョムは光海が後金との戦争で、朝鮮軍に情勢を見て決定するよう命じた密かな王命について綾陽君に伝え、反正(パンジョン:王を廃して新たな王を立てること)の大義名分を用意する一方、ヨジョン(キム・ミンソ)に貞明を拉致させることにし、最後に残った光海の弱点までも押さえ、不安感を増幅させた。

(TVレポートの記事を翻訳しました)

*この記事はTVレポートのニュース記事の一部を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

第28話を把握するのに大変助かる記事です。
王座のために人間性を捨てた光海君でしたが、ここにきて貞明公主のために再び人間らしく生きたい、と思う光海君の心境の変化に、王位のためにあまりにも多くの犠牲を払わねばならなかった光海君の心の傷が感じられます。残りの2話で、人間光海がどんな幕引きをするのか、しっかりと見届けたいと思います。

さて、ここ数話で新しい登場人物が出てきました。出演早々、悪役ぶりが目立っているこの二人、一体誰なんだろう?と気になっていました。

人物紹介は「華政」公式サイトのキャスト紹介のページからお借りしました。「華政」視聴の助けになれば、と思います。



ソヨン チョ氏(昭容趙氏:キム・ミンソ)
キム・ミンソ

ドラマでの名前はヨジョン。賎妾の子として生まれ、身分上昇の夢を抱いて女官として宮殿に入り、仁祖(インジョ:16代国王=綾陽君ヌンヤングン)の側室になって身分の限界を超えて国母の座まで狙っている女性。皆を振り向かせる美貌を武器に宮殿に入った。最初から彼女の行く道はバラ色の未来ではなかったが、賢いヨジョンはキム・ゲシの目にとまり、すぐに彼女の手足となった。その頃のゲシはヨジョンの美貌を利用するところが多く、彼女が女官であることにもかかわらず、必要な相手の夜伽をさせていた。

もちろん、最初からそれが簡単だったわけではない。彼女は羞恥、侮蔑感を感じた。ところが、間もなくヨジョンは心を鬼にした。持っている物といっても体しかない自分が、その体を利用して成功しようとすることが何が問題だというのか。


キム・ジャジョム(チョ・ミンギ)
チョ・ミンギ

仁祖反正(インジョパンジョン)を主導した反大北(テボク)功西派の首領で、昭容趙氏(ヨジョン)と共に仁祖執権期の影の実力者で権力を行使する人物。子供の頃、キム・ジャジョムは英明な少年ではなかったが、彼は本能的にどうすれば人の心をつかむことができるか、人間が欲するものと彼らが恐れるものを恐ろしいほどに把握することができた。

そのような才能で、光海政権に不満を抱いていた西人(ソイン)勢力に接近し、自然に彼らに混ざることができた。
好感を与える美男で、いつも精一杯、頭を低く振る舞うキム・ジャジョムを警戒する人は誰もなく、皆がキム・ジャジョムを信頼できる好人物だと思っていた。まさにそうした能力で要塞のようなキム・ゲシをも崩した。

キム・ジャジョムは仁祖反正の立役者となっており、文科の及第者でないにもかかわらず、その功労を認められ、戶曹佐郞(経済をつかさどる官庁の役職名)を経て、東部承旨(トンブスンジ:役職名)となり、出世街道を走ることになる。そしてキム・ジャジョムが正体を現すのは、その後だった。
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