「華政」関連記事2点


少し前の記事なのですが、「華政」に関する辛口記事が出ていました。
どんな記事なのか気になって翻訳してみたのですが、ブログに上げるべきか1週間ほど迷っていました。昨今のテレビ界の現状や傾向が分かる記事でもあり、また、記事を書く記者によってもさまざまな見方がある、というのが分かる記事でもあります。

記事を紹介することで、その内容に賛成するものではない、ということをあらかじめお断りして、2つの記事を、静かにご紹介したいと思います。


[2015上半期ドラマ] 王·女王の帰還...★お茶の間復帰成績表

2015.6.14 ニュースウェイ

ヒョンビン、チャ・スンウォン、キム・スヒョン


地上波ドラマ市場が低迷の泥沼から抜け出せずにいる。平日10時の時間帯の地上波3社のドラマの視聴率が一桁にとどまったり、やっと10%台前半に届いたりしながら、最大の危機を迎えている。それにもかかわらず、2015年上半期のテレビ劇場はさまざまなジャンルと、異色の素材のドラマが溢れていた。

時代劇「懲毖録(チンピロク)」を皮切りに、「輝くか、狂うか」、「華政」につながる大型時代劇が、テレビ劇場の中年の視聴者を集め、「パンチ」、「ヒーラー」が線の太い大胆なストーリーで男性視聴者を虜にして、続いて「キルミー・ヒールミー」、「ハイド ジキル、私」、「ブラッド」などが新世代層までTVの前に引き寄せ、テレビ劇場は、新たな突破口を探すために苦心している。

低迷の沼にはまった地上波ドラマのために、救援投手として出てきたトップスターたちの大活躍も熱かった。2015年上半期のテレビ劇場を牛耳っていた、人気ドラマの中のトップスターたちの成績表を比較してみた。


◆ヒョンビン、チャ・スンウォン、期待があまりにも大きかったのか

ヒョンビンとチャ・スンウォンのドラマ復帰は、待ち望んだファンたちはもとより、放送関係者たちの注目まで集めるほどの関心事だった。結論から言えば、両トップスターのお茶の間への復帰は半分の成功だ。

まず除隊後、初の復帰作にSBS「ハイド ジキル、私」(シナリオ:キム・ジウン、演出:チョ・ヨングヮン)を選択したヒョンビンは、ドラマで多重人格のキャラクターを完璧にこなして、空白期間を感じさせなかった。特に、甘くて優しい男と荒っぽい都会の男という対極のキャラクターを演じ分けながら、女心を揺さぶり、名実共に最高のスターであることを証明した。

しかし、「ハイド ジキル、私」は散漫な展開と可能性が低い出来事などによって、放送中は、非難の矢を避けることができなかった。それだけでなく、平均視聴率4%、最低3.8%(3月4日13回/ニールセンコリア提供/全国基準)まで下落し、ヒョンビン最大の屈辱を味わわなければならなかった。

MBC「華政」(脚本キム・イヨン/演出キム・サンホ、チェ・ジョンギュ)で、新たな光海を描くという抱負を明らかにしたチャ・スンウォンも、半分の成功だという見方が支配的である。「華政」は、平均二桁の視聴率を見せ、月火ドラマ1位の座まで獲得している。視聴率面では成功だと言えるが、上半期最高の期待作であり、大作として数えられていただけに、やっと10%を超える視聴率は失敗に近い結果だと見ることができる。

これまで、暴君光海としてのイメージが強かった、光海のキャラクターを新たに掘り下げてみるという、放送前の抱負とは違って、「華政」の中の光海は行ったり来たりで要領がつかめず、チャ・スンウォン特有のカリスマ性を発揮しないままファンに失望感を抱かせている。

名実ともに最高の人気と演技力を備えた両俳優だが、彼らの肩に置かれた重圧が重すぎたせいだろうか?低調な成績のドラマは、俳優たちだけの問題ではない。しかし、高額のギャラを払いトップ俳優を選択するのには、ある意味興行と成績に対する責任も一緒に分かち合うということを意味する。そのような面から見ると、ヒョンビンとチャ・スンウォンの復帰は物足りなさを大きく残している。

(ニュースウェイの記事を翻訳しました)




序盤、話題性を失った「華政」…陳腐なストーリーに演技力議論まで「総体的難局」
2015.6.11 アジアトゥデイ

華政


MBC月火ドラマ「華政」(脚本キム・イヨン/演出キム・サンホ、チェ・ジョンギュ)が放送初期の話題性は跡形もなく、振るわない様子だ。対抗作品であったSBS「風の便りに聞きました」が退いて、ようやく同時間帯の視聴率1位の座を占めたのだが、依然として10%序盤の視聴率にとどまり、なかなか飛び出せずにいる。

「華政」は「チャングムの誓い」、「トンイ」、「イ・サン」、「魔王」、「奇皇后」など、数多くの時代劇を大きく成功させたことのあるMBCドラマ局が新たに発表する時代劇という点と、チャ・スンウォンを筆頭にチョン・ウンイン、イ・ソンミン、アン・ネサン、チョ・ソンハ、キム・チャンワンなど、確かな演技力を持つ中堅俳優たちが大挙出演するという点で、放送開始前から大きな期待を集めたが、回を重ねるたびに視聴者たちの反応はぱっとしない。

「華政」不振の最大の原因の一つは、正統派時代劇とフュージョン時代劇の間で中途半端な道を歩んだためであると言われている。これまでMBCは基本的に時代劇に基づいていても、男女主人公たちのロマンスを基本骨格として、現代劇に近い作品を発表してさまざまな年齢層の視聴者を引き込むことに成功した。

しかし、「華政」は各種の映画やドラマなどのメディアで何度か登場したことのある光海(チャ・スンウォン)を主人公にしており、彼の周辺は視聴者にもよく知られた歴史の中の実在の人物で構成された。さらに、朝鮮の政治の話を扱った作品であるため、自然に全体的なドラマの雰囲気は重く暗くなるしかなかった。

第2幕から貞明公主(イ・ヨニ)が光海から命を守るために宮殿から逃げ、日本の硫黄鉱山の奴隷になったという新しい物語が展開し始めたが、これさえも視聴者を引き込むには足りなかった。むしろ一部では歴史歪曲がひどいという指摘が続き、「華政」は「ファクション」ドラマの中心を十分につかめなかった代表的な事例に転落している。そんな中、キム・イヨン作家の前作「トンイ」と「魔王」で描かれた葛藤の構造が「華政」でもそのまま踏襲されているという点と、貞明とホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)が危機に陥ったが、これを克服してお互いに心を開いていく全ての過程があまりにも明白であり陳腐という点が、視聴者を引き離すもう一つの理由として挙げられている。

「華政」第2幕の話をリードしているイ・ヨニとソ・ガンジュンも演技力の不足で叱責を受けている。初の時代劇の主人公の座を占めるには力量が不足したせいか、前作「家族なのにどうして?」で、自然な演技で好評を得たソ・ガンジュンは、ぎこちない口調で視聴者たちの没頭を妨げる。今後、チャ・スンウォンときっ抗した対立を見せなければならない彼の役割が早くも懸念される。

イ・ヨニもまた、男装の演技を通じて新しい姿を見せようとした試みは高く評価する価値はあるが、演技に過度に力が入って共感を呼ぶよりは窮屈な感じを受けるという指摘だ。ソ・ガンジュンと同じ俳優グループ、サプライズのメンバーであるコンミョンも見る人がきまり悪いほどぎこちない演技を続け、自らの役割をできずにいる。イ・ヨニを挟んでソ・ガンジュンと対立する竹馬の友カン・イヌ役のハン・ジュワンだけが時代劇に似合い、負担にならないトーンで安定的な演技を披露している。

全50部作で企画された「華政」はまだ長い道のりがある。これまで登場していない人物も数多く残っており、作品が伝えようとする本格的な話も始まらなかった。果たして「華政」が欠点を補完して不振を乗り越えてMBC時代劇の名誉を回復できるかどうかは、もう少し見守らなければならないようだ。

(アジアトゥ
デイの記事を翻訳しました)


*これらの記事はニュースウェイとアジアトゥデイのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

ドラマに出演する、ということは同時に大きな重荷を背負うことでもある、と強く感じた記事でした。

しかし2つともなかなか辛口の記事ですね。
最初の記事は「視聴率」。ドラマの人気を測るには手っ取り早いバロメーターと言えますが、どんなに良いドラマでも、視聴率が取れないと評価されない傾向にあるのは残念だと思います。

「華政」については同時間帯1位を保っているのに、期待作の割に視聴率が伸びないことで、失敗に近いとまで書かれてしまいました。視聴率が取れるに越したことはありませんが、ドラマの価値は数字だけで決まるものではないと思います。

そして、ひとこと加えると、スンウォン氏は十分にカリスマ性を発揮し、ファンは十二分に彼の光海君を楽しみ、共に泣き、共に笑い、「華政」を堪能している、ということでしょうか。

ふたつ目の記事は、直接スンウォン氏に関する記述はありませんが、ドラマのコンセプト、脚本、若手俳優の演技力についての批評です。

もともと「華政」は事実とフィクションが混ざったドラマである、と言われていたにも関わらず、さらなる批評が厳しいです。若手俳優さんたちが酷評されていて、何とも気の毒な話です。確かに、キャリアの長さから見れば、ベテランの俳優陣と比較されると形勢は不利でしょう。しかし、ぎこちなさであったり、力みが感じられたりというのは、若手俳優さんならではの初々しさにもつながっているのではないかと思います。数多くの出演者ひとりひとりに差があるからこそ、個性が出て面白いと思うのは私だけでしょうか。

スンウォン氏をはじめ、どの出演者も全力で「華政」に打ち込んでいる中で、こういった辛口記事も出て、俳優という仕事は本当に心理的に大変な職業なのだと感じます。ドラマがヒットして視聴率が上がれば当たり前、少しでも不調だと非難の矛先はありとあらゆるところに向けられる。ひとつの仕事に集中し、どんな批評にも負けない精神力、そして柔軟な適応力も必要な職業ですね。

あまり楽しい記事ではありませんでしたが、私自身は「華政」を毎週とても楽しく、興味深く鑑賞しています。スンウォン氏の光海君は、もはや「チャ光海」を上回る光海君はしばらく出てこないと思うほど素晴しく、魂のこもった演技ですし、他の出演者も回を経るごとに役の個性が出てきていると思います。この先50回までどんな風に「華政」が変化していくのかも含めて、しっかりと見届けたいと思います。チーム「華政」、ファイティン!

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Comments 4

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sahara  

いつもたくさんの記事をありがとうございます!
そして、辛口の記事の紹介もありがとうございます!
私たちはスンウォン氏のファンということもあり言葉の壁もあるので客観的にドラマを評価することはできないので分からない部分かもしれないですね。
かなり厳しい評価ではありますが、字幕ありで見たときに初めてこの記事のことが理解できるのかもしれませんv-356
個人的には時代劇であっても"恋のかけひき""胸キュン感"がないと視聴率を取るのは難しいだろうな~って思います。できることなら光海君とゲシ(例えばですがv-411)の恋のかけひきがあれば...
何はともあれチーム「華政」ファイティン!!応援しています~~v-91

2015/06/22 (Mon) 20:08

管理人  

saharaさん、コメントをありがとうございます。

辛口の記事について、賛否両論があるとは思いますが、いろいろな記事があるということで取り上げてみました。スンウォン氏のファンとして、おっしゃる通り客観的に評価することはできないので、世間ではこんな風に評価する人もいるのだ、と思って記事を読みました。

「恋のかけひき」は大事な要素ですね!「華政」では貞明の恋が描かれていますが、若者だけでなく、せっかくなので光海の「大人の恋」も見てみたかったです。ゲシでも誰でも、大人の宮廷ロマンスの要素が入ったら良かったのに…と思います。

ドラマはまだまだ長い道のりが残っています。最終的に「華政」がどんなドラマになり、どんな評価を得るのか見守っていきたいと思っています。
いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2015/06/22 (Mon) 21:14

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2015/06/23 (Tue) 09:39

管理人  

「スンウォンさんも読んだかなぁ?と…ちょっと気になっていました」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

トンイや他のドラマのお話を含む、たっぷりのコメントを大変興味深く読みました。私一人で読むにはもったいないような素晴らしいコメントでした。ブログへの応援もありがとうございます。

韓国ドラマの撮影は、スケジュールが詰まっていて、過酷を極めると聞いたことがあります。短時間でセリフを覚え、役作りをして…と、俳優さんたちには想像以上に負担がかかっているのかもしれません。

死に物狂いで演じる、と話していたスンウォン氏の思いと努力は、言葉の壁を越えて私たちの心に届いていると思います。「華政」も新たな登場人物が加わり、いよいよ光海君のラストも近くなってきたようです。ファンにできることは、ドラマを見て、心から楽しむこと。スンウォン氏の最高の演技を最後まで見守りたいと思います。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2015/06/23 (Tue) 20:48

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