ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第8話)


チャ・スンウォン氏出演のMBC大型時代劇「華政」。既に放送は20回まで進みましたが、少しずつ、あらすじを紹介していきます。ざっくりと、内容が分かるよう、なるべく簡単にご紹介できるよう頑張ります。

ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介、第8話をお届けします。

ミニ光海くん



以前のあらすじ紹介は下のリンクからどうぞ。分かりやすいようにサブタイトルを付けてみました。

ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第1話)父王の死
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第2話)16代国王に
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第3話)孤独の王
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第4話)反逆罪
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第5話)王への挑戦状
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第6話)炎上
ミニ光海くんの「華政」5分で読めるあらすじ紹介(第7話)父王の死の真相


ミニ光海くん
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<第8話>

私が王座に就いてから10年の歳月が流れました。

今日は、私が勢力を注いで設置した「火器都監(かきとかん)」という、火薬や兵器を作る役所の視察に来ました。重臣たちも揃い、大砲や砲弾の実射が始まり、出席した重臣たちはお世辞とも本心ともつかない賛辞を述べてくれます。火器都監の設置を快く思わない重臣たちも多くおり、私は彼らに皮肉を言いつつ、得意とする銃の腕前を皆の前で披露しました。

チャスンウォン 華政 光海君


夜には花火をあげさせて、火器都監の威力を見せる良い機会となりました。花火を見ながら火器都監の中を歩いていると、いらだっているような表情の若者に出会いました。彼は火器都監に勤める、校理(キョリ)という中級役人です。

「お前の顔はいらだちでいっぱいだな…。元気を出せ」そう声をかけると、若者はいら立ちの表情を変えずに答えました。「貴重な火薬を、あれだけ空に、あんな風に…」

私は、あからさまに不快な表情をする若者に、さらに尋ねました。「私のことが不愉快だろう?」

若者は王である私に向かって「はい。国境の様子をご存知で?」と問い返してきました。挑戦的な若者の口調に、私も対抗するように報告を促します。「どんな状況なのだ?ん?」

チャスンウォン 華政 光海君


口を開いた若者はこのようなことを私に訴えました。
硫黄は硝石とともに火薬を作る上で重要な成分である。しかし我々はどちらも国内では生産することができない。王様の命令で国境を調べたところ、女真(じょしん)という国がたび重なり攻めてきて、国境の町は崩壊状態である。何度も攻撃されているのに、国境兵は弾の入っていない銃しか持っていない。訓練する弾もないのに、戦争などとてもできない、と。

私は若者に、こういった火器都監の威力を見せるような機会も必要なのだと説きましたが、若者は「そんな火薬があれば国境の町を守れるのに!」と怒りが収まらないようです。

私はそんな若者の返答を聞き、おもむろに口を開くと、「“王様”、お前はいつもその言葉を付け忘れる。お前は私を王様とは呼びたくないのだろう。私は認められていないからな」と言い放ちました。

そうです、この若者こそが、かつて私の乗った輿の前に飛び出してきて、私のことを王ではないと叫んだ張本人なのです。私は意地悪く若者に言いました。「私が忘れたとでも思うか?あの生意気な態度を!」

若者は、まだあの頃と同じ思いを持っているのに、私が彼をそばに置く理由が分からないと言いました。私は彼にこう言いました。「まさにそれが理由だ。私を王として認めない男に耐える…。お前は切実に、この国に我々が火薬を必要としているかを知っている。お前ができないことは何もない。それが何であれ。そうだろう?」

10年の歳月が私を王として揺るぎのない存在に成長させ、若者の怒りなどたやすくかわせるようになっていました。


信頼する女官にこの若者の話をしました。
「彼を江戸にやるとおっしゃるのですか?そんな責任を彼に?王様、この国の命運と王座はこの件にかかっているのです。彼は、王様が信頼する重臣を始末したあの一件で、王様に背を向けた男の息子なのですよ。そして王様に良い感情を持っていないのです」

信頼する女官の心配は分かっていましたが、敢えてこう切り返しました。「他に使ってはいけない者はいるのか?私は父を殺した2人と手を組んだというのに。私は必要な者を、必要な時に使う。感情は何の意味も持たない。彼に必要なものを与えよ。彼はやがてその意味を理解するだろう」

チャスンウォン 華政 光海君


信頼する女官に告げたように、私は彼を日本にやることにしました。そして彼に法外な課題を出しました。「火器都監の硫黄倉庫をいっぱいにしろ」と。

日本で硫黄を調達するために、密輸入をするよう命じた私に、彼は驚きの表情を隠せませんでした。密輸入は法に背くと真面目な顔をして反論する彼に、私は笑みを浮かべてこう言い放ちました。「法律?ならば王である私が法律を変えればよい。明の国から供給される硫黄はもう届かないと聞いた。誰かが中間で盗んでいるようだ。我々に選択肢はあるか?自ら行って手に入れなければ」

律儀な若者はさらに上気した顔で私に喰ってかかります。「国内で行われる小さな取引とは異なります。もし朝鮮の王が日本からの密輸入に関わっていると発覚したら、外交上取り返しのつかないことに…」

「外交上の摩擦?それなら簡単だ。ただ捕まらなければ良い」と高らかに笑う私を見て、若者の顔はさらに怒りを増したように見えました。まだまだ怒りの抑え方を学んでいないようです。こうして彼は日本へと旅立っていきました。


ある日私は、宮殿の前で、遠くから届いた小さな密書を広げました。そこには「一月七日 丑時」と書かれていました。「外出する必要がある」私は密書を持ったままそうつぶやきました。

<続く>


※このあらすじ紹介は、ドラマ「華政」の光海君の周りで起こった出来事を中心にまとめています。すべてのシーンをまとめたものではありませんが、なるべくドラマ全体の話の流れから外れることのないように構成しています。

第8話のスンウォン氏の出演部分をまとめた、☞「チャ・スンウォン氏『華政』第8回放送 光海君アルバム」も併せてお楽しみください。

☞<第8回放送 光海君アルバム>はこちらからどうぞ。

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Comments 2

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Like a child dreaming a sweet dream  

管理人様。
ミニ光海くんの「華政」あらすじ紹介を、拝見させていただいています。
私が見逃した7話までの内容を読ませていただいて、衝撃を受けました。

王様がこんな過酷な目に合っておられたなんて。

管理人様は物語を一人称で語ってくださっているので、読んでいる私は、王様の気持ちをともに体験しているような感覚になります。「光海君アルバム」を併せて見せていただきながら、「物凄いドラマに出会ってしまっちゃった…」と思っています。

私はまだ、地上波の区切りでは14話までしか見ていないのですが、そこまでを改めて見直してみて、これほどの経験をされた王様が、それでもなお人を信じたり慈しんだりできるひとであることに感動します。
王様が「本当の気持ち」を表すシーンを見るたびに、泣いてしまいます。

一人で多くのことを飲み込み耐える王様を守ってあげたくなります。

守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
他には何一つできなくてもいい
なぜなら なぜなら

…ちょっと恥ずかしいことを書いてしまいました。

なかなか視聴は進みません。
スンウォン氏は、素晴らしい役者さんですね。

こうして、いろいろなスンウォン氏に出会わせていただけるのは、管理人様のお陰です。
本当にありがとうございますm(__)m。

2017/01/14 (Sat) 13:36

管理人  


Like a child dreaming a sweet dreamさん、コメントをありがとうございます。

ミニ光海くんのあらすじ紹介を読んでくださったそうで、ありがとうございます。韓国版のドラマと、日本放送版のドラマは放送回数が違っているので、各話の区切りが少しずれているかもしれません。

あらすじ紹介は、大まかに各話を理解したいと思い、無謀にも見切り発進してしまった企画でした。役名を使わず、光海君から見た物語をまとめようとしたのですが、想像以上に苦労して、時間と労力がかかってしまいました。ブロガー1年目の苦い思い出であるとともに、光海君の気持ちにシンクロするように「華政」にのめり込んだ、熱い、愛着のある思い出でもあります。

光海君は今まで、暴君として描かれることが多かったようですが、スンウォン氏演じる光海君が、繰り返し起こる悲劇を経験しながらも、目指す道を見据えて人間らしい王として進んでいく姿に心打たれました。多くのファンが「守ってあげたい」という気持ちに駆られながら見ていることでしょう。

いつも光海君のそばに仕えるキム・ゲシも同じような気持ちだったのかもしれません。「華政」のブログ記事の中でも何度か取り上げては、彼女に対するちょっとした嫉妬心をぶつけてみたりしました。彼女が持つ「光海君を守りたい」という心が暴走していく様子も見どころの一つだと思います。

守ってあげたい王様が、この先どんな運命をたどるのか、どうぞじっくりと「華政」を視聴していってください。ファンにとってはドラマを超えたドラマだと思います。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/01/14 (Sat) 16:37

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