[web記事]「幸せな苦労」..『元気を出して、ミスター・リー』チャ・スンウォン、涙が出る秋夕(チュソク)急展開コメディー

※この記事には映画『元気を出して、ミスター・リー(仮題)』のネタバレが含まれます。

チャスンウォン オム・チェヨン


チャ・スンウォンが12年ぶりに急展開コメディー『元気を出して、ミスター・リー(仮題)』に戻った。


29日午後、ソウルCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで、映画『元気を出して、ミスター・リー(仮題)』マスコミ試写会が開かれた。主演俳優のチャ・スンウォン、オム・チェヨン、パク・ヘジュンと演出を担当したイ・ゲビョク監督が出席した。

『元気を出して、ミスター・リー(仮題)』(監督イ・ゲビョク、提供配給NEW、制作ヨンフィルム、デクスタースタジオ)は子供のような父親のチョルス(チャ・スンウォン)と大人のような娘セッビョル(オム・チェヨン)を中心に、青天に”娘”という雷に打たれたチョルスのドタバタ物語を描く。2016年のユ・ヘジン主演『ラッキー』で700万人の興行を記録したイ・ゲビョク監督と、コメディー職人チャ・スンウォンが出会って期待感が高かった。

チャ・スンウォンは劇中、子供よりも子供のような父親チョルスを演じた。行く途中の人をも止める”心臓ドキドキビジュアル”とは違い、子供のような純粋なギャップのある魅力を持っている。評判の美味しい店”大福”カルグクス手打ち麺の達人で、いつでもどこでも運動で鍛えた筋肉を自慢するのに忙しい。そんなある日、突然現れた大人よりも大人のような娘のセッビョルに出会い、計画になかった旅行に出発するキャラクターである。チョルスは2003年に発生した大邱(テグ)地下鉄火災事件の当時、消防士としてで多くの人々を救った人物でもある。

チャ・スンウォンは2001年、映画『風林高(新羅の月夜)』で高校時代の伝説の多血質の体育教師ギドン役を通じて国内コメディー市場に新しい風を巻き起こし、”チャ・スンウォン印”コメディーの序幕を知らせた。翌年の2002年『ライターをつけろ』、『ジェイル・ブレーカー(光復節特赦)』ではスタイル重視のごろつきボスから脱獄に成功した囚人まで様々な役を消化しながら特有の味わいのあるコメディー演技で観客を惹きつけるのに成功した。

続いて奥地の田舎分校に発令された不良先生の話を扱った『ぼくらの落第先生(先生キム・ボンドゥ)』では自然な生活コミック演技で場面ごとにパンパンさく裂する笑いと感動を与え、恐怖にコメディーが結びついた『天国からのメッセージ』、ユ・ヘジンと幻想的なケミストリーを披露した『里長と郡守』まで多彩なキャラクターを消化した。コメディージャンルだけでおよそ1400万人を超える観客を動員したことがある。

チャスンウォン


チャ・スンウォンは『里長と郡守』以降12年ぶりにコメディージャンルで復帰しており、「これまでどうしてしなかったのか分からないが、適当なものがなかった。詳しく覚えてはいないが、入ってきた作品の中には私の心があまり揺さぶられなかったためにやらなかったものもある。結果的に12年ぶりに、基本的に私が好きなジャンルのコメディーに戻った。どうやら以前にしたのと比べて年をとると、自分の考え方や世の中を眺める視線が変わる。”ああ、こういったものを溶け込ませるコメディーに出会ったらどうだろうか?”としていたところにこの映画が入って来た。」と出演した理由を明らかにした。

続いて「映画を見ると分かるが、最後の部分にチョルスがこうなるしかなかった理由と大きな事故が発生する。これを初めて受けた時は”これをコメディージャンルとして解けるだろうか?”と思った。前には笑いを与え、後ろには感動を与えながら涙を与えるが、どのようにすればよいのか分からなかった。ところが、この映画が持っている温かさと幸福さが優先された。それで選んで撮影したが、今は満足している。」と話した。

チョルスのキャラクターのために容姿も変身したチャ・スンウォンは「外見も色々な試みをした。パーマの頭をはじめ、顔の左、右側が違うように動くが、これは私が設定したものではない。監督と話をたくさん交わし、やや足りない部分があるような人物の姿を外的に表現すると、どのような姿なのか相談した。接点を見つけたのが今のチョルスの姿です。そのほかにはチョルスの言葉遣いや行動、人に接するやり方などはそのまま自然に出てきたようだ。」と明らかにした。

チャスンウォン


大邱(テグ)地下鉄惨事の当時、消防士のキャラクターを演じたチャ・スンウォンは「前半と後半の回想で、チョルスのいくつかの人生の境界を柔軟に越える演技を断絶してはならないと思った。たくさん心配したし、敏感な事故である。消防士は誰かにとっては非常にヒーローであり、演技をしながら前後のギャップをできるだけうまく超えていかなければならないと思った。それを中身まで考えながら演技した。」と悩んだ部分について言及した。

「幸い、私が心配していたその事故がどのように映るかはまだ分からないが、撮影する時も心が痛かった。撮影中にそれについて監督と相談し、会議をしながら撮った。観客は前半部分と回想の部分の格差を理解し、説得できる、そんな構図で演じなければならないと決心した。」と語った。

「チョルスがヒーローのようだが、意図したのか?」という質問にイ・ゲビョク監督は「チョルスのキャラクターをヒーローだと思う人がいた。消防士たちを自分のそばにいるヒーローのような感じで知っているから、チョルスに感情移入をしていたようである。特に意図したものではないが、ある意味では私たちの映画で最後に、一般市民も誰かを助けてあげることができるという希望を示している。”小市民ヒーロー”のような感じを受けたと言っていた。ところがチョルスをヒーローにしたかったわけではなかった。」と答えた。

チョルスがややもすると戯画化されないように常に気を使ったという監督は「チョルスは一種の事故の後遺症を持っている人物だと考えた。戯画化というよりはそのような足りない部分を持った方がもしある状況に置かれた時、対処する姿を自然に表現しようと努力した。そのような部分では率直で真剣に描写しようと努力した。」と説明した。

チャ・スンウォンも「私もその部分に心配が多かった。これをどう解決していけばいいのかと思ったが、監督に助けられた。私は監督イ・ゲビョクより人間イ・ゲビョクのほうがずっと魅力的だと思う。監督の姿の中にチョルスの姿がある。監督にはチョルスの情緒的に温かく愛らしい姿がある。毎回、現場に行くたびに、注意深く彼の顔を見て研究を重ねた。それで出た結果です。」と笑った。

パク・ヘジュン
オム・チェヨン


パク・ヘジュンは寝ても覚めても兄の心配だけするチョルスの弟ヨンスを引き受けた。妻のウニに叱られるのが日常で、娘のミンジョンにも威厳のない分別のない家長だが、兄を愛する心だけは最高の弟である。”セッビョル”と共に消えた兄のチョルスを探すために、運命にもなかった追撃戦を始める人物である。

スリラー映画ではなく明るいコメディー映画でイメージを変えたパク・ヘジュンは、「本来町内を通る私の姿とあまり差がない。快適に私の姿をたくさん見せられる映画ではなかったかと思う。その前の作品にも私の姿がありますが、私に近い姿はこの映画にあるようです。今後もこうした姿を見せたい。」と笑顔を見せた。

チャ・スンウォンの娘として出演した子役俳優オム・チェヨンは、大人よりも大人のような娘セッビョルに扮して熱演した。映画のために剃髪も敢行した。

オム・チェヨンは「髪を剃って熱が出て痛かったが、実際に体が痛くても力強く耐えている友達にこの映画を見て力になってほしいという気持ちで撮影した。この映画を見て本当に力を出してほしい。」と感心な発言をした。

パク・ヘジュン イ・ゲビョク監督 オム・チェヨン チャ・スンウォン


パク・ヘジュンは「この映画を振り返ると、すべての人物が監督の視線と似ている。ここに出てくる人物は全て憎めなかった。監督は”世の中をこのように眺めるんだな”と思った。今回の秋夕(チュソク)に劇場に来てこの映画を通じて美しい世の中を眺めてみたらよいでしょう。秋夕(チュソク)はコメディー。」と叫んだ。

チャ・スンウォンは「”今回の映画はできるだけできるだけ考えずに演技しよう”と話した。以前にはナビゲーションのように演技したものがある。我を忘れて演技したかった。これまで積み重ねてきた基本的なチャ・スンウォンという人間、基本的なベースが映画にたくさんある。良かった苦労、幸せだった苦労。」として、作品に愛情を示した。

急展開コメディー『元気を出して、ミスター・リー(仮題)』は9月11日に公開される。

(OSENの記事を翻訳しました)

*この記事はOSENのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

映画公開の前にはマスコミ試写会もあるのでしたね。メディア記事がたくさん配信されて、映画の内容にも少し踏み込んだ情報が入ってきました。

単なるコメディー映画ではなく、チョルスの人生を振り返りながらその変化を描く映画でもあるようです。消防士からカルグクス屋に転身した理由は、2003年に実際に起きた「大邱(テグ)地下鉄放火事件」の惨事が原因のようです。

コメディーの部分と、チョルスに起きた人生の「事件」の部分の対比を演じ分けるスンウォン氏の演技が注目されそうですね。記事からしか推測することができないのですが、良い映画に仕上がったような印象を受けました。

メディア試写会のスンウォン氏を少し…。週末ゆっくりと画像を集めたいと思います。

チャスンウォン

チャスンウォン

チャスンウォン

チャスンウォン

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Comments 4

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みらい  

ひげよ、プリーズ・カムバック!

 わかってはいるけれど、ひげが無いと、若見えして私の知っている?スンウォン氏ではないような気がして、じわーっと寂しくなります。
 ケーブルテレビでまた放送が始まった「花遊記」で、スーツ姿、コート姿、ガウン姿のスンウォン氏を見て、ひげロスを癒やしながら待ちます。
 ひげよ、戻って来てぇぇぇぇぇ。

2019/08/30 (Fri) 20:13
管理人

管理人  

To: みらいさん


みらいさん、コメントをありがとうございます。

確かにヒゲが無いと若く見えるのです。映画関連の一連のイベントに出席しているのは弟、どこかにヒゲの兄がいるような気がして、いや、そういう妄想でヒゲロスと戦っています。

『花遊記』情報ありがとうございます!(掲示板にも投稿ありがとうございました)牛魔王の姿を思い浮かべるだけで、心にしみ渡るような気持ちになります。

たかがヒゲ、されどヒゲ。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2019/08/31 (Sat) 08:26

merry  

ネタバレ含みます

管理人さま、たくさんの記事配信をありがとうございます‼️

ネタバレの記事…読もうかやめようか迷いましたが、やっぱり読んでしまいました~‼️

そうかー、そういうことだったのね。。


-- ネタバレ含みます--


まさか、本当にあった事件が元になっているなんて、思いもしませんでした…‼️
大邱の地下鉄放火事件…2003年、私は立派な大人になっている年齢ですが、何をしていたのでしょう…記憶にあるような、ないような…曖昧さ💦
改めて知ってみると、その悲惨で壮絶という言葉がピッタリな、あまりに恐ろしい事件に…悲しみや憤りを感じずにいられません。
被害者や被害者のご家族や恋人や友人や…当時の韓国の方々の気持ちを想うと、胸につまるものがあります。
イ・ゲビョク監督、もちろん演じるスンウォンさんも、たくさんのことを想い熟考して配慮して…映画製作に当たったんだろうことは想像に難くないですね。。
勇気と優しさと思慮深さ、人や物を尊重する気持ち…そういうものを持っていないと出来ないことだったのでは、と感じました。
試写会の後の“絶賛の洗礼”の文字を見て、すごく嬉しかったし、チャスンウォンさんとこの映画を作り上げた全ての方々へ、リスペクトの気持ちがこみ上げました。


ドキュメントではなく、笑いと涙と感動で包み“彼らの痛みをもう一度撫でてくれた”この作品。
スンウォンさん、いいシナリオといい監督、ピッタリな役柄に出逢えたようですね。
それもまた、ファンとしてすごく嬉しい。
なんだか、まだ観てもいないのに私の中で静かな感動が広がってしまいました。。


私の、勝手な想像を書きますね。
2003年と言えば、愛する娘さんがご誕生された年ですね。
その年に起きた事件について扱い、自分のルート探しを娘とする作品…。コメディの中にも涙や感動があり、大事なことを考えさせられる作品…。
スンウォンさんが映画「息子」にご出演を決めた時、作品にひきつけられ、“出演するしかない特別な磁場のようなものがあった”、とおっしゃっていました。
スンウォンさんにとって、“ミスターリー”もまた、そのような作品だったのでは…

なんて勝手な想像をして観てもいない映画に勝手に感動している私😁
我ながら妄想アジュンマだな~😅😅😅


映画の大大々ヒットと日本での上映を、管理人さまと皆さまと一緒に、心から祈っています‼️

2019/09/01 (Sun) 01:26
管理人

管理人  

To: merryさん


merryさん、コメントをありがとうございます。

ネタバレ記事を読んでしまったのですね(笑)スンウォン氏の出演作品が日本公開になるまでに多少の時間がかかりますから、記事で作品に関するニュースを取り上げる時に、ネタバレが含まれてしまうことがあります。予備知識なしで楽しみたいという方もいらっしゃるでしょうから、ネタバレ注意と書くように気を付けてはいるのですが、漏らさないようにするのもなかかなか難しいものです。

昨年、大邱(テグ)でミスター・リーの撮影を行っていた時に、何かの記事で、この映画が大邱の地下鉄放火事件と関係がある、というのを読みました。多数の死傷者が出た大事件だったのに、私も記憶になくて、改めて調べてみて大惨事だったことを知りました。

コメディー映画ということで、軽くて笑える内容なのかと思っていましたが、実際の事件を絡めた笑いと悲しみの両極が含まれる作品のようですね。スンウォン氏が12年ぶりにコメディーに戻るきっかけは、merryさんのおっしゃるように、「いいシナリオといい監督、ピッタリな役柄」が揃ったことで実現したのではないかと思います。

今までに数多くの作品に出演してきたスンウォン氏ですが、大ヒットしたものもあり、それほどでもないものもあり、作品作りは俳優の技量だけでなく、その他の要素が複雑に組み合わさって結果として出てくるものだと思います。

映画の宣伝活動を通して、スンウォン氏は「監督の中にチョルスの姿がある」と語っていました。監督の作りたいチョルス像をスンウォン氏が敏感に感じ取って、それを演技として出力する。俳優とはいろいろな思いや考えや理想を吸い取っては、自らを通して演じるという難しい職業なのだなぁ、と改めてスンウォン氏のすごさに感動しています。

良いタイミングで良い作品に出会えたようで、ファンとしてただただ嬉しい、と思うこの頃です。あとは大ヒットしてスンウォン氏の嬉しそうな笑顔が見られたら文句なしですね!

チョルスが日本のスクリーンにやって来る日を楽しみにしながら、大ヒット祈願をしたいと思います。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2019/09/01 (Sun) 22:38

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