「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2009.12.9)シークレット


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ、今回は記事のスンウォン氏の写真に惹かれて(笑)、インタビューを翻訳してみました。映画『シークレット』公開時のものです。

「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ
チャスンウォン



[web記事]チャ・スンウォン「子供の頃のノワール憧憬、夢を叶える」
(2009.12.9の記事)



チャスンウォン


三清洞(サムチョンドン)のあるカフェの2階に上がると、チャ・スンウォンが嬉しそうに歩いてきて挨拶をした。映画『シークレット』の封切りを控えて会ったチャ・スンウォンは、愉快で素直な姿が印象的な俳優だった。

「お昼は食べましたか。私と一緒に食べましょう、どうして先に食べたのですか。」彼との最初の会話だった。映画の封切りのために続くインタビューが多く、大変ではないかという記者の質問に「全然。私たちの映画に対する考え方を共有することができるじゃないですか」と愉快に答えている姿は、自分の映画に対する愛情がたっぷり感じられた。


◆子供の頃のノワール憧憬、2009年現在、夢を叶える

ほとんどの30、40代の男性たちは言う。幼い頃にノワールを夢見たと。チャ・スンウォンもそうだった。2009年現在、彼は夢を叶えた。

「子供の頃、アラン・ドロン主演の映画が好きでした。ジェームズ・ディーンの『ジャイアント』などを見て漠然と憧れました。”ああ!私も俳優になったら、若い人たちにこのようなイメージで見てもらいたい”といつも考えていました。」

事実彼は、芸能界デビュー以後、序盤ではトップモデルのイメージで、中盤には映画『風林高(新羅の月夜)』、『ジェイル・ブレーカー(光復節特赦)』、『ぼくらの落第先生(先生キム・ボンドゥ)』、『里長と郡守』などに出演し、コミック俳優の中心に立っていた。しかし、2007年から彼は自分のイメージを変え始めた。男の香りが漂うマッチョなイメージを追求した。

「正直、私は多分に映画的で、非現実的な作品が好きです。モデル、チャ・スンウォンから俳優のチャ・スンウォンに移行する間にコメディー映画があったのです。これからは生活演技ではない、人工的な演技をしたいです。ヒッチコック映画や、クエンティン・タランティーノの映画のように誇張された映画の中で遊びたいのです。最近はコメディー映画のシナリオが入ってきません。ほとんどのシナリオがスリラーです。そして、率直に言って私はリラックスしたイメージではないじゃないですか(笑)」

チャスンウォン



◆パク・ミョンスと同い年のチャ・スンウォン、彼はプロである

チャ・スンウォンは固定観念を破る俳優である。言い換えれば、チャ・スンウォンはキャラクターを再生産する能力を持った俳優である。彼はSBSドラマ『シティーホール』で政治家のイメージを変化させ、今回の映画『シークレット』でも、既存の刑事のイメージを180度変化させた。

来たる3日に封切りする『シークレット』は、映画『セブンデイズ』のシナリオ作家ユン・ジェグの監督デビュー作で、犯罪組織の中間ボスの殺人事件現場で妻の痕跡を発見した刑事と、この人々を追う組織のボスの追撃戦を描いた作品である。

彼は劇中の殺人事件の容疑者であり、秘密を持つ妻を持った刑事キム・ソンヨルを演じた。映画の中の彼の姿は、大衆の頭の中に位置していたみすぼらしいジャンパー姿の刑事ではない。身長188cmの長身に完璧なスタイルに乗って流れる黒いスーツ姿の刑事だった。

「従来の刑事のイメージとかなり違うでしょう?映画の中での私の姿に好き嫌いがはっきり分かれました。新鮮という反応と非現実的だという反応です。その中で映画の中の刑事のイメージとの差別化を図ってみたかったのです。事実、『シティーホール』の時も意見が分かれました。最初は”政治家がどうしてそんな姿をすることができるか”と批判も受けました。時間が経つにつれ、私ならではの政治家の姿を認めてくれました(笑)」

現在盛んに撮影中の映画『雲を抜けた月のように』でも、既存の定型化されたソンビ(管理人註:学識が優れて礼節があって義理と原則を守って権力と富裕栄華を貪らない高潔な人柄を持った人に対する呼称)の姿から抜け出しているとチャ・スンウォンは説明した。

「キム・ソンダル(管理人註:朝鮮時代の伝説的天才詐欺師)の姿はしたくありませんでした。特に定型化された笠を変形してみたかったのです。グロテスクな(grotesque)感じを表現したかったのです。『戦火の中へ(砲火の中へ)』でも北朝鮮軍将校だが、制服などで違う姿を披露する予定です。」

チャ・スンウォンはコメディアンのパク・ミョンス、カン・ホドンと同い年である。しかし、まだチャ・スンウォンを”おじさん”と呼ぶ観客はいない。徹底した自己管理、プロ意識でチャ・スンウォンは40代の領域を切り拓いていっている。

チャ・スンウォン、彼はプロである。

チャスンウォン


(アジア経済の記事を翻訳しました)

*この記事はアジア経済のニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。



------------管理人のつぶやき------------

映画の公開が近づくと、宣伝を兼ねたインタビューが行われて、報道各社からいろいろなインタビュー記事が発信されます。

それは1社の独占インタビューであったり、共同インタビューのような形で行われたものを各社で独自に構成したものであったりします。いずれにしても、様々な方法でスンウォン氏の考えに触れることができる機会であると言えるでしょう。

インタビュー記事はある程度の長さの中で、公開される映画に関する質問を中心に構成されています。今回の記事も『シークレット』を中心に、その次の作品である『雲を抜けた月のように』や『戦火の中へ(砲火の中へ)』にも触れる内容となっています。

残念ながら、”このインタビューを読めばチャ・スンウォンの全てが分かる!”というようなものは存在しませんが、ひとつひとつのインタビュー記事を読んでいくうちに、「なるほど」「へぇ~」といった、”俳優チャ・スンウォン”を形作るヒントが少しずつ隠されているように思います。

子供の頃にアラン・ドロンの映画が好きだったことや、俳優になったらこんなイメージで見てほしいというような事を考えていた、というのは、「俳優チャ・スンウォン」として考えれば普通のことかもしれませんが、チャ・スンウォン少年の好みや未来の妄想(?)だと考えるとなかなか面白いですね。

私の知らない時代のスンウォン氏が、インタビューで語ったことの中から、さらに古い時代の「チャ・スンウォン少年」の姿が浮かび上がるようで嬉しくなります。

すっかり大人になったチャ・スンウォン少年は、非現実的な役を好み、スリラーへの出演依頼が舞い込む俳優となりました。

演技への貪欲な思いを語るインタビュー記事の中にも、記者を迎えるちょっとした挨拶などから、スンウォン氏の人間的な温かみが感じられる瞬間がありました。

『「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ』は決して派手な連載ではありませんが、スンウォン氏のことを少しずつ知っていき、それを積み重ねて味わえる、ミルフィーユのような連載だと思っています。また一歩、スンウォン氏に近づきました。

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Comments 4

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sweetpixy  

管理人様。

おはようございます。

今日も良いお天気ですね。
部屋の中で仕事なんかしている場合ではないですよね(笑)

過去のスンウォン氏に触れられる良い企画ですね。
あの日にタイムスリップ。

記者さんにむかって、「お昼はたべましたか?私と一緒に食べましょう」って言うスンウォン氏。
素敵すぎます。私が記者なら卒倒しそうです♡
スンウォン氏を前にしたら、嫌いな物でも美味しく食べられそう。
あっ、でも緊張しすぎて味がわからないな、きっと。

スンウォン氏、日本でディナーショーやってくれないかな。
そして、各テーブルを廻ってくれたら、スンウォン氏が超近くで見れる。

おっと、タイムスリップの話から脱線してしまいました。
ミルフィーユのような連載、これからも楽しみにしています。
いつもありがとうございます。

Have a great day!

2018/04/04 (Wed) 09:53
管理人

管理人  


sweetpixyさん、コメントをありがとうございます。

スンウォン氏にお昼に誘われる妄想で、しばらく楽しく過ごせました。これからの季節は、スンウォン氏も好きだという「冷たいおうどん」のランチデートもいいかもしれませんし、好物の「カツカレー」だとスンウォン氏のテンションも上がりそうだな…♡とあれこれメニューを考えてしまいました。

そうはいってもスンウォン氏のことなので、この記者さんにもチャジュンマみたいな気持ちで、お昼時に空腹のままインタビューをするのも気の毒だから、と誘ったのでしょうね。

私が妄想したロマンチックなランチではなく、たぶんスンウォン氏と記者とで普通に会話をしながら、普通にランチを食べることになるのではないかと、私の中ではそんな結論になりました。

ディナーショーって素敵な響きですね!キャンドルサービスみたいにスンウォン氏が各テーブル巡りをするなんて、考えただけでひっくり返りそうですが、ディナーを食べている場合じゃなくなってしまうでしょうから、「スンウォン氏とティータイム」くらいのレベルで私は十分です。考えるだけで何だか胸がいっぱいです(笑)

妄想のきっかけをありがとうございました。またいらしてくださいね。

2018/04/04 (Wed) 23:36

みらい  

 美味しい「ミルフィーユ」です。ありがとうございます。その人が過ごしてきた月日がその人を造るとしたら、今だけを見てもその人のことはわかりません。スンウォン氏の魅力を味わい尽くそうとする管理人さんの「食欲」にこれからも期待しております。あー、美味しかった。

2018/04/05 (Thu) 19:32
管理人

管理人  


みらいさん、コメントをありがとうございます。

作品が公開された時のインタビュー記事は、同時期に各社で行われていることもありますし、同じ作品のことについて話すので、何となく似たような内容の物が多いです。それでも記事の中にキラリと光る、スンウォン氏をさらに深く味わえるヒントのようなものがあるように思います。

ローマは1日にして成らず。少しずつ、「チャ・スンウォン」の核心部に進んでいくような気持ちで、貪欲に、味わい尽くしていきたいと思っています。これもある種の愛、なのでしょうか。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2018/04/06 (Fri) 00:30

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