緊急特集:「花遊記」に今何が起こっているのか

2017.12.29 アップデートしました。
2017.12.30 アップデートしました。
2018.1.2 アップデートしました。
2018.1.3 アップデートしました。
2018.1.4 アップデートしました。
2018.1.5 アップデートしました。

花遊記


12月23日に、待ちに待った「花遊記」の放送が始まりました。
第1回の放送は視聴率5.3%と、好調なスタートを切りました。そして迎えた翌日の第2回の放送…。

すでにご存じの方が多いと思いますが、今週、「花遊記」は華々しい初回放送で一気に話題の中心になった後、また別の理由で注目されることになりました。

読み切れないほどのニュース記事を片っ端から読んでみると、驚きや悔しさ、心配といった感情が湧き出てきて、ニュース記事を読みながら泣きました。

今、「花遊記」に何が起こっているのか、メディアではどのように報じられているのかを追ってみました。興味本位ではなく、スンウォン氏が出演する大事なドラマに今何が起こっているのかが知りたい、というファンのみなさんに是非読んでいただきたい記事です。



12月23日(土)夜9時「花遊記」第1話初放送
「初放送視聴率5%を突破しヒット予告」「初回から視聴者をひきつけた視聴率5.3%」「視聴率5.3%、tvN歴代ドラマ初放送の中で最も高かった」「最高6.3%、同時間帯1位」「チャ・スンウォン、唯一無二コミック演技の達人」といったタイトルの記事が発信され、視聴者の反応も良いという高評価の記事が多かったように見受けました。


12月24日(日)夜9時「花遊記」第2話放送
番組冒頭からCMが多いという印象でした。記事によれば、第2話の中の妖怪が出てくるシーンで、妖怪役がつけていたワイヤーがそのまま映っている映像が流れ、その後一旦CMが流れたものの、再開した放送の別シーンでは、コンピューターグラフィクスの合成用に使うグリーンのスクリーンが映ってしまったようです。

私はワイヤーには気付きませんでしたが、写真額がアップになったシーンで、画面いっぱいにグリーンのスクリーンが映ってしまい、どうしたのだろう?と不審に思いました。この日は結局CM中断が非常に多いまま、10時40分ごろに「放送局の内部事情に終了します」というテロップが流れて放送が中止されました。


12月25日(月)
「花遊記」のホームページにお詫びの記事が掲載されました。

「花遊記」放送の遅れなどをめぐりお詫び申し上げます。
2017.12.25 02:17

視聴者の皆さんにお詫びします。
24日(日)に放送された「花遊記」第2話のコンピューターグラフィックス作業の遅延によって、未完成シーンの露出や、長時間の予告で視聴にご不便をおかけしてしまいました。
最後まで待ってくださったにもかかわらず、続く遅延によって視聴者の皆さんの大切な時間を妨げたことは弁解の余地もなく、今回の放送事故について深くお詫び申し上げます。
今後このようなことが再発しないように制作にさらに万全を期します。
クリスマスイブ、大切な人と一緒に「花遊記」を視聴し、楽しみを分かち合おうとした皆さんにもう一度、お詫びいたします。




途中で中断された第2話は、25日(月)の夜6時10分から再放送されることになりました。
制作サイドは、「妖怪という特殊な感じを表現するために多くの準備をしながら、完成度の高いドラマを披露しようと、撮影はもちろん、最後の編集のディテールまで最善の努力をしています。短い時間で完成度を高めようと努力しましたが、制作陣の情熱と欲が不本意な放送事故という大きな間違いにつながりました。ミスを鑑み、より良い放送でお返しします」と説明しました。


12月25日(月)午後6時10分 「花遊記」第2話再放送
番組の前にお詫びの文章が表示されたようです。この日の再放送はCMなしで、コンピューターグラフィックスの未完成シーンは全て修正された状態で放送されました。


そしてこの日の夜、「花遊記」の第4話の放送を延期するという発表が行われました。ホームページに延期の案内が掲載されました。

「花遊記」第4話放送延期案内
2017.12.25 20:44

ご案内申し上げます。
今週(日)放送予定だった「花遊記」第4話は、制作および放送の安定化のために、来週1/6(土)に延期されます。
「花遊記」第3話は今週12/30(土)夜9時に放送されます。視聴者の皆さんのご了承をお願い申し上げます。

*12/30(土)夜9時 第3話放送
*1/6(土)夜9時 第4話放送





12月27日(水)「花遊記」スタッフの事故が報じられる
「花遊記」のスタッフが、龍仁(ヨンイン)のドラマセット場で、高さ3mのところでシャンデリアを天井にぶら下げる作業をしていたところ、落下して、腰骨と骨盤骨折という重傷を負ったというニュースが報じられました。報道は27日になってからでしたが、事故が起きたのは23日午前1時ということで、初放送の前にこの事故が起こったようです。

「墜落事故」と大々的に報じられたこの事故について、tvNサイドは、「制作陣は、事故発生当時から状況の深刻さを認識し、スタッフの方の家族サイドと着実に治療経過について議論していた。事故の事後処理に最善を尽くして、今後の撮影現場で事故が再発しないように注意と努力をする」と発表しています。


そして同じく27日、「花遊記」にキム・ジョンヒョン監督が追加投入されるというニュースが出ました。「花遊記」は10月からイ・スンギ氏を除くキャストで撮影を開始したものの、CGを多く使ったドラマであることもあってか、撮影に時間がかかり、進み具合があまりよくないようです。

報じられている情報によれば、数日前に第6話を撮影中とのことでしたので、12月31日に予定されていた第4話の放送を休止して、1話分の時間的余裕ができたものの、全20話とも言われている「花遊記」の撮影が遅れているのは切実な問題であることが素人の私にも理解できます。

キム・ジョンヒョン監督は、イ・スンギ氏が出演した「九家の書」を演出した監督であり、異例の監督追加という形で、撮影のスピードを上げる起爆剤となるか注目されています。



放送事故も現場での事故も、決して起きてはいけない事故が続いてしまいました。メディアの矛先は、韓国ドラマの過酷な撮影スタイルにも向けられています。いわゆる「生放送」と比喩される、放送回に撮影が追い付かず、撮影する端から放送するというような、ドラマの現場の体質への批判が多くの記事で見られました。

そういえば、スンウォン氏が「君たちは包囲された」のドラマに出演した時にも、最終回を撮り終えたのが、最終回放送日の午後だったという話を思い出しました。

日本のドラマは週1回、1時間枠の放送で、CMやオープニング、エンディングを差し引くと、ドラマは正味45分といったところでしょうか。「花遊記」はケーブルテレビ局のドラマで、90分枠と長い放送時間のドラマです。毎週土日に放送されるので、週に180分、CM分が入っているとはいえ、日本で放送される1ヶ月分くらいの量を1週間で放送していることになります。

そもそもの放送計画に無理があるのでは…と思ってしまいますね。今週、ドラマ現場の強硬な撮影スケジュールへの批判が噴き出す中で、「花遊記」の制作発表の時に、スンウォン氏が”撮影がハードだ”と言及したことが記事にされているのをいくつか見かけました。

制作発表の記事を読む限りでは、スンウォン氏は大変な中で頑張っているという意味合いで話したように私は受け取ったのですが、今週の記事では「俳優からも不満が出ていた」といったような取り上げ方をされていて、悲しく思いました。

現場で撮影を進める関係者は、誰一人サボっているわけではなく、良い作品を撮るために必死なのだと思います。毎週2回、かなりの分量の放送があり、それに追いつくのにはやはり限界があり、時間と、クオリティーとのせめぎ合いなのではないかと思います。

今回、二つの事故が重なってしまい、スタッフが大けがをしたことで、労働組合が動いているというニュースも入っています。深夜労働の途中での事故ということで、安全対策や労働環境への配慮があったのか、事故の詳細を直ちに調査するため、労働組合はドラマ制作の中止を求めているようです。

いろいろなことが同時に起こり、結果的には予定していた放送が1回休止になりました。現在放送中のtvNの他のドラマや、地上波で放送中のドラマも、撮影が追い付かずに休止するケースが見られるようです。

個人的にはもう少し放送のペースを落としてでも、皆にかかる身体的、精神的な負担が減って、俳優も監督も満足がいく作品に仕上げて欲しいというのが正直な思いです。

スンウォン氏の「花遊記」での演技が非常に評価されている中で、いろいろな事故の情報が舞い込み、「花遊記」を何よりも楽しみにしていたファンの一人として心を痛めています。

楽しい記事だけを発信して、一連の報道が「なかったことのように」振る舞うこともできましたが、憶測や不確かな情報をできるだけ避け、今何が起こっているのかをまとめてみました。

ファンも、そしてスンウォン氏もこの「花遊記」に並々ならぬ思いを持っていたことと思います。今までに過酷なまでの撮影をこなし、きっと今も撮影を続けているかもしれない極限状態のスンウォン氏に、安易に「頑張って」とは言えない状況になってしまいました。

今回の事故の報道は、直接キャストに関わる内容ではありませんでしたが、日々撮影を続けるキャストの皆さんが、この事故をどんな思いで受け止めたのかと思うと、その心中はいかばかりか、と胸が苦しくなります。

過酷な日程をこなしているのはスタッフもキャストも同じだと思います。これ以上の事故が起こらないよう、そして少しでも良い形で「花遊記」が私たちの元に戻ってくるようにと祈らずにはいられません。




[web記事]絶えない雑音「花遊記」、最大の被害者は俳優たち
2017.12.27 プレビューウィーク

花遊記 ポスター


「花遊記」が相次ぐ悪条件で揺れている。

歴代級放送事故、放送中止という史上初の事態、スタッフの墜落事故まで、議論が絶えない「花遊記」。終わらない論議の中での最大の被害者は俳優たちである。

23日に初放送されたtvNの週末ドラマ「花遊記」は、イ・スンギの復帰作であり、スター作家ホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)と、「信じて見る」俳優のチャ・スンウォンの出会いで、下半期の最高の期待作として知られた。しかし、ふたを開けてみると、期待は失望に変わった。わずか2回目に「歴代級」の放送事故を起こし、緊急終了される未曽有の事態が発生したのである。

始まりはCGの事故だった。劇中の牛魔王(チャ・スンウォン)の前でオーディションを行う三蔵チン・ソンミ(オ・ヨンソ)に悪鬼が迫ってくる場面で、黒タイツを着たスタントマンがワイヤーに吊るされて降りてくる姿がそのまま露出した。さらに、60秒分だった広告が10分以上、自社の予告編で埋められた。再開した放送は再びCG編集がされていない場面が露出し、数分間自社の予告編が繰り返された。そしてまた始まった放送は「内部事情により放送を終了する」という字幕と共に緊急終了した。

まったくドラマに集中できない環境だった。流れはぽつりぽつりと切れ、ぎこちないCGに没入感は落ちた。苦労して撮った俳優たちが心配されるほどだった。tvNサイドは、繰り返し謝罪の意を伝え、翌日25日、最終編集版を放送した。

終わったと思っていた「花遊記」議論は、スタッフの墜落事故問題につながった。最近、撮影現場でスタッフが落下事故に遭い、下半身マヒが懸念されるというニュースが伝わった。非難の声が高まった。絶えない雑音で視聴者たちに失望を与えている「花遊記」である。

俳優たちも困った状況に直面している。寒い天気と生放送級に進む撮影スケジュールの中で、最善を尽くして作品に取り組んでいる俳優たちが、制作陣の欲によって被害を受けている。特に軍除隊の復帰作で作品に対する人並みならぬ愛情を見せていたイ・スンギに向けた惜しさがより大きく残る。

わずか2回で起きた雑音だが、わずか2回だからこそ、正す機会はまだたくさん残されている。俳優たちの熱演はひとまず合格点を得た。成功の鍵は、制作陣にかかっている。ミスを挽回できる高い完成度で、失望した視聴者の心を取り戻すことができるか、その成り行きが注目される。

今年31日に放送予定だった「花遊記」第4回は、次週に延期されて、来たる1月6日に放送される。

(プレビューウィークの記事を翻訳しました)


*この記事はプレビューウィークのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。




2017.12.29追記
12月29日(金)
12月30日(土)に放送予定だった、「花遊記」第3回が延期に。公式報道資料で謝罪。

「花遊記」を見守ってくださる視聴者の皆さんに改めて、お詫びの言葉をお伝えします。
tvNは土日ドラマ「花遊記」の制作環境をより綿密に点検するため、来たる30日(土)に放送予定だった「花遊記」第3話の編成を最低1週間延期することに決定しました。
この12月24日(日)の放送遅延や中止、撮影現場でのスタッフの負傷など「花遊記」制作過程上の問題について理由を問わず、視聴者の皆さんにご心配をおかけしたことを謝罪いたします。
現在「花遊記」は、制作環境の改善に向けて追加制作撮影の人員を補強し、追加のセット安全点検を通じて撮影環境とスタッフたちの作業環境、制作日程を多角的に再整備しています。
このような事故が起きないように、制作環境を補完するためですので、ご了承をお願い申し上げます。
もう一度、「花遊記」に関心を持ってくださるすべての方々に謝罪をお伝えし、徹底した点検と補完の過程を経て、良質の番組でお返しします。





2017.12.30追記
一連の動きをまとめた3部作のニュース記事を翻訳しました。

[花遊記事態]①ドラマより劇的な1週間
2017.12.30 イーデイリー

花遊記


わずか1週間である。初放送から放映中止までかかった時間である。その間、放送事故とスタッフの負傷が起きた。雇用労働部の現場調査まで行われた。このようにケーブルチャンネルtvN、土日ミニシリーズ「花遊記」をめぐる状況はドラマよりさらに劇的である。

◇23日:華やかだった初出発

開始は良かった。23日に初放送された「花遊記」は、平均視聴率5.3%(ニールセンコリア有料プラットフォーム、全国世帯基準)を記録した。2049(註:20歳から49歳までの視聴者)ターゲット視聴率は歴代tvNのドラマ初放送のうち最も高い数値を記録した。「花遊記」にかけている視聴者の期待を読みとることができる。

「花遊記」は企画段階から話題を集めた。この10月に除隊したイ・スンギの復帰作であり、MBC「最高の愛(2011)」を作った作家ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、パク・ホンギュンPD、俳優チャ・スンウォンが再び意気投合した作品であるためである。


◇24日:歴代級放送事故

2回目に大惨事が発生した。24日の第2話は、コンピューターグラフィックス(CG)作業が完成していない一部のシーンをそのまま放送した。CG作業で消さなければならないワイヤー、クロマキー画面などが露出した。放送の最後には10分近くCMが繰り返され、とんでもないところで放送が終わった。結局、tvNは修正版を中間CMなしで25日午後、再編成して、31日放送予定の第4回放映の中止を決定した。

tvNは「他の作品よりも妖怪、退魔をテーマとするだけに、CGの分量が多く、難易度が高く、第2話後半部分のCGの完成版が予定された時間より遅れて事故につながった」と釈明した。


◇26日:スタッフ重傷「惨劇」

一歩遅れてスタッフの事故が伝えられた。23日未明、撮影現場でセット作業をしていたMBCアート所属スタッフA氏は、3メートルの高さから墜落して下半身がマヒする重傷を負った。

tvNは「事故直後から制作責任者が、スタッフの方の救急救命室への移動と初期診療の過程まで一緒にした。今回の事故の事後処理に最善の努力を尽くしたい」と謝罪して再発防止を約束した。

それでも一部ではAさんが2ヶ月近く1日17時間ずつ勤務しており、制作費削減のために使用した不完全な資材が事故の原因になったと指摘した。


◇28日:雇用部の現場調査

市民団体などはドラマ制作の中止など特段の措置を要求している。全国言論労働組合は27日、説明を発表して事故の原因や責任の所在を厳重に問わなければならないと強調した。

これに対し、雇用労働部は28日午後、勤労監督官を派遣して現場調査をした。雇用部の関係者はイーデイリースターinに「事態の深刻性を認知している。全般的な状況を把握している」と話した。また、警察はA氏が所属するMBCアートが、ドラマ制作会社JSピクチャーズを相手にした告発の件を処理するため、来月3日から本格的に捜査すると予告した。


◇29日:「少なくとも1週間延期」

非難の世論が激しくなると、tvNとJSピクチャーズは、キム・ジョンヒョンPDを追加投入するなど自己救済策をまとめた。

これにtvNは29日「制作環境をより綿密に点検するため、来たる30日に放送予定だった第3話の編成を最低1週間延期する」と明らかにした。

彼らは「制作環境の改善に向けて追加制作撮影の人員を補強し、追加のセットの安全点検を通じて撮影環境とスタッフの作業環境、制作日程を多角的に再整備している」として、「このような事故が起きないように、制作環境を補完するためなので、ご了承いただきたい」と呼びかけた。

(イーデイリーの記事を翻訳しました)




[花遊記事態]②放送再開or製作中断
2017.12.30 イーデイリー

花遊記


3回だけで終映したドラマがある。2006年1月に放送したMBCドラマ「オオカミ」である。

当時、主人公ハン・ジミンとエリックは撮影の途中で負傷した。劇中、違反横断をするハン・ジミンをエリックが呼び止めるシーンを撮影して、スタント車がきちんと速度を落とすことができなかったことが原因だった。ハン・ジミンを保護するために抱え込んだエリックまで車とぶつかって大きなけがを負った。”生放送撮影”で録画分がない状況で、主演俳優が揃って入院して、撮影が中断された。長時間撮影に苦しめられたスタントマンたちの累積した疲労度が原因だという指摘も出た。

11年前のドラマだが、ケーブルチャンネルtvN、土日ミニシリーズ「花遊記」の事態と大きく変わらない。「花遊記」は4回分の台本が出てきた状態で10月から撮影を開始した。編成の時期を遅らせたり、作業量を調整する時間は十分だったが、2回目に”生放送撮影”になった。時間不足は出演者と制作陣の酷使という必然的な結果につながった。「こんなに夜眠らずにする撮影は初めて」というイ・スンギの言葉は単なる冗談ではなかった。「オオカミ」と「花遊記」の両方をパク・ホンギュンPDが演出を担当した。

市民団体などは制作の中止など特段の措置を要求している。事態の深刻性を認知した雇用労働部は28日午後、勤労監督官を派遣して現場調査をした。これをもとに、違法かどうかも検討する予定である。また、警察は重傷を負ったスタッフが所属するMBCアートが、ドラマ制作会社JSピクチャーズを相手にした告発の件を処理するため、来月3日から本格的に捜査すると予告した。一部の視聴者は「花遊記」が「韓国ドラマ撮影現場の弊害」の象徴になっただけに、もはや没頭して視聴することができないと背を向けた。

それでも制作の中止ができるわけではない。放送局としては、広告から編成まで被害がかなりある。何よりドラマはコラボレーションの結果である。俳優から末端のスタッフまで数多くの人々の利害関係が絡んでいる。このまま制作が中止されれば、「花遊記」=「不運のドラマ」として残る。彼らの犠牲が補償を受ける機会さえ消えてしまう。人には生計がともなう。まず「花遊記」サイドは「少なくとも1週間延期」というカードを出して多角的再整備に乗り出した。

もちろん人の上にドラマはない。11年前の悲劇が繰り返されている。韓流という名のもとで韓国ドラマは目覚ましい成長を遂げたが、その裏には誰かの犠牲が出ている。体質の改善に向けて質的な成長も気を遣わなければならない時である。ある放送関係者は「作る人が幸せでなければ何の意味があるのか。結局、今回の事故も人災である。放送するかどうかを離れて、事件の原因究明と責任の所在を厳重に問わなければならない」と話した。

(イーデイリーの記事を翻訳しました)



[花遊記議論]③イ・スンギは、何の罪
2017.12.30 イーデイリー

花遊記


期待作が問題作となった。この23日に初放送されたケーブルチャンネルtvN、土日ミニシリーズ「花遊記」である。

「花遊記」は華々しく出発した。2回目に放送事故で撮影現場の問題点を露呈した。一歩遅れてスタッフの事故が伝えられた。”生放送撮影”だけの問題ではなかった。重傷を負ったスタッフが2ヶ月近く1日17時間ずつ勤務しており、制作費を削減しようと使用した不完全な資材が事故の原因になったという主張が出て、非難の世論はさらに激しくなった。市民団体など一部では制作中止を叫び、特段の措置を要求している。

混乱している状況で、物も言えず苦しむ人々がいる。出演者たちである。彼らもやはり10月から昼夜を問わず撮影に邁進した。公開された初回で見せてくれたイ・スンギ、チャ・スンウォン、オ・ヨンソの好演は期待以上だった。大々的な反応を期待していたが、事件事故に埋もれてしまった。スタッフ事故のニュースの後、ドラマに向けた大衆の視線は冷たい。所属事務所が乗り出して「花遊記」と関連して出演俳優を広報することにも慎重な状況になった。

日程も台無しになった。当初30日に放送予定だった第3回が少なくとも1週間延期された。つまり放送終了日が遅くなったという意味である。これによって関連スタッフたちはもちろん、俳優たちも予定していた日程を全面修正している。放送が再開されても、現在のところ今後同じような問題が繰り返されないという保証もなく、ドラマのために外部の視線に不安を感じるのも事実である。

放送前、「花遊記」は主人公のイ・スンギの復帰作と期待が高かった。除隊を控えて、イ・スンギは各種ドラマやバラエティーからラブコールを受けた。「花遊記」はそれほど慎重に選んだ作品だった。傲慢で気ままな妖怪孫悟空は、彼の魅力を充分に見せられるキャラクターだった。現在では、このドラマが無事に完走できるかどうかが関心事となった。

ある出演者の所属事務所サイドは「一寸先を予想することができない。非常に緊迫している。俳優としては引き受けた通り、撮影に邁進するのがひとまずは最善」と話した。

(イーデイリーの記事を翻訳しました)

*これらの記事はイーデイリーのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。




<2018.1.2追記>
12月28日(木)
雇用労働部の事故現場調査
MBCアートが、CJ E&M系列会社であるJSピクチャーズ法人と代表者、美術監督などを業務上過失致傷などの疑いで警察に告発。

12月29日(金)
雇用労働部の全セット場調査

1月1日(月)
「花遊記」撮影再開。京畿道(キョンギド)の博物館にてロケ。第5話分の撮影が進められた模様。

1月2日(火)
雇用労働部サイドから、「『花遊記』セット場の現場調査を終え、2日、3日と制作会社関係者などの管理者を呼び出し、追加調査を進める。その後にセット場についての決定を下す予定」とのコメント。

告発状を受理した安城警察署が、3日から目撃者の調査を開始する予定。

「花遊記」サイドは、1日からの撮影開始を認めながらも、「すでに先週、公式見解で”制作環境を確認するために、『花遊記』第3回の編成を少なくとも1週間延期することを決定した”と述べた。(編成の変動が)確定したら再びお知らせする」とコメント。

全国言論労働組合サイドが、1月4日(木)14時から、「花遊記」の墜落事故現場の調査結果発表と再発防止対策等を要求する記者会見を開くと発表。

<2018.1.3追記>
1月3日(水)
雇用労働部サイドが先月28日に行った撮影現場調査の結果を発表。
天井の上での作業のみ停止措置を下し、制作会社と下請会社に対する一部監督事案について、罰金、是正命令、事後措置案などの決定を待っている状況と説明。「花遊記」は現在撮影を行っており、数日間の撮影中断はあったものの、雇用労働部で命令を下したものではないと言及。

<2018.1.4追記>
1月4日(木)
全国言論労働組合が、4日午後2時、ソウル光化門プレスセンターで記者会見を開催。
「花遊記」の制作現場墜落事故の現場調査の結果を発表し、この事故を契機として、現場の安全不感症に警戒心を持ち、再発防止、制作環境の改善を進めるよう、6項目を要求。

①制作中のすべてのドラマの現場での緊急実態調査を実施すること
②勤労基準法と産業安全保健法を遵守すること
③CJ E&Mは具体的な改善案と実施計画を従事者と視聴者の前に出すこと
④今回の事件で明らかになった追加争点についての調査と安全対策も講ずること
⑤ドラマ制作の慣行とシステムを変えること
⑥政府、CJ E&M、JSピクチャーズ、MBCアートは、事故の原因究明と再発防止対策を樹立して、被害者の治療と回復のために惜しみない努力を払うこと


<2018.1.5追記>
1月5日(金)
「花遊記」サイドが公式報道資料発表。6日(土)よりドラマ放送再開予定。


「花遊記」制作会社『JSピクチャーズ』と『tvN』より申し上げます。
昨年12月23日に、撮影現場における安全事故(註:予防できた事故)、24日2話放映中の放送事故、約束した編成計画の変更など「花遊記」制作や編成過程上の一連の問題について、理由を問わず深くお詫び申し上げます。
何よりも撮影現場で不慮の事故に遭った被害者と家族の皆様に心からお詫び致します。JSピクチャーズとtvNは、この安全事故の重大さを深く認識しています。

「花遊記」制作を共にした方は一つの家族だという気持ちで、迅速な対策作りを最優先に考えています。その間、被害者の家族側で選任した弁護士と協議を円滑に進めており、被害者家族の許可を得て日曜日(7日)に被害者と家族を直接訪れて、慰労と謝罪を申し上げる予定です。

『JSピクチャーズ』は「花遊記」制作環境改善のために次のような措置をとりました。

まず、制作環境の改善に向けて▲全放送スタッフの最低週1日以上の休息を保障(最大週2日)して、▲ドラマ「ナイン~9回の時間旅行~」、「河伯(ハベク)の新婦2017」などを演出したキム・ビョンス監督を追加投入し、制作スタッフの業務環境を改善しました。▲24日の放送事故と関連しては、従来のCG会社と協議のもとに新規CG会社1ヵ所など、少なくとも2つ以上の会社とともに不十分な部分を補完します。

安全管理の面では、雇用労働部から”撮影中止措置”を受けたことはありませんが、12月30日(土)から1月2日(火)まで4日間、自発的に現場でのセット場撮影を中断し、内部安全再点検を行っています。これと共に▲雇用労働部の指摘事項を改善しており、その他不十分な部分については、積極的なさらなる改善努力をしています。▲公認安全管理会社を通じた安全コンサルティング進行後に、セット施設と管理システムをさらに改善します。

『JSピクチャーズ』と『tvN』は、このような事故が再び起きないように、撮影環境とスタッフの作業環境、制作日程を多角的に再整備して制作環境を補完する時間を持ちました。今週土曜日(6日)夜、「花遊記」第3回からtvN編成を正常に再開します。「花遊記」制作に参加中の俳優、放送スタッフ等すべての制作陣の努力がこれ以上色あせないように、良質のプログラムでお返しします。

韓国ドラマ産業は、国民の大きな愛情を受け、韓流拡散の局面にあるにもかかわらず、現実は相変わらず劣悪な状況です。それにもかかわらず良いコンテンツで国民の愛に応えるために最善の努力を尽くしましたが、一連の事故が発生した点について深い責任を持っています。外部業者、非正規制作スタッフを含めた制作スタッフの勤務環境や安全事故防止努力など、国内ドラマ制作の構造改善のために最善を尽くします。

もう一度、被害者や被害者の家族の皆さんに深い謝罪と慰労を伝え、上記のような措置が効果を上げることができるように、最後まで見届けます。視聴者の皆さんにももう一度深くお詫び致します。



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Comments 10

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Sara Weeks  

Hwayugiis so much fun! But Mr. Cha has to have a romance! He is so handsome and refined in style how could
he go through a k drama with no love in his life? Please bring in Gong Hyo-jin to make his heart beat faster!!! Mr. Cha has been away for two years! His fans want him to be in love!!

2017/12/28 (Thu) 05:27

みらい  

日本でこんなに詳しく現状を伝えられるのはここだけだと思います。ありがとうございます。
今の時代、見た目の出来映え無しではドラマも評価されないでしょう。日本同様、それ以上のブラックな環境でスタッフも俳優も命がけの仕事をしていると思うと、ちょっと待ってと言いたくなります。放映時期が遅れても「花遊記」が素敵な作品として記憶されるようにしてほしいですね。悔しいだろうな、スンウォン氏、退廃的悪童さん。

2017/12/28 (Thu) 14:36

-  

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/12/28 (Thu) 16:31

管理人  


Dear Sara,

Thank you for your message. It seems there is no romance for Bull demon so far. However I heard Ms. Kim Ji Soo has been cast as his first love. Bull demon's past romance sounds nice. (Better than nothing!)

Thank you for visiting and please come again.

2017/12/29 (Fri) 11:42

管理人  


みらいさん、コメントをありがとうございます。

悪いニュースを伝えることが果たして良いことなのか、ファンとしての思いやブログ管理人としての思いが入り混じって悩みました。

放送日という締め切りに追われ、ドラマ現場の過酷な環境や撮影スケジュールについて行かざるを得ないスタッフや俳優たちの苦労を思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいです。

良い作品を世に出したいという作り手の目的と、これだけの素晴らしいキャストが揃った「花遊記」が素敵な作品として放送されるのを待ち望む視聴者の目的は一致しているように思います。時間をかける、という解決策があることを皆が納得して受け入れられるとよいのですが…。

牛魔王という良い役に出会ったスンウォン氏のことを思うと、何としてもこの作品は世に出てもらわなければと祈るような気持ちです。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/12/29 (Fri) 11:43

管理人  


「物凄く身勝手な話なのでしょうけれど、今は泣きそうな気持ちで『どうかドラマが中断されませんように』と思ってます」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

思いの詰まったコメントをじっくりと読みました。

現場の劣悪な環境であったり、常軌を逸した撮影スケジュールであったりと、韓国のドラマ撮影を巡る問題は以前から報じられてきました。常態化している大問題は、時として「隣のスタジオで撮影する端から本放送で流す」という切羽詰まった話も、冗談のように聞こえてしまうことがあり、視聴者の立場としては対岸の火事のように思っていました。

「もしこれが『花遊記』に起こったことじゃなかったら。」とあったように、どこか他人事だった大問題が、スンウォン氏が出演するドラマでまさに今起こっているのを知り、いろいろなニュース記事で報じられる「過酷な現場の状況」に驚くやら悲しむやらで心の整理がまだつきません。

ドラマはどうしても出演している俳優たちにスポットライトが当たりますが、今回の一連の出来事で、どれだけ多くのスタッフが関わって一つのドラマが作り上げられているのかが垣間見えるようでした。

セット一つを作るにしても、子請け、孫請けの会社が携わり、時間や予算や安全面での綱渡りをしながらの作業に支えられて、初めてカメラが回るわけで、本当に多くの人の手を経て「花遊記」が作られているのだとあらためて感じました。

これが「花遊記」ではなかったら…という思いは、正直なところ私も持っています。ただ、このまま押し切って撮影を続けても良い作品は仕上がらないということも理解しています。何とか事態を収取して、仕切り直して「花遊記」の旅を続けることができないものかと、日々泣きそうな気持で過ごしています。

初回、良い滑り出しでスタートしただけに、そしてスンウォン氏が新たに得た牛魔王という役が、素晴らしいものになりそうな予感がしているだけに、ここで終止符を打たせるわけにはいきません。私たち視聴者は何もできませんが、「花遊記」が最終回までたどり着けるように静かに見守っていきたいと思っています。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/12/29 (Fri) 11:46

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2018/01/04 (Thu) 23:59

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「アップデートされていたんですね。ありがとうございます。」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

放送開始直後から、大変な騒ぎになってしまいました。ドラマの話題とはいえ、連日事故の内容について続々と報じられるニュース記事を見ていると、何ともいえない気持ちになります。とはいえ、スンウォン氏はどうしているのだろうか、とか、ドラマはどうなるのか、とか、気になることはたくさんあります。

正直なところ、ブログで取り上げたい内容ではありませんが、何が起こっているのか、正しい情報を追っていきたいという思いで、一つの記事を出してアップデートしていくという形を取ることにしました。

迷いながら発信して、迷いながら更新し続けた記事について、「やはり現状は知っておくべきだと思います。」と書いてくださったのを読んで、同じように感じてくださる方がいらっしゃったとホッとしました。

今回の事故は、「花遊記」だけの問題にとどまらず、韓国のドラマ界全体にまで影響を及ぼすような騒ぎになってしまいました。私も今まで、韓国ドラマの撮影が過酷な話は耳にしていましたが、今回改めて現状が浮き彫りにされて驚くとともに、ドラマを作るためには数多くのスタッフが一から作り上げて、その努力があってこそ俳優が演技をすることができるのだと感じました。

起きてしまったことを十分に反省、改善して、「花遊記」がまた新たに歩み出すことを、そしてスンウォン氏が安全な環境で心おきなく素晴らしい演技を披露することができるよう、願っています。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2018/01/06 (Sat) 07:58

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2018/01/06 (Sat) 10:52

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「客観的に事の経緯を教えていただけたので要らぬことを考えずにいられました。ありがとうございました。」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

昨年末から事故に関する記事が恐ろしいくらいのボリュームで報道各社から配信されています。スタッフの負傷事故については、「花遊記」だけの問題だけではなく、ドラマ産業界への大きな問題提起につながり、予想外の広がりを見せました。

個人的には、スンウォン氏が出演する「花遊記」の風評被害を気にするあまり、どうかこのまま沈静化してほしいと願う気持ちが強かったものの、ドラマ制作現場の安全であったり、適切な休みを挟んだ撮影スケジュールは、スンウォン氏にも直接関係する大切な”労働環境”でもあるのですね。

ドラマ制作には多額の費用、大勢の人材、そして時間と、挙げきれないほどの多くの人と物が関わっています。予算削減、時間短縮などの厳しい条件がある中で、これ以上のしわ寄せによる事故が起こらないよう、再び動き出した「花遊記」がドラマ本来の楽しさを視聴者に届けられるようにと切に願っています。

結局監督さんは3人に増えたのですね。混乱して途中で「2人に増えた」とばかり思いこんでいました。失礼しました。元々いらしたパク・ホンギュン監督に、キム・ジョンヒョン監督、キム・ビョンス監督の3名体制ですね。おっしゃる通り、監督さんが3倍に増えても、演じる俳優は変わりませんから、スンウォン氏たちの撮影は相変わらず忙しいのではないかと思います。

記事はできるだけ客観的に時系列に事の次第を追っていきましたが、スンウォン氏のことを考えると心配で心配でクリスマスも新年も気もそぞろ、といった感じでした。いつになくこのドラマは険しい道になってしまったものの、スンウォン氏のことだから、スンウォン氏だからこそ、やり遂げてくれるのだろうという期待を持っています。

長い1週間を経て、待ちに待った牛魔王に会いに行きます。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2018/01/06 (Sat) 12:44

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