「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2009.12.1)シークレット2


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ、今回はシークレットのインタビュー記事のパート2を翻訳してみました。パート1の記事を書いたのが9月でしたので、ずいぶん間が空いてしまいました…。

記憶のかなたに行ってしまったパート1も振り返りながら、スンウォン氏のスタイル維持、人生と演技についてのインタビューをお楽しみください。

☞パート1 「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2009.12.1)シークレット


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ
チャスンウォン


チャ・スンウォン「人生は幅広く、演技はさらに深く」
(2009.12.1の記事)

しかし、あなたの身体の話をせざるを得ない。今もそのような身体を維持するのは簡単なことではないのではないか。
チャ・スンウォン:
職業的なものがある。運動するのは良いことだが、スタイルを維持するというのは大変で面倒なことではないですか。これはある程度の習慣になったが、いつも悩んでいる。ちょうど今日運動しようと、そういったものではなく、昨日運動をしたから今日は休むもうかどうしようか悩み続けている。そうするうちに、するのがしないことよりマシだという考えが51対49で勝つのです。また、基本的に持っている食欲を調節しなければならないから、ストレスをたくさん受けざるを得ない。しかし、俳優をしてるから我慢してしている。一抹の良心なのだろう。


「仕事であれ、何でも責任を負うことができなければならない」
チャスンウォン


そんなふうに考えると、数多くの良心の不良たちがいる。(笑)
チャ・スンウォン:
私の考えではそうなのです。以前に誰かが、社会人は毎日会社に行って、学生は学校に行くように、俳優は作品を準備する前に運動をするのが当然ではないかという文を書いた。もちろんそんなふうに書いた人は腹立たしいが、共感できる。この仕事をするに当たって当然だと考える。少なく食べて、たくさん運動して。

たくさん食べて運動して、筋肉のボリュームを育てることも可能なのではないか。ひょっとして筋肉の鮮明な輪郭のために身体をさらにスリムに作ったのですか。
チャ・スンウォン:
俳優の身体があまりにもでこぼこしてはいけない。見た目でもそうだし、動きも不自然で。私はスポーツの選手ではないでしょう。さらに体重が増えれば顔も太る。あまり好きではない。私は基本的にやせた体型が好きだ。私が言うのは本当にスキニーなのだ。ジェレミー・アイアンズのように。

致命的なほどやせた体。
チャ・スンウォン:
私はそういうのが好きで目指している。彼に比べて、私は決して痩せていない。私の腕と太ももがどのくらい厚いか(笑)私は太りたくなくて運動をするのに、それとともに筋肉がつくのだ。正直に言って運動しなくても痩せる身体がよい。ところが今は筋肉が多く、歳をとっても少しも痩せそうではない。

体形管理でも表れるが、「この人は手を抜きそうにない」感じを受けている。自分の最上を見せようとする感じ。
チャ・スンウォン:
何の仕事をしようがぼうっとしていたくはない。もともと一人で仕事をしていた習慣があるので、何か忙しく動いていなければ耐えられない。じっとしているのが楽ではないかというが、私はかえってそういうのが気まずい。自分自身に尋ねた時、一生懸命にしなければならないことなのではないか。いや、一生懸命だけでなく、うまくやらなければならない、責任を負うことができなければならないという気がする。仕事であれ、何であれ。

とてもプロフェッショナルな人なので、他人がプロらしくないのは好きではなさそうだ。
チャ・スンウォン:
それはない。それは別だ。その人の個人的指向なのにどうするのだ。あいつはなぜあんな風なのだ、というようなことはない。ただ私とは違うということなのだ。


「貪欲にならないように老いていきたい夢がある」
チャスンウォン



自己管理が上手な人は、自らの基準が高いので、他の人たちをちょっと疲れさせるようだが。
チャ・スンウォン:
疲れさせる時もある。私と関わっていれば。以前は仕事をする時に、これはあり得ないと思っていても適当に妥協した。しかし今は絶対に妥協しない。これは一線を超え始めると、そのダメージは間違いなく私に来る。それを感じたため、最近は私がちょっと嫌味を言われたとしても話をすぐにする。最近いつも言っていることがこれ、絶対ダメ!(笑)知ったかぶりではなく、私が本当に多くの経験を通して、これこれをしてはいけないといういくつかのことを知っている。それはどうしてもいけないことなのに、どうしてもそれをやっているのを見ると、絶対にダメだと言う。

言葉どおり、あなたは本当に長く、またたくさんこの分野で仕事をした。それでも、古い人のようではない。20代のチャ・スンウォンとは違ったイメージだ。
チャ・スンウォン:
その頃より今のほうが良い。その頃の方がもっと老けて見えたようだ。

内面的にも20代のときよりも良くなった部分があるのか。
チャ・スンウォン:
以前は私とちょっと異なる場合に、本当に間違ったのだろうと無条件に思っていたが、今は私と違うこともあるということを認めている。最近、撮影をしながらイ・ジュニク監督と話をたくさんするようになった。彼を見ると私はもっとうまくやらなくては、と思う。自らに対する検閲は信じられないほどするのに、それを表さない。自分のことは検閲しなくて、他人をつつく人がどれほど多いか。ところが、イ・ジュニク監督は、内面的には自己検閲をしながら、外面的にはずさんな感じで、横にいる人たちがそれを埋めてやろうとして、本人はそのすべてを吸収する。私とは奥行きが異なるのを感じて、私もあの年齢になったらああしなければならないという気がする。

まださらに素敵に年をとりたいのか。
チャ・スンウォン:
それは私の夢だ。貪欲ではなく。同時代を生きたオードリー・ヘップバーンとエリザベス・テイラーを見てください。二人とも最高の俳優だったが、年をとって、片方は本当に素晴らしく老いて亡くなったが、片方は老いないように努力して貪欲に年をとったではないか。私はそのように努力する姿を見たくない。

それを俳優という職業の中でどんな方法で実現できるか。
チャ・スンウォン:
最近の結論は、今出ている作品の中で、私が好きで上手にできるものを選んで継続的に挑戦しようということだ。人生は幅広く、演技は深く。

(テンアジアの記事を翻訳しました)

*この記事はテンアジアのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。




------------管理人のつぶやき------------

スンウォン氏もあの抜群のスタイルを保つために、日々悩みながら戦っているのですね。俳優という仕事のためとはいえ、食欲も調節しながら生活するという、本当にストレスの多そうな日常が見え隠れしています。俳優だからこそ、と言うスンウォン氏の言葉には、俳優としての潔い決意が表れているようでした。

痩せた体型が好き、というスンウォン氏は、俳優のジェレミー・アイアンズ氏のような体型に惹かれるようです。ジェレミー・アイアンズ氏はイギリスの俳優で、御年69歳。確かにとても痩せ型の俳優で、ネットで見た写真では、スッとした立ち姿がスンウォン氏に似ているような気がしました。

ジェレミー・アイアンズ
ジェレミー・アイアンズ氏


身体を鍛えること以外にも、演技に対しての考え方についても「ストイック」という言葉がぴったりです。長年の経験から会得した「俳優の勘」を生かしながら、自らには厳しく、他人には寛容なスンウォン氏の姿が浮かび上がってきました。

言うべきことはきちんと言うけれど、自分の中のあらゆる基準を他人に押し付けないという、スンウォン氏の柔軟性が素敵ですね。その分、スンウォン氏自身は、常に俳優としてどうあるべきか、どう演じるべきかをとことん考えているように思います。

そう考えると、俳優というのは、共演者やスタッフに囲まれての仕事であるけれど、結局は自分自身との対話や戦いを繰り返す、孤独な職業なのだなぁ、と感じます。

「人生は幅広く、演技は深く。」このインタビューから8年、その言葉通り、スンウォン氏は着実に進んできています。若い頃の方が老けていたことを自認していたスンウォン氏は、自然体で年を重ねながらも、やっぱり少し若返っているという、不思議な魅力でファンをとりこにしています。

素敵な俳優に出会えて良かった、と思うインタビューがまた一つ増えました。

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Comments 6

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くむちょん  

管理人様、おはようございます。
雨が降って寒い朝です。

スンウォン氏に触れるたびにいつも思います。
『どうすればこの人に相応しい人間になれるだろうか?』
このインタビューを読んで感じたのは
『人の振り見て我が振り直せ』

きっとたくさんの苦労をしてきたスンウォン氏だからこそかな、って。
いいことも悪いこともいっぱいあってそのどちらでも何かを学んで吸収して、いい人悪い人を見極めてじゃあ自分はどうなりたいかどうなるべきか、そのために自分はどうしたらいいか。
常に上をみて努力している人かな?って。

自分との共通点がいくつかあって…なんて言ったらお叱りを受けそうですが(^。^;)
スンウォン氏に励まされました。

『おまえが進んできた道も今の苦労と努力も決して間違っていない。俺はいつでもここにいるからそのまま逃げずに一生懸命に生きて行け』

て、言ってもらえた気分です。
考え方の共通点が少しだけあったこのインタビュー。

『一生懸命やればいいんだ』

それを、改めてスンウォン氏に教えてもらいました。

管理人様、素敵なインタビューの翻訳、ありがとうございました。
元気が出ました。

2017/11/23 (Thu) 08:35

みらい  

くむちょんさんのコメントに共感します。仕事をするときに、ぼうっとしていたくない、そうだなぁと思います。そういう真剣な姿勢がより良い仕事につながるし、周りの人たちにも良い影響を与えるのだろうと思います。良い仕事をしていかないと次の仕事が来ない、厳しい世界ですもの。
 スンウォン氏に触れていると(あ、精神的にです、残念ですが?)、もっとこの人について知りたくなります。

2017/11/23 (Thu) 10:09

管理人  


くむちょんさん、コメントをありがとうございます。

スンウォン氏のインタビューを読むたびに、自己分析をしながら目標に向かってひたすら努力する姿に、襟を正したくなるような気持ちになります。

そこには私たちが期待するような、きらびやかで華やかな俳優ではなく、演技とは、俳優とは、と考えを巡らせながら試行錯誤して進んでいく、一人の職業人としてのスンウォン氏がいます。

私たちはファンですから、スンウォン氏がインタビューでどんなことを語ったとしても、かっこいいだとか、素敵だとか感じるのでしょう。しかし、努力を重ねて、苦労も成功も味わってきたスンウォン氏の地味で実直な言葉こそが、心に残り、私たちを奮い立たせるように思います。

俳優と一般人では随分違った世界に住んでいるように思いますが、一人の人間として、できることを一生懸命にやり遂げようとするスンウォン氏の姿勢からは学ぶこと、励まされることが本当に多いと思います。

好きな人が頑張っていると思うと、それに追いつこう、ふさわしくありたい、という思いが湧き上がってきます。私の人生に良い影響を及ぼし、ブログを続けていく原動力の元であるスンウォン氏は、何にも代えがたい存在です。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/11/23 (Thu) 22:12

管理人  


みらいさん、コメントをありがとうございます。

「良い仕事をしていかないと次の仕事が来ない」、まさにスンウォン氏はそんな世界に生きているのですね。身一つで現場を渡り歩き、毎回新たなチームとともに作品を作り上げていくという仕事は、想像以上に厳しそうです。

インタビュー記事は、スンウォン氏の隣に寄り添って聞いているつもりで翻訳しているので、触れているどころか、耳元で優しく諭されているような気分です(笑) 日頃、スンウォン氏のことを考えて、ついついぼうっとしてしまう私としては、メリハリをつけてもう少し真剣に物事に取り組まないと…と諭されました。だって素敵すぎるんだもん。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/11/23 (Thu) 22:14

Like a child dreaming a sweet dream  

管理人様。
翻訳ありがとうございます。楽しく読ませていただきました。このインタビューで、スンウォン氏のジェレミー・アイアンズに対する見方が分かって良かったです。いや、良かったって言うか。

ジェレミー・アイアンズの作品はきっと色々あるのでしょうけど、私、クローネンバーグの作品(『戦慄の絆』と『M・バタフライ』)と『ロリータ』しか見てなくて、スンウォン氏が「ジェレミー・アイアンズのような‥」って言うのを読んだ時、「えっ、スンウォン氏、ああいう役やりたいの‥?」と思ってしまってちょっと仰天しました。
前に別のインタビューでスンウォン氏が、「アル・パチーノのようなエネルギーを持った俳優になりたい。歳を取っても雄の匂いのプンプンするような」みたいなことを言っていたと思うのです。
この3つの役柄も確かにセクシュアル。そしてジェレミー・アイアンズは確かに上手。とても上手ですよね。なんかグズグズに崩れていく中年男を演じたら天下一品!みたいな‥(^_^;)。だから、スンウォン氏がジェレミー・アイアンズのどの作品が好きなのか、とっても気になっていたのです。

でもまあ、そういうことではなくて、体型や歳の重ね方や、俳優としての佇まいが好きだということなのですね。貪欲でなく、素敵に歳をとる。エネルギーに満ちて自分を失わず、どの年代であっても、もともとその姿であるような自然な感じで。オードリー・ヘップバーンみたいに。

一安心しましたが、でも、例えば『M・バタフライ』の外交官役とかをスンウォン氏がやるのを見てみたい気もします。女性に扮装したジョン・ローンを女と信じて好きになり、情報を得るために利用され、なし崩しにグズグズになっていく‥みたいな。ピンカートンは西洋の男じゃなきゃならないので、そもそもダメですけど(^_^;)。

管理人様、読ませていただいた沢山のインタビュー記事のいろんな箇所が、シナプスみたいに繋がっていくのもまた楽しいです。いつも長い話を聞いていただいて、ありがとうございますm(_ _)m。

2017/11/24 (Fri) 20:25

管理人  


Like a child dreaming a sweet dreamさん、コメントをありがとうございます。

いつもながら、どうしてもうまく訳せない部分を含んだインタビュー記事を、私が翻訳した以上の理解力と吸収力で楽しんでいただいているようで、嬉しいような申し訳ないような気持ちでいます。

ジェレミー・アイアンズの作品を3つも見ているとのこと、きっとスンウォン氏の語る「ジェレミー・アイアンズのような…」という言葉をよりリアルに感じていらっしゃるのではないでしょうか。私は、自分がどうして彼を知っているのか思い出すのに時間がかかり、別の俳優さん目当てで見た「キングダム・オブ・ヘブン」に出演していた俳優さんだということにやっと気がつきました。

インタビューの中で、アル・パチーノやジェレミー・アイアンズなど、スンウォン氏が目標とする俳優の話をしているのは、ファンとしてとても興味深いです。どの作品のどの部分を指しているのか、それともその俳優の持つ全体的な雰囲気を指しているのか、いずれにしてもスンウォン氏が挙げた二人の俳優には、素敵に歳を重ねて、存在感と味のある演技をするという共通点があるように思います。

スンウォン氏も俳優として、身体を鍛えたり、お肌のお手入れなんかもするのでしょうが、若さにこだわらないという自然体であることに好感が持てます。キリリと締まったシリアスな横顔からは想像もできないくらい、時に破顔するスンウォン氏の目尻には、歳を重ねた幸せの跡がくっきりと浮かび上がります。注射器一本でシワが消える今の世の中で、年齢を味方につけながら、少しずつ円熟味を増していくスンウォン氏を追っていけるのは、ファンとして嬉しいことだと思います。

スンウォン氏がまだ経験したことのない年齢に達するたびに、また新たに演技の幅を広げるチャンスが訪れるように思います。歳をとっても、スキニーで雄の匂いのプンプンするような役を精力的に演じるスンウォン氏が見てみたい、そして魅了されたいと思うのです。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/11/25 (Sat) 01:14

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