雑誌ELLEコリア チャ・スンウォン氏インタビュー


エル・スタイル・アワード2017
11月2日、創刊25周年を迎えた「エル」が用意したとても特別な授賞式!自分だけのキャリアと堂々としたスタイルを披露しながら、私たちに無限のインスピレーションを届ける輝く受賞者を発表します。

<中略>

Super Icon
CHA SEUNG WON

しっかりとした信頼感を与える俳優であり、上品で洗練された姿でいつでもどこでも卓越した存在感を失わないチャ・スンウォン。良い人でありたいという信念が彼をより一層輝かせる。

チャスンウォン ELLE
テーラードスーツのジャケットとホワイトシャツ、タイは全部Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)。大胆なリングはBvlgari(ブルガリ)

チャスンウォン ELLE
ブラックニットトップとウールコート、グレーパンツ、ローファーはすべてLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)。メタル腕時計リングはすべてBvlgari(ブルガリ)


チャスンウォン ELLE
ホワイトミリタリージャケットとニットトップは全部Gucci(グッチ)


チャスンウォン ELLE
テーラードコートとパンツ、ホワイトシャツとブラックベスト、タイは全部Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)


個人的に感慨もひとしおだった「ELLE(エル)」との作業は
2009年12月号と2014年12月号で進めた「シェアハピネス」慈善プロジェクト。作品の広報をしたり、日常、近況についてのインタビューをすることよりも、意味深い作業に参加したいという気持ちがある。私は特別な人ではないが、少なくとも世の中に役に立つことができる、ということが私にとっては大きな意味がある。


自分の影響力を感じる時は
「朱に交われば赤くなる」ということわざのように、周囲の人々を通して、私がこの程度キャリアを積んだということをふと悟ったりもする。影響力はお互いの間の力であって、個人の能力だけではないと思う。自分の位置で任されたことを確実に遂行している人々と頭を寄せ合って一緒にやってこそ、影響力というものも生じることがある。幸いそんな方が周りにたくさん布陣していて、良い力を得ている。


色々なインタビューで「良い俳優になる前に良い人になることが重要である」という信念を明らかにした。チャ・スンウォンが目指す「良い人」というのは
何より他の人に迷惑をかけずに生きなければならない。それが良い人の基本徳目という考え方をこの頃よくする。そして自分批判をすることができる人。現在の位置よりもう少し自分を低く評価して測定できる意識を備えたら良いだろう。


俳優は大衆にどんな肯定的役割をすることができるでしょうか
演技というのは結局人間を扱うことなので、たくさんの人が俳優の演技を通して、現在の人生に希望的な力を持ってほしい。例えばとても劣悪な状況に置かれたキャラクターを見て、あんな人も生きるために努力しているのに、私にできないことはないだろうという気にすることができる。そうするために俳優は良い作品に出会って、説得力ある演技を見せなければならない。


最近計画している挑戦は
そういったものはない。私には一日一日が最高に大切だ。毎日与えられる一日は同じ日であるようだが、毎回違う。それでその一日を着実によく生きていくのが挑戦であり目標だ。特に楽しむ趣味もない。俳優には趣味がなくても構わないと思う。朝出勤して夕方に退勤する方々は反復的な日常に疲れないように趣味を持つべきだが、私の職業は規則的でない。それで仕事をすること自体が日常の特別なことになる。


いつのまにかデビュー30年目だ。仕事に対する今の態度は
ナビゲーションは目的地を入れれば決まった道に案内する。しかし、道は一つではない。どうせ目的地は決めているので、そこまではいろいろな道に行っても構わない。俳優には多くの選択の瞬間がやってくるが、これを最大限楽しもうとする。もし選択した道が険しくてちょっとおかしくても、平坦な道より面白い要素が明らかに存在する。それが俳優のキャラクターを作ると考える。幼い時は簡単ではない道に入れば混乱したが、今の年齢になると、そのような状況が来ても嬉しく思う。


後日、歩いてきた道を振り返ってどんな気分だったらよいか
私の仕事は大衆を相手にするので、評価は大衆の役割だ。着実に良い作品を見せてくれた良い俳優として記憶されることを望む。

<後略>
(ELLEホームページの記事を翻訳しました)

*この記事はELLEホームページの記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

「エル・スタイル・アワード2017」の受賞者のインタビューが、エルコリアのホームページに掲載されました。スンウォン氏を含め、13人の受賞者がいますが、他の方のインタビュー部分は割愛しました。

短めのインタビューですが、スンウォン氏の答え一つ一つに深い意味が含まれているようで、とても読み応えのあるインタビューでした。

華やかに見られがちな俳優という職業を、スンウォン氏は地についた考え方とともに、地道に着実に進んできたのが感じられました。むしろ地味な印象さえ受けるスンウォン氏の回答からは、長年モデル界、演劇界で活躍してきた素晴らしい実績は、スンウォン氏のこういった謙虚さや日々着実に過ごしてきたことによって作られているのだ、と感じました。

演技によって人々が元気づけられることを望み、そして人々に良い俳優として記憶されたい、という素直な思いに、スンウォン氏の俳優としての目的地が見えるような気がしました。これからもいろいろな選択をしながら、目的地までの道を楽しんで進むであろうスンウォン氏を、精一杯追いかけ、応援したいという思いが膨らみます。


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Comments 8

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sweetpixy  

管理人様。

おはようございます。

スンウォン氏のインタビュー、なんか心に沁みわたりました。
深いっていうか、THE大人って感じかな?

管理人様の言われるとおり、スンウォン氏のインタビューは
むしろ地味な印象さえ受けます。
華やかな職業に就いてる人の受け答えとは、とうてい思えません。
そこが、スンウォン氏の素晴らしいところなんですね。
謙虚であり、しっかりと地に足がついた人。
こういう素晴らしい人のファンで良かったと心から思いました。

朝からスンウォン氏が私の心を晴れにしてくれました。
そしてインタビューを翻訳してくれた管理人様、いつも本当にありがとうございます。

Have a nice day!

2017/10/24 (Tue) 08:31

管理人  


sweetpixyさん、コメントをありがとうございます。

「チャ・スンウォン!あの日にタイムスリップ」で、スンウォン氏の若い頃のインタビュー記事をいくつか訳していることもあり、若さあふれるスンウォン氏の力強い受け答えに比べると、今のスンウォン氏は本当に大人になったなぁ(正真正銘の大人ですが…)と思います。酸いも甘いも嚙み分けて、着実に人生を歩んできた重みや達観、そんなものが加わった気がします。

演じる役のイメージで、俳優の印象は左右されます。トッコ・ジンを演じたあのハイテンションのスンウォン氏とは打って変わって、実際はとても落ち着いていて、人生について、俳優業についていろいろと考えを巡らす、思慮深い人なのだということが分かります。

演技に惹かれてファンになり、人間性にも惹かれることになり、素晴らしい俳優に出会えた幸運を嬉しく思います。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/10/24 (Tue) 22:40

Like a child dreaming a sweet dream  

管理人様。
全文翻訳ありがとうございます。
スンウォン氏は鉈のような言葉で世界を切り分けるなぁと、インタビュー記事を読むといつも思います。含むもののはっきりした言葉を繋いで、骨格のしっかりした、芯の通った言葉を語る人ですね。そこからスンウォン氏の輪郭が立ち現われて来るような気がします。骨太に高潔に世界と向き合い、かつ自分を取り巻くものを受け入れている感じがしました。

このインタビュー記事は、記者さんの聞き方も素敵だと思いました。質問に答えるスンウォン氏の思いが、真っ直ぐに伝わってくるように感じます。
「どうせ目的地は決めている」と言い切るスンウォン氏が、しみじみかっこいいです。
もし自分がこの言葉を言うとしたら、あれこれ藻搔いてやっと見つけ出したか作り出したかした、自分の「真理 のようなもの」に対する確信と、それを自分で実現する覚悟と自信を持ったときに言えるのかなぁと思います。
穏やかな余裕を滲ませたスンウォン氏の言葉は、自分の行く道に対して肚を括った大人の、自信と覚悟なんだと思いました。

ああ、やっぱり素敵ですね。その肚の括り方、大好きです。管理人様、良いものを読ませていただきました。ありがとうございますm(_ _)m。

2017/10/24 (Tue) 23:12

くむちょん  

管理人様、おはようございます。

あの低い声で、時々『あー…』と考える間を持ちながら話すスンウォン氏が脳裏に浮かびました。
ファンミーティングの冒頭、ステージの中央に座り
、死神と会話をしていたあの、スンウォン氏。

いろんなものを噛み砕いて飲み込んできた人の言葉だな、と言うのが私の印象です。
柔らかく甘い物もあれば硬くて歯が立たないような物。パクチーのように本当は嫌いな物もあったかも知れない。
だけど口に入ってしまったものはとにかく噛む。噛んで噛んでガッシガシに噛み砕いて涙目になりながら、吐きそうになりながら、それでも飲み込む。
そうやって今のスンウォン氏は出来上がったのかも知れないな、と。

シンプルでわかりやすい言葉が並んでいたスンウォン氏のこの記事が、昔よく読んでいた『ベルサイユのばら』の1シーンを思い出させました。

娘のアントワネットが母であるオーストリア女王に送った1枚の肖像画。
大きな羽飾りのついた帽子を被り今で言う、盛りまくった髪。きらびやかなドレス。
『飾りなどない方が、本当は美しいことになぜ娘は気づかないのか…』と言うような母の嘆き。
比較するように描かれたコマのアントワネットは髪飾りも帽子もなくすっきりとまとめた髪に黒のあっさりとしたドレス姿。
確かにこの方が、威厳や落ち着きがあって素敵だなぁと、子供ながらに感じたことを、ふと、思い出しました。

管理人様、台風が過ぎまた少し冬が近づいて来ました。お体にどうかお気をつけて下さい。
素敵なインタビュー記事の翻訳、ありがとうございました。

2017/10/25 (Wed) 06:38

管理人  


Like a child dreaming a sweet dreamさん、コメントをありがとうございます。

鉈(なた)のような言葉。スンウォン氏のインタビューはおっしゃる通り、芯の通った言葉で、飾らない等身大の姿を語り、役を演じるスンウォン氏とはまた違った実直な印象を受けます。40代後半にさしかかった今、自身の人生に起こることをあるがままに受け入れるという姿勢が、若い頃のインタビューとは変化しているように思います。

役柄から受ける印象や、ウィットに富んだスンウォン氏のお茶目な部分、そしてオーラが漂うあの「チャ・スンウォン」からは、スポットライトを浴びる華やかなイメージしか浮かびませんが、実は沈思黙考タイプで、静かに情熱を燃やす人なのかもしれません。

「どうせ目的地は決めている」というスンウォン氏が、だんだんと目的地に近づいていく様子を、沿道から応援し続けたい、と思いました。行きついたところが目的地、というような私からは、真っすぐに目的地を見据えるスンウォン氏が本当にかっこよく、崇高に思えます。俳優として楽しませてもらうほかに、目的地へのアプローチを教えてくれる先導者のような、そんな存在でもあります。

スンウォン氏の答えをうまく引き出す良いインタビューだっただけに、正しく翻訳できたか心配になりますが、楽しんでいただけたようでホッとしています。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/10/25 (Wed) 22:47

管理人  


くむちょんさん、コメントをありがとうございます。

スンウォン氏が「あー…」と言いながらインタビューに答えている声を想像したら、モノクロのインタビュー記事がフルカラーになったように奥行きを感じました。きっと記者の質問に、考えながら、正直に丁寧に答えたのでしょうね。

俳優ならばもう少し体裁の良い、リップサービスも含んだ派手な回答でも良さそうなものを…と思ったのですが、羽根飾りの帽子もきらびやかなドレスもない、まとめ髪にあっさりしたドレスのような回答でした。

飾らなくても、スンウォン氏の良さがにじみ出るようなインタビューを読んで、ありのままの姿をさらけ出せるということはまた、それだけしっかりとした「自分」というのを持っている証拠だと思いました。

飾らずに身一つで登場したとしても、魅力がにじみ出るスンウォン氏は、やはりただ者ではないのだと思います。飾りなどなくても美しくある、というのは、何もない人が飾り立てることよりもはるかに難しいことなのだと気がつきました。実直なインタビュー、本当に素敵でした。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/10/25 (Wed) 22:48

みらい  

 一流ブランドの服や腕時計、アクセサリーを身に付けてもそれに負けないくらいの自信、そんなものをスンウォン氏の写真を見て感じます。着実に誠実に自分に向き合い、周りの人達に接してきた日々があるからこその自信、揺るぎないものがあるのは、彼が実際に作品を残してきているから。
 この年代の男性のアクセサリーが素敵に見えるのは、すごい。指輪になってスンウォン氏に摘まみとられてその指にそっとからみつきたい。

2017/10/28 (Sat) 13:54

管理人  


みらいさん、コメントをありがとうございます。

着ている服、身に付けているアクセサリーにも負けない、というのは確かにスンウォン氏が積み上げてきた、かけがえのない俳優・モデルとしての実績と自信があってこそなのでしょうね。

世の中、ブランド品を手に入れることはできても、それを着こなせる、韓国の記事風に言うと「消化できる」人は案外少ないのかもしれません。

ひんやりとした金属になっても、スンウォン氏の指に寄り添えば、温かい体温と脈拍まで聞こえてきそうです。冬っぽくていいなぁ♡

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。

2017/10/28 (Sat) 16:07

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