[web記事]韓国映画興行ダブルで?ソン・ガンホ vs チャ・スンウォン「秋夕(チュソク)映画館」対決


チャスンウォン 차승원 古山子大東輿地図


秋夕(チュソク)らしく、映画館も豊かである。秋夕連休の映画館から映画「密偵」と「古山子、大東輿地図」が観客を探している。祝日を一週間後に控え、7日に公開されたこれらの映画は早くから観客の視線を先取りして、連休中に、興行の主導権を握るための競争を開始した。連休は映画館に観客が集中的に集まる「ヤマ場」として知られている。特に家族連れの観客が大挙して映画館を訪れる時期でもある。

引くに引けない勝負を控えた映画の主人公は、観客と長い間信頼を深めてきた俳優のソン・ガンホ(49)と、チャ・スンウォン(46)である。これまで出演した大多数の映画で興行に成功したソン・ガンホ、最近テレビ番組への出演で知名度を高めたチャ・スンウォンは、それぞれ違う個性と競争力で観客を迎える準備を終えた。秋夕を控え、2人の俳優に順に会って、各自映画をどのように完成したのか、またその作品を通じてどんなメッセージを観客に伝えようとしているのか聞いた。

<「密偵」の部分、中略>

#「古山子」チャ・スンウォン…初の実在の人物完成

チャ・スンウォンは最近、最高の全盛期である。もう2年も続く人気である。ドラマや映画で築いてきた知名度があるが、今、大衆が持つ関心を触発させた原動力はケーブルチャンネルtvNのバラエティー番組「三食ごはん」で見せる姿の影響が絶対的である。

チャ・スンウォンはまるで料理の「神」と呼ばなければならないような万能者として活躍し、再び全盛期を迎えている。このような影響力をスクリーンにも移していくための準備も終えた。「古山子」は彼が演技を始めて、初めて消化した実在の人物という事実から好奇心を刺激する。もちろん、それだけ負担も責任も大きい状態から始めた作業だが、チャ・スンウォンは「正直に描こうと思った」と振り返った。

「古山子」は、朝鮮後期の地理学者であり、実学者であるキム・ジョンホの人生を描いた映画である。ただ大東輿地図を完成した人物として記憶されているキム・ジョンホは、実際に当時、どのような生活を送ったのか、なぜ地図に注目したのかなど、具体的な内容が記録に残っていない。映画を撮影する前に、一つの大きな宿題がチャ・スンウォンの前に置かれたわけである。

チャ・スンウォンは演出者であるカン・ウソク監督から出演のオファーを受けて3週間、いかなる答えも出すことができなかったとした。内心「しなければならない」という決心はついたが、実在の人物が持つ象徴性にどのようにアプローチするべきか意欲がわかなかったせいである。

「自分自身で考えないようにした。映画にはキム・ジョンホのほかにもさまざまな人物が出て、彼らが一緒に話を完成する。私が大きな十字架を背負うと思わなかった。キム・ジョンホをどう描くべきか悩んだが、いったん撮影を開始した後は全面的に監督に任せた。もちろん、いくつかの部分ではアイディアを提案したりした。そんな風にお互いに合わせながら、一つずつ完成することができた。」

「古山子」が映画として持つ美徳は、未知のキム・ジョンホの人生を「復元」することばかりではない。白頭山天池(ペクトゥサン ティエンチ)から済州島や馬羅島(マラド)に至るまで、キム・ジョンホが歩んだであろう旅程によって、国土の象徴をもれなくスクリーンに盛り込んだ。

チャ・スンウォンは映画の初めての撮影日からすぐ、白頭山天地に上がらなければならなかったし、真冬の氷が張った深い北漢江(プクハンガン)を一人で歩かなければならなかった。大東輿地図を完成するまで、キム・ジョンホが歩いたような足跡をチャ・スンウォンがそのまま従った。1年の時間を完全に「古山子」につぎ込んだ。

チャ・スンウォンは、確固たる信念で時代を生きた一人の人物の心を完全に観客に伝えたいと言った。「今、韓国社会に必要な人の姿ではないか」と問い返した。

「演じてみると、キム・ジョンホ先生は、ある面では狂った人のようでもある。ところがどうして大東輿地図を木版で作ったかを考えれば、答えは変わってくる。その人が持つ信念が感じられる。誰でも共有できる、他人のための地図を作る為に木版を選んだのだ。」

人を先に考える、キム・ジョンホの心を一度くらいは考えてみることを、チャ・スンウォンは望んでいる。「今年1月から9月になるまで、ニュースで気持ち良いしらせに接した記憶がない。苦しい今の社会に、キム・ジョンホのように信念が強い、人のために生きる人がいたらどうかと。」

チャ・スンウォンは「古山子」の観覧等級が「全体観覧可」となったことを特に歓迎した。家族連れの観客を含めて様々な年齢層が映画を観覧できる土台が設けられたということに意味を見いだしている。

「私も子どもの頃、時代劇を見ながら、実在の人物を演じた俳優をその人物そのままだと受け入れた経験がある。その残像は今でも続いている。全体観覧可であるため、大人や子供もキム・ジョンホに会うことができる。私がそうだったように、映画を見て、キム・ジョンホの残像が観客に残ることを望んでいる。」

出演する作品の数が増え、自然と経験が多くなり、年齢を重ねたチャ・スンウォンは「年のせいか、最近は少しずつ変化する私を感じる」とした。最も変わった点は「徹底した時間の約束」である。過去と違って、「撮影現場にも早く行こうとして、時間を徹底的に守ろうとする。なるべく早い時間に起きて一日を早く開始しようともする」と話した。

「ある人はそんな私に、年をとって朝寝坊しないからだと言う。まだその程度ではない。今私は、前に進むよりこれまでやってきた道を振り返ることがより重要な時期だ。」

(日曜新聞の記事を翻訳しました)


*この記事は日曜新聞のニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。

------------管理人のつぶやき------------

同じ9月7日に封切された、映画「密偵」と、スンウォン氏主演の「古山子、大東輿地図」を両方取り上げた記事です。(「密偵」の部分は割愛しました。あしからず)

実在の人物を演じる大変さは、スンウォン氏がいろいろなインタビューでも答えています。ドラマや映画で見た配役の印象が、そのままずっと続くという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。古山子の役を演じていくうえで、メリットやデメリットを考え、役作りの難しさがあったようです。

興味深いのは、スンウォン氏が自らの「変化」を語っているところです。時間をより一層大切に使うようになったことを、ご本人は「変化」と表現していますが、早く起きて一日を早く開始するというのは、「与えられた時間を使い切りたい」と常々語っているスンウォン氏の信念を、さらに充実させることにもつなりそうですね。

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