「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2003.10.9)演技論 - チャ・スンウォン!(非公式ファンサイト)

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「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ(2003.10.9)演技論


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップ、今日は14年前の記事をご紹介します。特に作品に関連したインタビューではないのですが、スンウォン氏の演技論が熱く語られています。

当時33歳の、演技に燃えるスンウォン氏のインタビューをお楽しみください。


「チャ・スンウォン!」あの日にタイムスリップチャスンウォン

[web記事]チャ・スンウォン「ロバート・デ・ニーロ」を夢見る (2003.10.9の記事)



現実では大ざっぱでマッチョな男、チャ・スンウォン、しかし、演技に関しては大ざっぱではない

かなり遠い昔、モデルとして人気の絶頂を享受した彼が、あるトークショーに出てぶらぶらと司会者の話を手伝うのを何度か見たことがある。

不便に見えるくらいに長い脚よりも印象的だったのは、彼の洗練されて機転の利く話しぶりだった。才能のある芸能人が一人増えたようだった。

数年後、映画に出演するという話を聞いた時には、ただ映画をスターの関門と思う芸能人としてのみ考えた。ところが、「リベラ・メ」での彼の姿はあまりにも真剣で、半分くらい横になってビデオを見ていた私は知らないうちに姿勢を正して起き上がった。

そして、考えた。「あの人は本当に俳優をするようだ。」そしてわずか2年余りののち、もう彼は誰が何と言っても韓国の男性俳優の最高の座を争う役者になった。

チャスンウォン 차승원


「力が抜けた」演技ができる秘訣

直接会ってみた彼の容姿は、思ったよりもはるかに完璧だった。先入観かもしれないが、私は完璧なルックスを持った俳優の中で、それを「殺す」演技をこなす俳優をあまり見てこなかった。そしてそのような事実にかなり慰めを受けながら暮していた。

ところがチャ・スンウォン、この男はこのような容貌に経歴10年も立たないうちにもう「力の抜けた」演技をするなんて…。

言葉では優雅に「ファンです」と言ったが、心の中では嫉妬心がサッと押し寄せるのを感じた。さらに、20歳で親となって家長になった人らしく、年齢よりもはるかに大人びて、先輩風の話を聞くのが照れ臭かった。

自分のネットのファンカフェではおばさんのようにおしゃべりする姿を見せたりもしたが、イラクを侵攻したブッシュについては「力を持っている傲慢で狡猾な指導者には、歴史の厳しい審判が下されなければならない」とはっきりと話す。


男性俳優は演技だけ上手であれば浮かび上がるが、女優はなぜ依然として外見が重要視されるのかと聞いたら、男性たちは「終わり」を見るという覚悟で演技をするが、女性たちは、自らを消耗性の対象に考えて真剣に悩まないようだと。構造的矛盾で原因を探すよりは、若い女優たちを分別の無い少女たちだと考えているようだった。(まあ正直ある程度は事実だが)

いつの間にか思春期を迎えた息子とは会話の方法を知らず、息子が自分のことを好きかよく分からないとし、妻は典型的な「妻」であり、そんな妻の姿が良いという。洗練されたマッチョだ。


しかし、現実的にはとても合理的であり、妻との間に格別会話はなくてもすでに大きな信頼の川が流れて、ゲーム中毒に陥った息子を理解することはできないが、自由を与えるとしている。

言葉だけでツヤツヤするようなフェミニズムを叫びながら、実践では何一つできない分別のない男たちより、分別のついたマッチョがかえってよいと思うのは私も年をとったということなのだろうか?

チャスンウォン 차승원


力の抜けた演技ができる秘訣(?)を尋ねた。現実と映画は違わないということを知っていて、自分はただ現実を生きる生活者という事実を、演技する時も忘れないからであるということのようだ。

そして180度変身すると豪語する俳優たちを信頼できない理由は、自分にないものをこなすのは偽物だからだと力を込めて話している。その通りだ。

いつかもした話だが、多重人格者でなければ、いくら天才役者でも「変身」は不可能だ。ただ直接的であれ間接的であれ、俳優が演技をするのはあくまで「その中に」すでにあるものを選び出すというだけなのだ。彼らが言う変身とは、「演技」ではなく、ただイメージの変身を言うだけだ。


ところが、このような素晴らしい演技哲学を、モデル出身で専門的に演技の勉強をしたことがない彼がどのように体得できたのだろうか。

インタビューを終えて下した結論。頭がいい人だという点と、ソル・キョング、ソン・ジルのような俳優たちが親しい知人という幸運もあったが、何よりも演技に対して恐ろしく貪欲な人のようだった。

ロバート・デ・ニーロのような俳優になりたくて、その人は世界中で100年に一人出るか出ないかの天才俳優だから、その人を基準にしてはストレスだけを受けるので、基準を別のところに置くというのは嫌だという。

そして、彼はそれがいつになったとしても「最高」という声をぜひ聞いてみたいと言い、もはや言うことはなかった。しかし、その欲が憎いとか、荒唐無稽に聞こえないのは、それが単なる名誉欲ではなく、演技の味を知り始めた俳優、演技に対してずっと悔しがっている俳優が表現できる最も美しい欲だったからだ。


「話になるシナリオ」のみ受ける

俳優に一番大切なことはシナリオ選択だと言った。彼が考える「良い」シナリオとは、大ヒットする物ではなく「話」になるシナリオ。

しばらく前にいくつかの作品が入ってきたが、「話」にならなかったとか。それで多くの人たちが引き止めるのを振り切って断り、その作品は人々の予想通り、大当たりした。しかし、少しも後悔していないという。そしてそんな「話」にならないシナリオで演技をして人気を得ても一つもうらやましくないという言葉も付け加えた。


一番怖いのは何かと聞いた。まさにそんな自分の心が時間が経つにつれて薄れるのではないかと思うことだそうだ。そして一番悩んでいるのは「どうすれば演技がもっとうまくできるか、どうすれば私の身体を私が思ったように動かせるのか、そして、どうしたら私が経験した限度内で最大限のものを選び出すことができるだろうか」ということだそうだ。

彼が知らないのに私だけが知っている演技の秘法の本があれば、買ってあげたいという気がするほど、この話をする彼の目つきはあまりにも切実だった。しかしそんな本はない。あるとしても彼はすでにその本は必要ないように見えた。ただし、もう少し時間が経たなければならないだろう。


インタビューコーナーを紹介するために持ってきた「ハンギョレ21」の表紙には、雨に濡れたキム・ジョンイルの写真を見て泣く、北朝鮮の女子大生応援団の姿が載っていた。それを見ていて、首を横に振りながら、北朝鮮の人の情緒を到底理解できない、統一はもう一度考えてみなければならないのではないのか、少なくとも我々の世代の時にはできないようだと言う。

実生活では大ざっぱで保守的で、大ざっぱにマッチョなこの男。特に演技だけは大ざっぱではなかった。一度も楽しみながら演技をしたことがないと言う。意外だった。ただ自分に与えられた「ミッション」を一つ一つ解決していくこと、そうしながら自身を急き立てるのを楽しんだだけで、楽しみながら演技をするという世界が甘くはないということをよく知っていると強調した。


私が、彼がロバート・デ・ニーロのような俳優になるにはもっと時間が必要だと思ったのはこのような理由だった。楽しみながら演技をする世界は甘くはないのは事実だが、それでもこの世の中に「タンタラ(芸能人を見下した言い方)」で来た我々が、演技を与えられた「ミッション」としてではなく、楽しみながらしなければならないのは、演出家イ・ユンテクが書いた本のタイトルのように、「私たちにはもう一つの政府がある」からだ。

そして大俳優になるのは時間の問題である彼の成長を見守るのは、嫉妬が発生したとしても本当に幸せなことにのようだ。

(ハンギョレの記事を翻訳しました)

※管理人が適宜改行を入れました。

*この記事はハンギョレのニュース記事を管理人が翻訳しました。チャ・スンウォン氏の非公式ファンサイトとして、日本のファンへの情報共有を目的に無断翻訳しております。著作権者、利害関係者からの削除要請の意思表示を受けた場合、速やかに誠意をもって応じたいと思いますのでご一報ください。



------------管理人のつぶやき------------

インタビュー記事の出た2003年の10月というと、映画「ぼくらの落第先生(先生キム・ボンドゥ)」の公開を終え、ドラマ「ボディーガード」の放送が終わった頃です。

スンウォン氏33歳。演技への思いがひしひしと伝わってくるこのインタビューは、若さとか、まだ少し残る青さとか、そんなものが伝わってくるようでもありました。

ハンギョレの記事には、こんな感じのロングインタビューが時々あって、質問内容も演技から政治の話題まで、幅広い内容となっています。このインタビュー記事でも珍しく私生活のことを少し語っていますね。

スンウォン氏の話術や頭の良さについて、そして熱血演技オタク(?)ぶりについては、若い頃からあちこちのメディアで取り上げられています。話術については、スンウォン氏独特のユーモアや切り返しで、多くの人を魅了しているようです。

言葉の壁のある私たちにとって、このスンウォン氏の「話術」というものを、本当に理解して楽しむことができないのが残念ですが、インタビュー番組などを見ていると、相手がニヤッとしてしまうような返答をしたり、ナイスなツッコミを入れたり、シレッっとした顔でボケてみたりするスンウォン氏がいます。言葉が分からなくてもスンウォン氏の話術には「何かある」と感じます。

意外にも保守的だというスンウォン氏の一面や、はっきりと自分の意見を言うスンウォン氏、デ・ニーロのような俳優になりたいと思っているスンウォン氏…。翻訳が完ぺきではないものの、インタビュー記事を読むたびに、少しずつパズルのピースが埋まっていき、チャ・スンウォンという俳優への理解が深まっていくような気がします。

それにしても、多くの人の制止を振り切って断り、その後ヒットした作品って何だったんでしょうねぇ…。とても気になります。今更ですが(笑)

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8 Comments

sweetpixy さんのコメント...
管理人様。

おはようございます。

今日も30度には届かない天気ですね。

若いスンウォン氏に見惚れてしまいました。
ボディーガードの放送が終わった頃なのですね。
それから数年後にボディーガードのDVDをレンタルして見た時の衝撃。
オープニングのシーンでブルース・リーのTシャツを着て現れたスンウォン氏。
うわーって思い、誰この素敵な人は?って心がときめいたのを鮮明に覚えています。
そこからチャ・スンウォン氏という名前でDVDを検索&レンタルしだして。
シティーホール見た時点で、私の心はスンウォン氏に持っていかれました。

話になるシナリオのみ受ける。
深いなって思います。どんなに大ヒットしようが話にならないシナリオで演技して人気がでても
羨ましくないという言葉。潔いですよね。
素敵です、スンウォン氏。いいえ、素敵過ぎます。
これからも一生ついていきます。ついていかせてください。

なんかスンウォン氏の演技論を読んで、ますますスンウォン氏のこと好きになったっていうか、
スンウォン氏の演技への思いに惚れました。

今日は金曜日ですね。
仕事終わりに久しぶりにearエステに行きます。

Have a nice weekend!!!
2017.08.04 08:49
さんのコメント...
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.08.04 15:07
みらい さんのコメント...
 キム・ボンドゥ先生、なぜか、心に残っています。どうしようもない先生なのに、かっこいいわけでもないのに。シティ・ホールやアテナのスンウォン氏とは対極にあるようなボンドゥ先生を見事に演じてしまうところに、演技者としての志の高さが垣間見えます。
 あぁ、それにしても腰タオル、今治タオルを見ても腰タオルを連想してしまいます。
2017.08.04 23:09
管理人 さんのコメント...

sweetpixyさん、コメントをありがとうございます。

スンウォン氏は、今より少しふっくらとしているものの、手振りを交えて話している様子がしっかりと写っていて、ああ、やっぱりスンウォン氏だわー♡とホッとするような気持ちになりました。

「ボディーガード」のスンウォン氏を見て心がときめいたとは、なかなか肝の座ったファンとお見受けしました(笑)私はアテナとシティーホールを見た後に、ボディーガードを見たので、ギョンタクの立派な眉毛を見て、驚きのあまり固まってしまった記憶があります。

「ま、ま、眉がっ!!(太いっ)」と仰天した割にはその後も無事にファンを続けているので、駆け出しのファンであった私にも、スンウォン氏の真剣に演技に取り組む姿勢が伝わり、しっかりと心をつかんだのだと思います。

シナリオ重視で作品を選ぶのは、この頃から変わらないのですね。見送った作品がヒットしても羨ましくない、と言い切ったスンウォン氏は本当に潔くて、演技に対するあふれる思いとパワーを感じました。

33歳のスンウォン氏をリアルタイムで見ることはできませんでしたが、過去の記事を通して少しずつ過去のスンウォン氏に恋していくのもファンならではの楽しみです。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。
2017.08.05 07:46
管理人 さんのコメント...

「お芝居をすること、よりよくあることを貪欲に求めるスンウォン氏のインタビュー記事を読むたびに、この願いをどうぞ叶えてくださいと祈りたくなります」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

この記事は翻訳に苦労したこともあり、部分的に私自身の理解度が低いところがありました。コメントを読んで、あぁそういうことなんだ、と改めて理解が深まったような気がします。スンウォン氏の情熱に負けない、ファンの情熱を感じる文章で、興味深く何度も読みました。

「この記事を書いた記者さんは、スンウォン氏と同年代の女性だったのでしょうか?」とありましたが、大正解です。オ・ジヘさんというスンウォン氏より2歳上の女優さんがインタビュアーを務めるコーナーの記事でした。同業者の目線から書かれた記事なのだ、と思ってもう一度読み直すと、また面白いものがあります。

それにしても、情熱的なスンウォン氏のインタビューは、信念をはばかることなく表現し、演技の道を切り拓いて行こうとする勢いに溢れていました。若さってこういうことなんだろうなぁ、と私が見逃した33歳のスンウォン氏を、時間を巻き戻して見ているような気持ちになりました。

「一般人から見ると、芸能人は総じて消耗品、娯楽のアイテムだと思われます。「若くて美しい」を特性とする芸能人(男性でも女性でも)は特に。」というコメントを読んで、男優と女優の違いを消耗性という言葉を使って表現した部分のモヤモヤが晴れるように思いました。

女優さんたちももちろん、真剣に悩み、考えている人が多いと思うのですが、確かに「芸能人」というのは男女を問わず消耗品的なところが多分にあるように思います。演技を突き詰めていくことで、「若くて美しい消耗品」を超える「俳優」に進化していけるのかもしれません。

自分の信念に従い、シナリオを吟味し、多くの作品の中から選ばれたものがスンウォン氏のフィルモグラフィーに加わっていきます。ファンと俳優の関係が「出会い」なら、俳優と作品との関係もまた「出会い」なのだと思います。

おっしゃるように、スンウォン氏が「消費されず、消耗されず」に信念を貫き、俳優として持てる力を発揮できる作品に出会ってほしいと思っています。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。
2017.08.05 07:50
管理人 さんのコメント...

みらいさん、コメントをありがとうございます。

確かに、ボンドゥ先生はいいところなしの堕落教師でしたが、突然田舎に左遷されて、そこで暮らしていくうちに変わっていく様子をスンウォン氏がリアルに演じていました。

どの作品を見ても「こういう人、いるよねー」と思える役作りで、その役が身近に感じられて、スンウォン氏の演技には説得力のようなものが感じられます。

…とは言ったものの、アテナとか「腰タオル」の役は「こういう人、いるよねー」からはちょっと離れていたかもしれません。抜群のプロポーションで両腕を広げ、腰タオルでサウナに入っている、あのシーンは、そうそうお目にかかれるものではありません。

今治タオルを見ても腰タオルを連想するとは、なかなか重症ですね(笑)家中のタオルをめくっては、腰タオルをめくる妄想をしてみると…♡ああ、私たち本当に重症かもしれません。

いつもご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。
2017.08.05 07:52
さんのコメント...
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.08.05 19:39
管理人 さんのコメント...

「『腰タオルをめくる妄想…』同じ事を考える人がいたんだぁ~とついニターッ…」とコメントをくださった方、ありがとうございます。

「腰タオル」と表現したシーンは、おっしゃる通り、「ハイヒール」冒頭のサウナのシーンです。タオルをめくる妄想をした方がここにもいらっしゃったようで、私もついニターッ(笑)

「落第先生」の歓迎会での酔っ払いお下品シーンで、「居る居るこんな酔っ払い」と思われたとか。やはりそうですよね。こんな人いるなぁ、という現実味あふれる人物を演じることが、スンウォン氏が常に心がけていることの1つなのかもしれません。

「みらいさんのコメント、今日も楽しい」とのコメント、私も大いに楽しませてもらっています。スンウォン氏の話題がないこの時期、ファンがファンに救われたような思いです。

ご訪問ありがとうございます。またいらしてくださいね。
2017.08.06 00:11

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